発達教育学部 発達支援教育学科 田所 明房(教授(学科主任)) MyPage

研究の大まかな内容
・特別支援学校における進路指導・進路支援
・特別支援学校の教育実践・授業作り・教材作成
・生活単元学習、作業学習、職業教育、キャリア教育、もの作り

本研究室で可能な主な研究テーマ例
・特別支援学校での進路指導・進路支援
・特別支援学校の教育実践(生活単元学習・作業学習・もの作り)
・授業作りと教材研究、教材作成
現在担当している授業科目
◎重複障害教育総論(前期)
◎特別支援学校教育課程・授業論(前期)
◎特別支援教育実践法(後期)
◎専門ゼミナールⅠ
◎専門ゼミナールⅡ
◎キャリア演習Ⅳ
◎特別支援学校教育実習・事前事後指導
◎インクルーシブ教育論
◎教職実践演習(後期)
田所ゼミのものづくり
田所ゼミでは、3年生を中心に、教材研究・教材作成につながるものづくり、栽培活動に取り組んでいます。共生の森での薪集めや、空き缶を利用しての「鑑賞炭づくり」、サツマイモ、トマトの栽培と収穫、芝桜植栽にも取り組んできました。





ゼミナールⅠ 教材作り
専門ゼミナールⅠ(3年生)では、教材作成で活用したいノウハウを学んでいます。最初の作品は、自分専用の椅子を制作しました。電動丸鋸での材木切断、インパクトドライバー、電動ドリルを使用しての組み立て、刷毛を使って、複数の塗料で塗装し、仕上げの磨きなどに取り組みました。オリジナリティーのある椅子が完成しました。
第2弾は、段ボール箱での教材作りに取り組みました。材料の調達、購入も手分けして行い、全員で得意分野を発揮して、アンパンマン、バイキンマンのブロックとキャタピラーが完成。
第3弾は、段ボール迷路。
それぞれ、ものづくりの醍醐味、達成感を味わうことができました。

ゼミ生からのコメント

 ゼミの授業で、段ボールを使って子どもたち楽しく遊べる遊具作りに取り組みました。もし一人で行っていたら、難しく、時間がかかったと思いますが、ゼミのメンバー五人で相談しながら一気に作り上げました。大きなパズルは実際の学校生活で、運動会や日々のゲーム等の場面で活用できると思います。一度崩したら、組み立てるのは意外と大変なので、子どもたちも一人ではなく友達と協力する楽しさを感じられる遊具にできあがりました。
(原 美優)

 段ボール遊具を作成した時、一つの物への可能性が広がり、驚きました。段ボールで作ったパズル、キャタピラー、迷路はオープンキャンパスにて公開され、高校生たちに遊んでもらい、楽しそうにしている顔に出会えて「やって良かった」と思いました。特に、迷路の作成は、夏の暑い時期で、段ボールの中に入っての組み立ては大変でしたが、同学年の友人に「楽しかった」と言ってもらえました。子どもから学生まで、年齢を超えて楽しめる遊具となったことがなによりうれしかったです。(藤川 千尋)

 私は、段ボールを使ってキャタピラを作りました。工夫したところは、段ボールのふちや繋ぎ目にガムテープを重ねて貼ったことです。そうすることで、強度が増し、段ボールのふちで怪我をすることがなくなると思います。子どもたちが安心して楽しく遊べる遊具ができたと思います。これからもいろいろな身近な物を使って、遊具を作ってみたいと思います。(淺野 純也)