授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
1 全ての人々から信頼される高い人間観・論理観 3 地域介護福祉に関する専門的技能と心豊かな人間性に裏打ちされた優れた実践力 |
カリキュラムポリシー |
2-1 人間と社会に関する科目 |
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授業のキーワード |
社会に「在る」ということ 無関心 不寛容 多様性
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学生の到達目標 |
1.グループワークやディスカッションによって,他者との考え方の相違を知り,人間理解を深める (受講生が少ない場合はグループワークができないことがあります。)
2.社会環境や地域社会の諸問題と「関係障害」を生む背景を探り,よく「聴き」思考し,「伝える」を学ぶ |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーションと自己紹介 自己紹介の意義・自分を見つめる・表現する(目標1,2) |
第2回 |
成長とともに自分を取り巻いている環境が拡大していくことと人間形成の過程をみつめて「関係」を探る(目標1,2) |
第3回 |
地域社会の変化を見つめ、人間の「生と死」と「関係」について探る ただ「在る」ということ(目標1,2) |
第4回 |
社会環境の諸問題と事例・キーワードから「人間関係」を考える
1. 生活困窮・貧困・分断・不寛容など
(目標1,2) |
第5回 |
社会環境の諸問題と事例・キーワードから「人間関係」を考える
2. いじめ・虐待・不寛容など(目標1,2) |
第6回 |
社会環境の諸問題と事例及びキーワードから「人間関係」を考える
3.社会的孤立・孤独死(目標1,2) |
第7回 |
社会環境の諸問題と事例及びキーワードから「人間関係」を考える
4.マイノリティ・生きずらさなど(目標1,2) |
第8回 |
「人間関係」について納得したこと、膨らんだ疑問、さらに追求したいことなどをレポートに表現し、伝える(目標2) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
第1回:「人間関係論」について何を学びたいか整理しておく
第2回:自分がどういう人間関係の中で成長してきたかを振り返える
第3回:地域社会での自分を意識してみる
第4回~第7回:自己の生き方と社会の在り様に思いを寄せて、授業に臨む
第8回:自らの気づき、学んだこと、ともに考えたことを振り返っておく |
復習 |
第1回~第7回授業の内容に関連してこちらが提供する課題について、簡単なレポートを作成し、提出する
第8回:前7回の授業で、自分の中に残ったこと、卒業後の仕事や生活で生かしたいことなどについてレポートにまとめて提出する |
展開 |
課題について、「自分がその立場だったら」の想像力を持てるか、分かり合えないにしても相手への理解を深めるために何が重要なのか、を自分にきちんと問いかける姿勢を培いたい |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.グループワークへの関わり、課題への姿勢、反応、発表の真摯さなど
2.レポートの内容及び読む人にわかってもらおうとしているか |
評価の方法 |
・授業での取り組み(50%)
・提出レポートの内容(50%) |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
語り切れないことーー危機と痛みの哲学ーー |
著者名 |
鷲田清一 |
出版社 |
角川学芸出版 |
価格 |
724円 |
ISBN・ISSN |
978-4-04-110109-4 |
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参考URL |
:http://www7.ocn.ne.jp/~fukinoto/ |
備考 |
推薦図書
分かりやすいはわかりにくい?(鷲田清一著)
わかりあえないことから(平田オリザ著)
普通を誰も教えてくれない(鷲田清一著)
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |