授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 福祉や教育の従事者として必要な,福祉や教育の基本理念と専門的知識 3 児童障害福祉に関する専門的技能と心豊かな人間性に裏打ちされた優れた実践力 |
カリキュラムポリシー |
2-3 保育の内容・方法に関する科目 2-4 保育の表現技術に関する科目 |
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授業のキーワード |
造形表現,教材開発,指導法実践 |
学生の到達目標 |
1.保育・教育の場に応じ,さまざまな造形活動を通じて,保育の表現技術Ⅰの学習内容を発展的に扱うことができる。
2.保育・教育のさまざまな現状を踏まえたうえで,子どもの興味・関心・発達段階を基にした主体的・対話的で深い学びが実現するよう、造形活動の活用方法を発想することができる。
3.個別の保育・教育の場における造形題材を,自ら研究・探求し,開発・制作した後,実演し、保育を改善する視点を身に着けるとともに保育構想の向上に取り組むことができる。(指導案作成含む) |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション
表現技術Ⅰの制作(ポートフォリオ)と題材企画(ワークシート)の振り返り
社会や保育の現場での時事課題調べ
社会や大人の将来像やこどもの育み方を考察する
(目標1,2) |
第2回 |
自ら設定した目標に向けた題材の意義の構築、題材考察(目標1,2,3) |
第3回 |
現場に即した題材の開発とその計画,試作の開始(目標2,3) |
第4回 |
題材の決定と具体的計画,指導案作成開始保育指針・幼稚園教育要領の内容の把握(目標1,2,3) |
第5回 |
開発制作(目標2,3) |
第6回 |
開発制作・中間審査(目標2,3) |
第7回 |
開発制作(目標2,3) |
第8回 |
開発制作(目標2,3) |
第9回 |
開発制作(目標2,3)指導案清書 |
第10回 |
提出期間(目標2,3) |
第11回 |
提出期間(目標2,3) |
第12回 |
発表・デモンストレーション,鑑賞,審査(目標2,3) |
第13回 |
発表・デモンストレーション,鑑賞,審査(目標2,3) |
第14回 |
発表・デモンストレーション,鑑賞,審査(目標2,3) |
第15回 |
発表・デモンストレーション,鑑賞,審査(目標2,3)
総まとめ・ワークシート提出,作品返却(目標2,3) |
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予習・復習の内容 (毎回45分程度) |
予習 |
第1~9回 ワークシート,保育の現場が抱える社会問題や新たな素材の活用方法や既存の題材等を調べ,資料として教材開発に活かす。
第10~11回 指導案完成・題材意義の暗記。
第12~15回 模擬授業の段取りの確認・練習。 |
復習 |
第1~9回 ワークシート,試作等で分かった改善点から更なる改良計画を立てる。指導案作成に向けた考察・検証。
第10~11回 審査時に判明した改善点や模擬授業の段取りの考察・練習。
第12~15回 模擬授業を観察・鑑賞した事から考察し,より実践的な指導法を発想する。 |
展開 |
変化する現場の状況に応じてさまざまな造形の在り方を考察できる。
自分の考えた題材の意図に適した素材・技法を判断し,より実践的な指導法を構築できる。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.乳幼児期の造形活動に関して,授業で扱った基礎的な内容や技能を理解したうえで,発展的に扱えること。
2.保育の現場での時事課題に関心を持ち,造形教育のあり方について自分の考えを取り入れている。
3.1.2をふまえ,実技や題材開発に創造的かつ主体的に取り組めていること。
を合格基準とする。
(題材は,独自の発想=オリジナル性が重視される) |
評価の方法 |
平常点およびワークシート20%,提出作品30%,発表点30%、鑑賞20%の成績を総合する。ただし,この比率は最終的に若干変更する可能性もある。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
授業は個人制作が基本となり,個々に対応した質疑応答を積み重ねていく。
【オフィスアワー】授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |