授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 障害支援 3 知識・技能・実践力 |
カリキュラムポリシー |
3 知識・技能・実践力 4 臨床実践能力評価 |
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授業のキーワード |
運動器,触察,モビライゼーション,動作,誘導 |
学生の到達目標 |
1.主要な筋の位置と形をイメージして、体表で筋の輪郭を触察できる。
2.主要な関節の関節⾯をイメージして、適切に副運動を実施できる。また、主要な神経を触察し、その神経を適切に伸張することができる。
3.健常者の基本動作を適切に評価し、動作を誘導できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
筋の触察1︓肩甲帯(⽬標1) |
第2回 |
筋の触察2︓肩関節周囲(⽬標1) |
第3回 |
筋の触察3︓上腕前⾯(⽬標1) |
第4回 |
筋の触察4︓上腕後⾯、上部体幹前⾯(⽬標1) |
第5回 |
筋の触察5︓⾻盤部(⽬標1) |
第6回 |
筋の触察6︓⼤腿部(⽬標1) |
第7回 |
関節モビライゼーション1︓総論、下肢(⽬標2) |
第8回 |
関節モビライゼーション2︓上肢(⽬標2) |
第9回 |
関節モビライゼーション3︓体幹(⽬標2) |
第10回 |
関節モビライゼーション4︓マリガンコンセプト(⽬標2) |
第11回 |
神経系モビライゼーション1︓神経の触察(⽬標2) |
第12回 |
神経系モビライゼーション2︓上肢、下肢、体幹(⽬標2) |
第13回 |
動作の評価と誘導1︓寝返り、起き上がり(⽬標3) |
第14回 |
動作の評価と誘導2︓⽴ち上がり(⽬標3) |
第15回 |
動作の評価と誘導3︓歩⾏(⽬標3) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
各授業内容に応じて,解剖学、運動学Ⅰ・Ⅱ,運動学実習,評価学、動作分析学での学習を確認しておくこと。また、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。
第1回〜第6回 正確かつスムーズに触察するための予習として,以下の筋の,起始停⽌・作⽤・⽀配神経・髄節を整理し記憶する。
第1回 僧帽筋,⼤菱形筋,⼩菱形筋,肩甲挙筋
第2回 棘上筋,棘下筋,⼩円筋,⼤円筋,広背筋,肩甲下筋
第3回 三⾓筋,上腕⼆頭筋,烏⼝腕筋,上腕筋
第4回 上腕三頭筋,⼤胸筋,⼩胸筋,前鋸筋
第5回 ⼤殿筋,中殿筋,梨状筋,上双⼦筋,内閉鎖筋,下双⼦筋,⼤腿⽅形筋
第6回 薄筋,縫⼯筋,⻑内転筋,⼤腿筋膜張筋,⼤腿四頭筋,半腱様筋,半膜様筋,⼤腿⼆頭筋
第7回〜第10回 正確かつスムーズに関節の副運動を実施するための予習として,以下の関節の構造(関節の形態,運動軸,関節⾯の⽅向,靭帯)について整理し記憶する。
第7回 股関節,脛⾻⼤腿関節,膝蓋⼤腿関節,脛腓関節,距腿関節
第8回 肩甲上腕関節,肩鎖関節,胸鎖関節,腕橈関節,腕尺関節,橈⾻手根関節,手根中央関節
第9回 椎間関節(頸椎,胸椎,腰椎)
第10回 上記に加えて,環椎後頭関節
第11回〜第12回 正確かつスムーズに神経を触察・伸張するための予習として,以下の神経の走⾏を整理し記憶する。
第11回 腕神経叢,正中神経,尺⾻神経,橈⾻神経
第12回 坐⾻神経,脛⾻神経,総腓⾻神経,伏在神経,足背⽪神経
第13回〜第15回 適切に評価・誘導するための予習として,以下の基本動作について,重⼼と支持基底⾯の推移と筋活動を整理し記憶する。
第13回 寝返り,起き上がり
第14回 ⽴ち上がり
第15回 歩⾏ |
復習 |
授業内容を⼗分に理解したうえで実技練習を⾏う。重要項⽬は予習欄に記載したものと同じである。
第1回 僧帽筋,⼤菱形筋,⼩菱形筋,肩甲挙筋
第2回 棘上筋,棘下筋,⼩円筋,⼤円筋,広背筋,肩甲下筋
第3回 三⾓筋,上腕⼆頭筋,烏⼝腕筋,上腕筋
第4回 上腕三頭筋,⼤胸筋,⼩胸筋,前鋸筋
第5回 ⼤殿筋,中殿筋,梨状筋,上双⼦筋,内閉鎖筋,下双⼦筋,⼤腿⽅形筋
第6回 薄筋,縫⼯筋,⻑内転筋,⼤腿筋膜張筋,⼤腿四頭筋,半腱様筋,半膜様筋,⼤腿⼆頭筋
第7回 股関節,脛⾻⼤腿関節,膝蓋⼤腿関節,脛腓関節,距腿関節
第8回 肩甲上腕関節,肩鎖関節,胸鎖関節,腕橈関節,腕尺関節,橈⾻手根関節,手根中央関節
第9回 椎間関節(頸椎、胸椎、腰椎)
第10回 上記に加えて,環椎後頭関節
第11回 腕神経叢,正中神経,尺⾻神経,橈⾻神経
第12回 坐⾻神経,脛⾻神経,総腓⾻神経,伏在神経,足背⽪神経
第13回 寝返り,起き上がり
第14回 ⽴ち上がり
第15回 歩⾏ |
展開 |
1.基本的肢位から関節を動かした場合において,正確に筋を触察できるよう練習する。
2.関節を「ゆるみの位置」から「しまりの位置」へ変化させ,副運動の変化を感じ取る。
3.被験者を変えて,神経の伸張感の違いを感じ取る。
4.被験者を変えて,基本動作の評価・誘導を練習する。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.主要な筋の位置と形をイメージして,体表で筋の輪郭を触察できることを合格基準とする。
2.主要な関節の関節⾯をイメージして,適切に副運動を実施できることを合格基準とする。また,主要な神経を触察し,その神経を適切に伸張することができることを合格基準とする。
3.健常者の基本動作を適切に評価し,動作を誘導できることを合格基準とする。 |
評価の方法 |
期末試験100%(出席⽇数の規定を満たしていることを前提とする)
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
⾻格筋の形と触察法 改訂第2版 |
著者名 |
河上敬介、礒⾙⾹ |
出版社 |
⼤峰閣 |
価格 |
12,000円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-9980686-2-4 |
書籍名 |
神経筋⾻格系の検査と評価 |
著者名 |
Nicola J Petty(著)/中⼭孝(監訳) |
出版社 |
医⻭薬出版 |
価格 |
6,800円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-263-21351-3 |
書籍名 |
基本動作の評価と治療アプローチ |
著者名 |
武田功(監修) |
出版社 |
メジカルビュー社 |
価格 |
6,200 円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-7583-1499-2 |
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参考URL |
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備考 |
(オフィスアワー ⽕曜3限、⽊曜3限) |