植草学園 平成30年度シラバス

プロフェッショナルセミナーⅠ(3年次)
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シラバス基本情報
授業科目名 プロフェッショナルセミナーⅠ(3年次)
科目ナンバリング HCE302
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法科目
科目責任者 三浦 達浩
授業形態 演習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A2065101 木3, 4
教室
運動療法室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
3 知識・技能・実践力
カリキュラムポリシー 3 知識・技能・実践力
4 臨床実践能力評価
授業のキーワード 運動器,触察,モビライゼーション,動作,誘導
学生の到達目標 1.主要な筋の位置と形をイメージして、体表で筋の輪郭を触察できる。
2.主要な関節の関節⾯をイメージして、適切に副運動を実施できる。また、主要な神経を触察し、その神経を適切に伸張することができる。
3.健常者の基本動作を適切に評価し、動作を誘導できる。
授業の内容
第1回 筋の触察1︓肩甲帯(⽬標1)
第2回 筋の触察2︓肩関節周囲(⽬標1)
第3回 筋の触察3︓上腕前⾯(⽬標1)
第4回 筋の触察4︓上腕後⾯、上部体幹前⾯(⽬標1)
第5回 筋の触察5︓⾻盤部(⽬標1)
第6回 筋の触察6︓⼤腿部(⽬標1)
第7回 関節モビライゼーション1︓総論、下肢(⽬標2)
第8回 関節モビライゼーション2︓上肢(⽬標2)
第9回 関節モビライゼーション3︓体幹(⽬標2)
第10回 関節モビライゼーション4︓マリガンコンセプト(⽬標2)
第11回 神経系モビライゼーション1︓神経の触察(⽬標2)
第12回 神経系モビライゼーション2︓上肢、下肢、体幹(⽬標2)
第13回 動作の評価と誘導1︓寝返り、起き上がり(⽬標3)
第14回 動作の評価と誘導2︓⽴ち上がり(⽬標3)
第15回 動作の評価と誘導3︓歩⾏(⽬標3)
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 各授業内容に応じて,解剖学、運動学Ⅰ・Ⅱ,運動学実習,評価学、動作分析学での学習を確認しておくこと。また、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。

第1回〜第6回 正確かつスムーズに触察するための予習として,以下の筋の,起始停⽌・作⽤・⽀配神経・髄節を整理し記憶する。
第1回 僧帽筋,⼤菱形筋,⼩菱形筋,肩甲挙筋 
第2回 棘上筋,棘下筋,⼩円筋,⼤円筋,広背筋,肩甲下筋
第3回 三⾓筋,上腕⼆頭筋,烏⼝腕筋,上腕筋
第4回 上腕三頭筋,⼤胸筋,⼩胸筋,前鋸筋
第5回 ⼤殿筋,中殿筋,梨状筋,上双⼦筋,内閉鎖筋,下双⼦筋,⼤腿⽅形筋
第6回 薄筋,縫⼯筋,⻑内転筋,⼤腿筋膜張筋,⼤腿四頭筋,半腱様筋,半膜様筋,⼤腿⼆頭筋
第7回〜第10回 正確かつスムーズに関節の副運動を実施するための予習として,以下の関節の構造(関節の形態,運動軸,関節⾯の⽅向,靭帯)について整理し記憶する。
第7回 股関節,脛⾻⼤腿関節,膝蓋⼤腿関節,脛腓関節,距腿関節
第8回 肩甲上腕関節,肩鎖関節,胸鎖関節,腕橈関節,腕尺関節,橈⾻手根関節,手根中央関節
第9回 椎間関節(頸椎,胸椎,腰椎) 
第10回 上記に加えて,環椎後頭関節
第11回〜第12回 正確かつスムーズに神経を触察・伸張するための予習として,以下の神経の走⾏を整理し記憶する。
第11回 腕神経叢,正中神経,尺⾻神経,橈⾻神経
第12回 坐⾻神経,脛⾻神経,総腓⾻神経,伏在神経,足背⽪神経
第13回〜第15回 適切に評価・誘導するための予習として,以下の基本動作について,重⼼と支持基底⾯の推移と筋活動を整理し記憶する。
第13回 寝返り,起き上がり
第14回 ⽴ち上がり
第15回 歩⾏
復習 授業内容を⼗分に理解したうえで実技練習を⾏う。重要項⽬は予習欄に記載したものと同じである。

第1回 僧帽筋,⼤菱形筋,⼩菱形筋,肩甲挙筋 
第2回 棘上筋,棘下筋,⼩円筋,⼤円筋,広背筋,肩甲下筋
第3回 三⾓筋,上腕⼆頭筋,烏⼝腕筋,上腕筋
第4回 上腕三頭筋,⼤胸筋,⼩胸筋,前鋸筋
第5回 ⼤殿筋,中殿筋,梨状筋,上双⼦筋,内閉鎖筋,下双⼦筋,⼤腿⽅形筋
第6回 薄筋,縫⼯筋,⻑内転筋,⼤腿筋膜張筋,⼤腿四頭筋,半腱様筋,半膜様筋,⼤腿⼆頭筋
第7回 股関節,脛⾻⼤腿関節,膝蓋⼤腿関節,脛腓関節,距腿関節
第8回 肩甲上腕関節,肩鎖関節,胸鎖関節,腕橈関節,腕尺関節,橈⾻手根関節,手根中央関節
第9回 椎間関節(頸椎、胸椎、腰椎) 
第10回 上記に加えて,環椎後頭関節
第11回 腕神経叢,正中神経,尺⾻神経,橈⾻神経
第12回 坐⾻神経,脛⾻神経,総腓⾻神経,伏在神経,足背⽪神経
第13回 寝返り,起き上がり
第14回 ⽴ち上がり
第15回 歩⾏
展開 1.基本的肢位から関節を動かした場合において,正確に筋を触察できるよう練習する。
2.関節を「ゆるみの位置」から「しまりの位置」へ変化させ,副運動の変化を感じ取る。
3.被験者を変えて,神経の伸張感の違いを感じ取る。
4.被験者を変えて,基本動作の評価・誘導を練習する。
成績評価
評価の基準 1.主要な筋の位置と形をイメージして,体表で筋の輪郭を触察できることを合格基準とする。
2.主要な関節の関節⾯をイメージして,適切に副運動を実施できることを合格基準とする。また,主要な神経を触察し,その神経を適切に伸張することができることを合格基準とする。
3.健常者の基本動作を適切に評価し,動作を誘導できることを合格基準とする。
評価の方法 期末試験100%(出席⽇数の規定を満たしていることを前提とする)
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 ⾻格筋の形と触察法 改訂第2版
著者名 河上敬介、礒⾙⾹
出版社 ⼤峰閣
価格 12,000円+税
ISBN・ISSN 978-4-9980686-2-4
書籍名 神経筋⾻格系の検査と評価
著者名 Nicola J Petty(著)/中⼭孝(監訳)
出版社 医⻭薬出版
価格 6,800円+税
ISBN・ISSN 978-4-263-21351-3
書籍名 基本動作の評価と治療アプローチ
著者名 武田功(監修)
出版社 メジカルビュー社
価格 6,200 円+税
ISBN・ISSN 978-4-7583-1499-2
参考URL
備考 (オフィスアワー ⽕曜3限、⽊曜3限)
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