発達教育学部 発達支援教育学科 金子 功一(講師) MyPage

児童教育相談の基礎
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シラバス基本情報
授業科目名 児童教育相談の基礎
科目ナンバリング EET220
開講年度 2018年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 金子 功一
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A1086001 前期 木5
教室
講義室15
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-3 道徳、教育相談等(小)
授業のキーワード 教育相談,子ども理解,カウンセリングマインド,事例研究,今日的な問題行動
学生の到達目標 1 幼稚園・小学校における教育相談の体制を理解し,子どもの発達的特徴や問題行動,及びその対応について学ぶ。
2 教育相談の意義や諸理論について理解する。カウンセリングマインドをはじめとする面接の態度・技法を学ぶ。
3 今日的な問題行動(不登校・いじめ・発達障碍など)と相談的な対応について学び,関連機関との連携のあり方を理解する。
授業の内容
第1回 幼稚園・小学校における教育相談の体制について(目標1)
第2回 不適応行動の諸相とその原因について(1): 幼児期の発達的特徴と問題行動(目標1)
第3回 不適応行動の諸相とその原因について(2): 児童期の発達的特徴と問題行動(目標1)
第4回 カウンセリングマインドと実際の相談(目標2)
第5回 教育相談の基本的な態度と技法(1): 言語的技法(目標2)
第6回 教育相談の基本的な態度と技法(2): 非言語的技法(目標2)
第7回 構成的グループエンカウンターの理論と体験(目標2)
第8回 カウンセリング・ロールプレイ(目標2)
第9回 学校場面で生じやすい問題行動とその対応(1): 不登校(不登園)(目標3)
第10回 学校場面で生じやすい問題行動とその対応(2): いじめ(目標3)
第11回 学校場面で生じやすい問題行動とその対応(3): 神経症・心身症(目標3)
第12回 学校場面で生じやすい問題行動とその対応(4): 無気力・非行(目標3)
第13回 発達障碍への理解と対応(LD・ADHDなど)(目標3)
第14回 校内体制のあり方と専門機関との連携(目標3)
第15回 まとめ 授業の振り返りと児童教育相談の基礎における重要事項の確認(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回:シラバスをよく読み,ポリシーとの関連,授業のキーワード,学生の到達目標,授業内容,成績評価等についてよく理解しておくこと
第2回:不適応行動の諸相とその原因(幼児期の発達的特徴と問題行動生徒指導の歴史)について調べておくこと
第3回:不適応行動の諸相とその原因(児童期の発達的特徴と問題行動)について調べておくこと
第4回:カウンセリングマインドについて調べておくこと
第5回:教育相談の基本的な態度と技法(言語的技法)について調べておくこと
第6回:教育相談の基本的な態度と技法(非言語的技法)について調べておくこと
第7回:構成的グループエンカウンターの理論について調べておくこと
第8回:カウンセリング・ロールプレイについて調べておくこと
第9回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(不登校(不登園))について調べておくこと
第10回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(いじめ)について調べておくこと
第11回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(神経症・心身症)について調べておくこと
第12回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(無気力・非行)について調べておくこと
第13回:発達障碍への理解と対応(LD・ADHDなど)について調べておくこと
第14回:校内体制のあり方と専門機関との連携について調べておくこと
第15回:第1回から第14回のポイント及び考察を再度読んでおくこと
上記の予習内容については,授業における質疑応答により理解状況を確認し,授業を進める
復習 第1回:この科目の受講によって理解を深めたい事項をまとめておくこと
第2回:不適応行動の諸相とその原因(幼児期の発達的特徴と問題行動生徒指導の歴史)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第3回:不適応行動の諸相とその原因(児童期の発達的特徴と問題行動)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第4回:カウンセリングマインドについてポイント及び考察をまとめておくこと
第5回:カウンセリング・ロールプレイについてポイント及び考察をまとめておくこと
第6回:教育相談の基本的な態度と技法(非言語的技法)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第7回:構成的グループエンカウンターの理論と体験についてポイント及び考察をまとめておくこと
第8回:カウンセリング・ロールプレイについてポイント及び考察をまとめておくこと
第9回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(不登校(不登園))についてポイント及び考察をまとめておくこと
第10回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(いじめ)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第11回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(神経症・心身症)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第12回:学校場面で生じやすい問題行動とその対応(無気力・非行)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第13回:発達障碍への理解と対応(LD・ADHDなど)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第14回:校内体制のあり方と専門機関との連携についてポイント及び考察をまとめておくこと
第15回:第1回から第14回に扱った内容で,重要と考える点をまとめておくこと
上記の予習内容については,授業における質疑応答により理解状況を確認し,授業を進める
展開 第1回から第15回で扱った内容に関して,テキストに記載されている事項や講義における説明で関心をもった事項について,図書館等で資料を調べ,重要と考える点をまとめておくこと
成績評価
評価の基準 1 幼稚園・小学校における教育相談の体制を理解し,子どもの発達的特徴や問題行動,及びその対応について学ぶ。
2 教育相談の意義や諸理論について理解する。カウンセリングマインドをはじめとする面接の態度・技法を学ぶ。
3 今日的な問題行動(不登校・いじめ・発達障碍など)と相談的な対応について学び,関連機関との連携のあり方について理解し,自分の考えを的確に表現できること。
評価の方法 授業態度 20%,レポート課題 30%,試験 50%により総合的に評価する。
平常点には,発表・討論・グループ活動が含まれる。
教科書
書籍名 教育相談とカウンセリング: 子どもの発達理解を基盤として
著者名 金子智栄子(編著)
出版社 樹村房
価格 1,900円+税
ISBN・ISSN ISBN: 978-4-88367-296-7
推薦図書
書籍名 エンカウンターで学級が変わる 小学校編1
著者名 監修 國分康孝
出版社 図書文化
価格 2,233円+税
ISBN・ISSN 4-8100-6271-7
書籍名 エンカウンターで学級が変わる 小学校編 2
著者名 監修 國分康孝
出版社 図書文化
価格 2,500円+税
ISBN・ISSN 4-8100-7281-5
書籍名 ピアヘルパーハンドブック
著者名 日本教育カウンセラー協会編
出版社 図書文化
価格 1,500円+税
ISBN・ISSN ISBN: 978-4-8100-1343-6
参考URL
備考 オフィスアワー:木曜日2時限 研究室9
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