授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 福祉や教育の従事者として必要な,福祉や教育の基本理念と専門的知識 |
カリキュラムポリシー |
2-7 教育の基礎的理解に関する科目 |
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授業のキーワード |
教育の歴史,教育の理念,教育制度,教育と発達,教育課題 |
学生の到達目標 |
1.「教育」という行為がどのように考えられてきたのか、教育の理念や思想、教育の歴史について、基礎的な知識を身につける。
2.現在の「教育」にどのような課題があるのか、自分自身で考え、自分の意見を説明することができる。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション+「教育の意義」① (目標1・2) |
第2回 |
教育の意義② 「教育とは何か」「学ぶことと教えること」「学校の意味」(目標1) |
第3回 |
教育の歴史① 西洋での教育と学校の歴史:近代学校制度(目標1) |
第4回 |
教育の歴史② 日本での教育と学校の歴史:近代化と学校制度(目標1) |
第5回 |
教育の思想① 西洋の教育思想と代表的な教育家と教育実践(目標1) |
第6回 |
教育の思想② 日本の教育思想の代表的な教育家と教育実践(目標1) |
第7回 |
教育制度① 教育と法制度:憲法と「教育を受ける権利」(目標1・2) |
第8回 |
教育制度② 日本の学校制度の特徴(目標1・2) |
第9回 |
教育の内容① 教育課程とその変遷(目標1・2) |
第10回 |
教育の内容② 教育内容と文化・社会変容(目標1・2) |
第11回 |
教育と発達① 「子どもの発達段階」「子ども観」(目標1) |
第12回 |
教育と発達② 子どもの成長と環境(目標1) |
第13回 |
教育課題① 学校・教師と子どもをめぐる問題(いじめ・体罰)(目標2) |
第14回 |
教育課題② 家庭と子どもをめぐる問題(児童虐待)(目標2) |
第15回 |
教育改革と教育格差(目標2)+授業のまとめ(目標1・2) |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回 これまでの自分自身の学校教育での経験を振り返り,学校の意味について考えてみる。
第2回~第14回 教科書の関連個所(授業で指定する)について,事前に確認しておく。
第15回 最終的な理解の確認のためにこれまでの授業全体の復習する。 |
復習 |
第1回~第14回 授業での配布資料,教科書の指定箇所を再確認する。
第15回 模範解答を参考に,自分の理解不足の箇所を確認する。 |
展開 |
授業では本や資料等を紹介するので,それらを通じて自ら学んでください。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.教育とは何かについて,歴史と理論の観点から説明することができる。
2.社会と教育の関係について,教育制度や人間の発達の観点から説明することができる。
3.現在の教育課題について,子どもの成長や権利の観点から問題点を説明することができる。 |
評価の方法 |
授業で行うミニレポート・ミニテストの提出状況(30%)中間試験(30%)最終試験(40%) |
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教科書 |
書籍名 |
教育の基礎と展開 |
著者名 |
高野良子・武内清 |
出版社 |
学文社(2016) |
価格 |
2,160円(税込み) |
ISBN・ISSN |
978-4-7620-2624-9 |
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推薦図書 |
書籍名 |
『教育格差の社会学』 |
著者名 |
耳塚寛明 |
出版社 |
有斐閣(2014年) |
価格 |
1,900円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4641220133 |
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参考URL |
文部科学省 www.mext.go.jp |
備考 |
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |