植草学園 平成30年度シラバス

認知症の理解Ⅰ
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シラバス基本情報
授業科目名 認知症の理解Ⅰ
科目ナンバリング
開講年度 2018年度
科目区分 専門科目
科目責任者 布施 千草
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
20003505 火曜日,1限
教室
講義室4
卒業要件
介護福祉専攻:必修
単位数 2
配当年次・対象学生
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 全ての人々から信頼される高い人間観・論理観
2 福祉の従事者として必要な,地域介護福祉の基本理念と専門的知識
カリキュラムポリシー 2-2 介護に関する科目
2-3 こころとからだのしくみに関する科目
授業のキーワード 認知症ケアの歴史,認知症の症状,検査と治療,家族介護者,
若年性認知症
学生の到達目標 1認知症ケアの歴史を理解する。
2医学的視点に基づく認知症の症状・検査診断を理解する。
3認知症のある人と家族への支援について学ぶ。
授業の内容
第1回 認知症ケアの歴史的変遷(認知症の疫学,施策も含む)その Ⅰ{目標1}
第2回 医学的側面からの認知症についての基礎的理解(原因となる疾患と特徴){目標2}
第3回 認知症の検査や治療法の理解{目標2}
第4回 中核症状と周辺症状の特徴の理解 その Ⅰ 記憶障害・見当識障害・失語・失行・失認・その他{目標2}
第5回 中核症状と周辺症状の特徴の理解 その Ⅱ 徘徊・妄想・食行動異常・その他{目標2}
第6回 認知症進行に伴う症状変化の理解(ステージアプローチの必要性){目標2,3}
第7回 コミュニケーション障害としての認知症{目標2,3}
第8回 認知症のある人が抱える心理的な問題(不快,不安,混乱,被害感等){目標2,3}
第9回 認知症のある人にみられるさまざまな行動(徘徊,異食,妄想,介護拒否等){目標2,3}
第10回 BPSDの出現原因,介護者との関係{目標2}
第11回 認知症のある人の家族の心理と障害受容{ 目標3}
第12回 認知症のある人を介護する家族への支援{目標3}
第13回 若年性認知症のある人と家族の支援 その Ⅰ{目標3}
第14回 若年性認知症のある人と家族の支援 その Ⅱ{目標3}
第15回 学生による発表と討論{目標1,2,3}
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回~第14回 認知症に関連する報道に関心を持つこと。教科書を事前に読み,授業に臨むこと。
復習 第1回~14回 指示されたレポート課題を期限までに提出すること。毎回の授業要旨をまとめておくこと。
展開 認知症に関する最新の図書や研究成果を調べ,知識・理解を深めること。
成績評価
評価の基準 1認知症ケアの歴史について説明できる。
2医学的視点に基づく認知症の症状・検査診断について述べることができる。
3認知症のある人と家族への支援について具体的援助法
を述べることができる。 
評価の方法 レポート提出(20%)期末テスト(80%)
教科書
書籍名 新・介護福祉士養成講座12 認知症の理解
著者名 介護福祉士養成講座編集委員会
出版社 中央法規
価格 2,376円(税込)
ISBN・ISSN 978-4-8058-3770-2
推薦図書
参考URL
備考
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