植草学園 平成30年度シラバス

施設経営
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シラバス基本情報
授業科目名 施設経営
科目ナンバリング HSS403
開講年度 2018年度
科目区分 選択専門科目
科目責任者 大澤 直樹
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
20004401 土曜日,1限
教室
講義室4
卒業要件
地域介護福祉専攻:選択
単位数 1
配当年次・対象学生 2年次
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 福祉の従事者として必要な,地域介護福祉の基本理念と専門的知識
3 地域介護福祉に関する専門的技能と心豊かな人間性に裏打ちされた優れた実践力
カリキュラムポリシー 2-1 人間と社会に関する科目
3 キャリア形成
授業のキーワード 特定非営利活動法人 コミュニティケア パートナーシップ マネジメント
学生の到達目標 1.NPO法人を設立するため,具体的な手順や方法について理解する。
2.NPO法人の抱えるメリットとデメリットを理解する。
3.NPO法人のマネジメントについての基礎的な知識を身につける。
授業の内容
第1回 NPOとは何か①特定非営利活動促進法の理解②法成立に至る時代背景(目標1)
第2回 福祉NPOの特徴①活動領域分野の理解②非営利であることの意味(目標1,2)
第3回 福祉NPOの展望と課題①今後期待される福祉事業②社会福祉法人との相違(目標2)
第4回 グループホームとコミュニティケア①グループホームの意義②コミュニティケアの意図すること(目標2,3)
第5回 行政のNPO支援策①寄付を集める必要性②認定NPO法人とは何か(目標2)
第6回 NPOのパートナーシップ①制度ビジネスとの棲み分け②行政とのパトナーシップの在り方(目標3)
第7回 事業計画と多角化戦略①事業計画の必要性②多角化戦力がなぜ必要なのか(目標3)
第8回 NPO法人のマネジメント①人材育成の取り組み②社会企業とNPO法人(目標3)
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 第1回 ①特定非営利活動促進法について、事前に調べておくこと②議員立法に関して、調べておくこと
第2回 ①20分野の活動領域を調べておくこと②税制上の優遇措置について調べておくこと 
第3回 ①既存の福祉事業について、調査しておくこと②社会法人との違いを、目的を鑑みて調べておくこと 
第4回 ①グループホームのメリット・デメリットについて調べておくこと②国が推進するコミュニティケアの課題を調べておくこと 
第5回 ①なぜ寄付金を募ることが求められるのか、自分の考えをまとめておくこと②認定NPO法人の基準を調べておくこと 
第6回 ①介護保険法等との事業を同時の行うことの意味について調べておくこと②行政がなぜNPO法人をパートナーと位置付けているのかを調べておくこと 
第7回 ①福祉計画を作成する意味を考えておくこと②NPOでありながら、なぜ多角化が求められているのか、自分の考えを整理しておくこと 
第8回 ①人材育成の具体的なあり方に関して、調べておくこと②社会企業は今なぜ求められているのかを、自分なりに整理しておくこと
復習 第1回 NPO法人の目的とその時代背景に関するレポート(400字・5点) 
第2回 20分野の特徴と非営利であることの意味についてレポートを提出(400字・5点)
第3回 今後増えるであろうNPO法人の福祉事業について、その理由をレポート提出(400字・5点)
第4回 コミュニティケアを構築するうえで、グループホームはどうあるべきかについて、レポートを提出(400字・5点)
第5回 認定NPO法人が増えない理由と今後増やしてた行くための取り組みに関して、レポート提出(400字・5点)
第6回 行政のパートナーシップに応えるための具体的な取り組みに関する、レポートを提出(400字・5点)
第7回 多角化戦略を踏まえた事業計画の在り方に関するレポートを提出(400字・5点)
第8回 OJT、OFF-JT、SDSといった研修に関するレポートを提出(400字・5点)
展開 NPO法人の設立に関する手順を理解し,実際に設立できるまでの知識を修得できるようにする。
成績評価
評価の基準 (目標1・2共通)NPO法人に関する,法律及び設立に至るまでの申請に関する具体的な手順をマスターできていることを合格基準とする。
評価の方法 講義毎に実施するワークシート(40%)及び講義最終日のレポート(60%)提出により総合的に評価する。
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
参考URL
備考 オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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