植草学園 平成30年度シラバス

こころとからだのしくみⅢ(人間の欲求の理解)
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シラバス基本情報
授業科目名 こころとからだのしくみⅢ(人間の欲求の理解)
科目ナンバリング MBM202
開講年度 2018年度
科目区分 専門科目
科目責任者 山本 美佐江
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
20014201 水曜日,2限
教室
講義室1
卒業要件
地域介護福祉専攻:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 福祉の従事者として必要な,地域介護福祉の基本理念と専門的知識
3 地域介護福祉に関する専門的技能と心豊かな人間性に裏打ちされた優れた実践力
カリキュラムポリシー 2-1 人間と社会に関する科目
2-3 こころとからだのしくみに関する科目
授業のキーワード ・基本的欲求の理解と自己理解、他者理解
・精神疾患の把握と理解  ・実践につながる学び
学生の到達目標 1.人間の基本的欲求について理解を深め,福祉支援活動に活かせる
 よう学習する。
2.上記をもとに、自己の傾向を理解する。 
3.精神医学の基本用語や概念を把握し理解する。精神科疾患の方への対応方法を習得する。
授業の内容
第1回 オリエンテーション,授業の進め方
1.人間の基本的欲求と尊厳(目標1)
1-1人間の欲求 
1-2自己概念と尊厳
第2回 2.こころとからだのしくみ(目標1,2)
2-1こころのしくみを知る
2-2心の動きとしくみ
第3回 2-3ストレスとこころとからだ
第4回 3.睡眠のしくみ(目標1,2)
第5回 4.精神科学について(目標3)
4-1精神科医療の歴史
4-2障害の定義と分類
第6回 5.精神疾患(目標3)
5-1神経症とストレス関連障害
5-2心身症
第7回 5-3統合失調症
第8回 5-4気分障害
第9回 5-5外因性精神障害とはなにか
5-6器質性精神障害
第10回 5-7症状性精神障害(症状精神病)とコンサルテーション・リエゾン精神科
5-8物質関連症候群,物質依存症
第11回 5-9総合病院における症状精神障害とリエゾン診療,看護
第12回 5-10てんかん
5-11老年期精神障害
第13回 5-12児童・青年期の精神障害
5-13知的能力障害(知的発達症・知的発達障害)
5-14パーソナリティ障害
第14回 6.精神科の治療法(目標3)
1)薬物療法
2)身体的治療法
3)精神科リハビリテーション、社会療法・生活療法
第15回 7.精神保健福祉制度の概要(目標3)
全体質疑応答,(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1~3回:人間の欲求について,基礎と共にこころの変容について理解し,自己を見つめる。
第2、3回:こころとからだのしくみの基礎を具体的に学ぶ。テキストその他,参考文献学習。
第6~10回:こころの疾患を学び,その対応の具体例を学習する。
第14回 :治療法を事前に学習し、授業にて一層りかいできるようにする。
第15回:精神保健福祉制度の実際を事前学習する。
復習 第1回:基本的欲求の階層説、成長発達の段階などの具体的専門用語を理解把握する。
第2.3回:こころとからだの関連、ストレスなど、説明できるように理解する。
第5~13回:精神疾患と主症状の理解を深めまとめる。
第14回:治療の内容を把握できたか、文献学習し理解できたかかくにんする。
第15回法的基本を授業の振り返りと,参考文献にて理解する。
展開  基本的欲求では、講師から資料を作成配布し進め、精神科疾患や治療法、制度について、参考書にて進める。
成績評価
評価の基準 1.人間の基本的欲求について、
2.精神疾患の症状について、理解したかそれぞれレポートを提出し、確認する。。
3.グループ討議を行い積極性と理解力を確認する。
  内容全体をテストにて評価する。
評価の方法 1)第3回目に,「人間の基本的欲求について」のレポートの提出(20%)
2)第14回目に,精神疾患についてレポートの提出(20%)
3)期末テスト(60%)
教科書
書籍名 専門医がやさしく語るはじめての精神医学[改訂第2版]
著者名 渡辺 雅幸 著
出版社 中山書店
価格 税込3,132円
ISBN・ISSN 978-4-521-74257-1
推薦図書
書籍名 介護福祉要請17 こころとからだのしくみ
著者名 長谷川和夫・遠藤英俊編著
出版社 建帛社
価格 税込2,310円
ISBN・ISSN 978-4-7679-3363-4
参考URL
備考 オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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