授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 福祉や教育の従事者として必要な,福祉や教育の基本理念と専門的知識 3 児童障害福祉に関する専門的技能と心豊かな人間性に裏打ちされた優れた実践力 |
カリキュラムポリシー |
2-13 前項以外の障害の領域に関する科目 |
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授業のキーワード |
言語発達,構音障害,吃音,コミュニケーション |
学生の到達目標 |
1.構音障害,吃音,言語発達の遅れ等に関する基礎的事項を学ぶ。
2.子どもの言語障害に関する指導やコミュニケーションの支援等について,事例を通して学ぶ。
3.学校における言語障害教育への指導に関する制度等について学ぶ。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション及び言語やコミュニケ―ションの発達の基礎について学習する。(目標1) |
第2回 |
言語発達の遅れ,言語性学習障害等に関するアセスメント,指導(AACを含む)について学習する。(目標2) |
第3回 |
構音障害の基礎について学習する。(目標1) |
第4回 |
構音障害に関するアセスメント,指導について学習する。(目標2) |
第5回 |
吃音の基礎について学習する。(目標1) |
第6回 |
吃音に関するアセスメント,指導について学習する。(目標2) |
第7回 |
発達障害のある子どものコミュニケーションの支援について学習する(目標2) |
第8回 |
言語障害教育の歴史や指導の場,通常の学級における理解教育,現状と課題などについて概観する。(目標3) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
第1回 子どもとのコミュニケーションやその支援について,自らの体験を通した課題意識をもち,それを整理して表現できるようにしておくこと。
第2回~第8回 それぞれのテーマに即して,関連する資料等に目を通しておく。 |
復習 |
第1回~第8回 毎回の授業の内容を振り返り,ポイントを整理しておくこと。 |
展開 |
関心をもった領域について,さらに知識を得たり,その後の体験の中で,自らと子どもとの関係を見つめながら,さらに考察を深めていく。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
子どもに日常的に関わる専門職として,
1.構音障害,吃音,言語発達の遅れ等に関する基礎的事項の定着度。
2.子どもの言語障害に関する指導方法や内容,事例の見方,考え方についての理解度。
3.学校における言語障害教育への指導に関する制度等についての理解度,定着度。 |
評価の方法 |
1.毎回のワークシート等の提出50%
2.期末テスト50%。ただし,この比率は,授業への参加態度を加味することも含め,最終的に若干の変更を行う場合がある。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する
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推薦図書 |
書籍名 |
子どもがどもっていると感じたら |
著者名 |
廣嶌 忍・堀 彰人 編 |
出版社 |
大月書店他 |
価格 |
1,500円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-272-40322-6 |
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参考URL |
http://nangen.jp
http://forum.nise.go.jp/kotoba/htdocs/
http://zengenren.org/
http://kituonkenkyu.org/
http://www.kitsuon-portal.jp/ |
備考 |
推薦図書は随時紹介する。
第3・4回には,実技を中心に行うため,手鏡,ストロー,紙コップ,はさみ,ティッシュを各自用意する。 |