植草学園 平成30年度シラバス

教育原理
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シラバス基本情報
授業科目名 教育原理
科目ナンバリング SPR102
開講年度 2018年度
科目区分 専門科目
科目責任者 白川 優治
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
30000501 土曜日,2限
30000502 土曜日,1限
教室
講義室2
卒業要件
児童障害福祉専攻:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 福祉や教育の従事者として必要な,福祉や教育の基本理念と専門的知識
カリキュラムポリシー 2-7 教育の基礎的理解に関する科目
授業のキーワード 教育の歴史,教育の理念,教育制度,教育と発達,教育課題
学生の到達目標 1.「教育」という行為がどのように考えられてきたのか、教育の理念や思想、教育の歴史について、基礎的な知識を身につける。
2.現在の「教育」にどのような課題があるのか、自分自身で考え、自分の意見を説明することができる。
授業の内容
第1回 オリエンテーション+「教育の意義」① (目標1・2)
第2回 教育の意義② 「教育とは何か」「学ぶことと教えること」「学校の意味」(目標1)
第3回 教育の歴史① 西洋での教育と学校の歴史:近代学校制度(目標1)
第4回 教育の歴史② 日本での教育と学校の歴史:近代化と学校制度(目標1)
第5回 教育の思想① 西洋の教育思想と代表的な教育家と教育実践(目標1)
第6回 教育の思想② 日本の教育思想の代表的な教育家と教育実践(目標1)
第7回 教育制度① 教育と法制度:憲法と「教育を受ける権利」(目標1・2)
第8回 教育制度② 日本の学校制度の特徴(目標1・2)
第9回 教育の内容① 教育課程とその変遷(目標1・2)
第10回 教育の内容② 教育内容と文化・社会変容(目標1・2)
第11回 教育と発達① 「子どもの発達段階」「子ども観」(目標1)
第12回 教育と発達② 子どもの成長と環境(目標1)
第13回 教育課題① 学校・教師と子どもをめぐる問題(いじめ・体罰)(目標2)
第14回 教育課題② 家庭と子どもをめぐる問題(児童虐待)(目標2)
第15回 教育改革と教育格差(目標2)+授業のまとめ(目標1・2)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回 これまでの自分自身の学校教育での経験を振り返り,学校の意味について考えてみる。
第2回~第14回 教科書の関連個所(授業で指定する)について,事前に確認しておく。
第15回 最終的な理解の確認のためにこれまでの授業全体の復習する。
復習 第1回~第14回 授業での配布資料,教科書の指定箇所を再確認する。
第15回 模範解答を参考に,自分の理解不足の箇所を確認する。
展開 授業では本や資料等を紹介するので,それらを通じて自ら学んでください。
成績評価
評価の基準 1.教育とは何かについて,歴史と理論の観点から説明することができる。
2.社会と教育の関係について,教育制度や人間の発達の観点から説明することができる。
3.現在の教育課題について,子どもの成長や権利の観点から問題点を説明することができる。
評価の方法 授業で行うミニレポート・ミニテストの提出状況(30%)中間試験(30%)最終試験(40%)
教科書
書籍名 教育の基礎と展開
著者名 高野良子・武内清
出版社 学文社(2016)
価格 2,160円(税込み)
ISBN・ISSN 978-4-7620-2624-9
推薦図書
書籍名 『教育格差の社会学』
著者名 耳塚寛明
出版社 有斐閣(2014年)
価格 1,900円+税
ISBN・ISSN 978-4641220133
参考URL 文部科学省 www.mext.go.jp
備考 オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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