保健医療学部 理学療法学科 三浦 達浩(准教授) MyPage

臨床運動学
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シラバス基本情報
授業科目名 臨床運動学
科目ナンバリング HCM201
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法基礎科目
科目責任者 三浦 達浩
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A2007001 前期 水1
教室
運動療法室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 3 知識・技能・実践力
カリキュラムポリシー 3 知識・技能・実践力
授業のキーワード 力学、生体力学、疾患・障害、姿勢・動作
学生の到達目標 1.運動力学・生体力学の基礎知識を動作の解釈に利用できる。
2.主要な正常動作の生体力学的メカニズムを説明できる。
3.疾患特有の姿勢・動作と病態・障害像との関係を説明できる。
授業の内容
第1回 姿勢・動作を理解するための運動力学(目標1)
第2回 運動力学の基礎(1):姿勢の生体力学(目標1)
第3回 運動力学の基礎(2):動作の生体力学(目標1)
第4回 姿勢と保持(目標2)
第5回 姿勢動作分析総論:目的、意義、評価方法、記述方法(目標1,2,3)
第6回 正常動作(1):起き上がり動作(目標1,2)
第7回 正常動作(2):寝返り動作、床からの立ち上がり動作(目標1,2)
第8回 正常動作(3):椅子からの立ち上がり動作(目標1,2)
第9回 正常動作(4):歩行(目標1,2)
第10回 脳血管障害後片麻痺の姿勢・動作の特徴(目標1,3)
第11回 脳血管障害後片麻痺の姿勢・動作の分析(目標1,3)
第12回 変形性股関節症・膝関節症の姿勢・動作の特徴(目標1,3)
第13回 変形性股関節症・膝関節症の姿勢・動作の分析(目標1,3)
第14回 パーキンソニズムの姿勢・動作の特徴と分析(目標1,3)
第15回 高齢者の姿勢・動作の特徴と分析(目標1,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 各授業内容に応じて,⾃然科学⼊門,運動学Ⅰ・Ⅱ,運動学実習,動作分析学での学習を確認しておくこと。また、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。

第1回 重力、自由落下、運動の法則、随意運動の神経系システム
第2回 重心、重心線、支持基底面、重心と支持基底面の関係、重力、床反力作用点、張力
第3回 てこ、モーメント、力積、運動量、力学的エネルギー
第4回 姿勢の名称、姿勢ごとの重心と支持基底面の関係、異常姿勢の特徴
第5回 正常動作と異常動作、動作の自立度
第6回 起き上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第7回 寝返り動作・床からの立ち上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第8回 椅子からの立ち上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第9回 歩行における、重心の推移と筋活動
第10回 片麻痺の病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第11回 片麻痺の動作分析(寝返り動作~歩行)
第12回 変形性股関節症・膝関節症の病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第13回 変形性股関節症・膝関節症の動作分析(寝返り動作~歩行)
第14回 パーキンソニズムの病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第15回 老化、廃用症候群、老年症候群、高齢者の運動機能・立位姿勢・動作
復習 改めて教科書を読んで、授業で学習した補足事項を書き込むことにより、授業内容を⼗分に理解し記憶すること。重要用語・項⽬は予習項⽬に記載したものである。

第1回 重力、自由落下、運動の法則、随意運動の神経系システム
第2回 重心、重心線、支持基底面、重心と支持基底面の関係、重力、床反力作用点、張力
第3回 てこ、モーメント、力積、運動量、力学的エネルギー
第4回 姿勢の名称、姿勢ごとの重心と支持基底面の関係、異常姿勢の特徴
第5回 正常動作と異常動作、動作の自立度
第6回 起き上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第7回 寝返り動作・床からの立ち上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第8回 椅子からの立ち上がり動作における、重心と支持基底面の推移と筋活動
第9回 歩行における、重心の推移と筋活動
第10回 片麻痺の病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第11回 片麻痺の動作分析(寝返り動作~歩行)
第12回 変形性股関節症・膝関節症の病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第13回 変形性股関節症・膝関節症の動作分析(寝返り動作~歩行)
第14回 パーキンソニズムの病態・障害像、寝返り動作~歩行の特徴
第15回 老化、廃用症候群、老年症候群、高齢者の運動機能・立位姿勢・動作
展開 1.基本動作以外の正常動作(ADL動作、APDL動作など)を力学で説明してみる。
2.主な中枢神経疾患、骨関節系疾患の動作障害について、姿勢動作分析を記述してみる。
成績評価
評価の基準 1.運動力学・生体力学の基礎知識を動作の解釈に利用できることを合格基準とする。
2.主要な正常動作の生体力学的メカニズムを説明できることを合格基準とする。
3.疾患特有の姿勢・動作と病態・障害像との関係を説明できることを合格基準とする。
評価の方法 期末試験を重視する。教科書に記載されている基本事項の確認のために,ほぼ毎回小テスト、またはレポートを課する。試験(80%),小テストおよびレポート(20%)とする。ただし,この比率は,最終的に若干変更する可能性がある。
教科書
書籍名 臨床運動学
著者名 小林麻衣(責任編集)
出版社 中山書店
価格 2,400 円+税
ISBN・ISSN 978-4-521-73665-5
推薦図書
書籍名 解いてなっとく 使えるバイオメカニクス
著者名 前田 哲男 著
出版社 医学書院
価格 税込3,780円
ISBN・ISSN 978-4-260-02161-6
書籍名 動作分析 臨床活用講座
著者名 石井 慎一郎
出版社 メジカルビュー社
価格 5,600 円+税
ISBN・ISSN 978-4-7583-1474-9
書籍名 基本動作の評価と治療アプローチ
著者名 武田功(監修)
出版社 メジカルビュー社
価格 6,200 円+税
ISBN・ISSN 978-4-7583-1499-2
参考URL
備考 (オフィスアワー:火曜日3時限、木曜日3時限 研究室28)
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