植草学園 平成30年度シラバス

地域理学療法学
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シラバス基本情報
授業科目名 地域理学療法学
科目ナンバリング HCP301
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法科目
科目責任者 永原 久栄
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A2066001 火3
教室
講義室19
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 チーム医療 ・地域貢献
カリキュラムポリシー 3 知識・技能・実践力
5 チーム医療 ・地域貢献
授業のキーワード ICF,CBR,目標設定,生活指導,住宅改修
学生の到達目標 1)地域理学療法の必要背景,関連する法,制度の変遷を説明し,現状の課題を提案できる。
2)地域理学療法における生活指導・支援プログラムについて述べることができる。
3)住宅改修と福祉用具活用支援の関係について説明できる。
授業の内容
第1回 地域理学療法の理念と背景(目標1)
第2回 地域理学療法の理念と背景2(目標1)
第3回 地域に根ざしたリハビリテーションCBR、CBID(目標1,2)
第4回 介護保険と地域理学療法(目標1,2)
第5回 地域包括ケアシステムと地域理学療法(目標1,2)
第6回 地域支援事業と地域理学療法(目標1,2)
第7回 地域理学療法の展開 ①訪問サービス (目標1,2)
第8回 地域理学療法の展開 ②通所・入所サービス(目標1,2
第9回 地域理学療法の展開 ③介護予防(目標1,2)
第10回 地域における生活環境整備(制度、まちづくり、住宅と交通)(目標1,2,3)
第11回 環境整備 段差と手すり(目標2,3)
第12回 生活場所からみた住宅改修の方法①(玄関、廊下、トイレ)(目標2,3)
第13回 生活場所からみた住宅改修の方法②(浴室、居間、寝室、台所)(目標2,3)
第14回 住宅改修案①図面の書き方、改修案つくり(目標2,3)
第15回 住宅改修案②(事例発表)(目標2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 教科書は2冊ある。前半は教科書①、後半は教科書②を使用する、各回ごとに教科書①②の該当章と資料を配布する。 
第2回 地域理学療法の理念と必要背景について教科書①-1章を読んでくる。
第3回  地域に根ざしたリハビリテーションCBRについて教科書①-1章を読んでくる、
第4回 介護保険と地域理学療法について教科書①-3章を読んでくること
第5回 地域包括ケアシステムについて教科書①-4章を読んでくるを読んでくる
第6回 地域支援事業について教科書①-5章を読んでくる
第7回地域理学療法の展開 訪問サービスについて教科書①-8章を読んでくる。
第8回 地域理学療法の展開 ②通所・入所サービスについて教科書①-8章を読んでくる。 
第9回 地域理学療法の展開 ③介護予防について教科書①-9章を読んでくる。 
第10回 地域における生活環境整備について教科書②-1,2章を読んでくる
第11回 環境整備 段差と手すりについて教科書②-5、6章を読んでくる
第12回 生活場所からみた住宅改修の方法①(玄関、廊下、トイレ)教科書②-7.8.9章を読んでくる
第13回 生活場所からみた住宅改修の方法②(浴室、居間、寝室、台所)教科書②-10.11.12章を読んでくる
第14回 住宅改修案①図面の書き方、改修案つくり教科書②-13,14,15章を読んでくる 
第15回 住宅改修案②(事例発表)課題を作成してくる。
復習 配布資料に授業中に各自加筆したものを加え、さらに整理し、自分の文章としてまとめ、理解する 
第1回 地域理学療法の変遷の理解から、今後の地域支援の方向性に関心を持てる。
第2回 1回に引き続き、今後の地域支援の方向性に関心を持てる。
第3回 CBRの展開から、我が国の地域理学療法の在り方を比較推測してみる、
第4回 介護保険を十分理解することの必要性を理解する
第5回地域包括ケアシステムと地域理学療法について考えることができる。 。 
第6回 地域支援事業の中で、理学療法士の役割を理解できる
第7回地域理学療法の展開 ①訪問サービスの方法を考え、学外実習準備につなげられる。
第8回地域理学療法の展開 ②通所・入所サービスの現状を考え、学外実習準備につなげられる。  
第9回 地域理学療法の展開 ③介護予防を理解する、学外実習準備につなげられる
第10回 地域における生活環境整備(制度、まちづくり、住宅と交通)を理解する
第11回 環境整備 段差と手すりを整理し、改造案つくりに役だてられる
第12回 住宅改修の方法①(玄関、廊下、トイレ)を整理し、改造案つくりに役だてられる
第13回 住宅改修の方法②(浴室、居間、寝室、台所)を整理し、改造案つくりに役だてられる
第14回 住宅改修案①図面の書き方、改修案つくりを整理し、改造案つくりに役だてられる 
第15回 住宅改修案②(事例発表)発表について修正し、レポートが完成できる 
展開 この授業で学習したことをもとに、学外実習(9月集中)として、介護老人保健施設、訪問ステーションの見学実習を行う。
成績評価
評価の基準 1)地域理学療法の必要背景,関連する法,制度の変遷を説明できる。地域支援事業 地域包括ケアシステムの中で働く理学療法士の役割を考えることができる。
2)地域理学療法における訪問サービス、通所・入所サービス、介護予防サービスについて、理学療法学生として生活指導・支援プログラムを述べることができる。
3)住宅改修案報告書を読んで説明できる 
評価の方法 住宅改修案レポート(20%)期末筆記試験( 80%)を総合して評価。ただしこの比率は,若干変更する可能性がある。
教科書
書籍名 地域リハビリテーション学テキスト改定3版(教科書①)
著者名 備酒伸彦、樋口由美、対馬栄輝
出版社 南江堂
価格 4700
ISBN・ISSN 978-4-524-25481-1
書籍名 生活環境学テキスト(教科書②)
著者名 村田伸、岡本加奈子、北島栄二
出版社 南江堂
価格 3800
ISBN・ISSN 9784524258222
推薦図書
書籍名 現場から学ぶ自立支援のための住宅改修
著者名 鶴見隆正ほか
出版社 医学書院
価格 2,400円
ISBN・ISSN 978-4-260-00454-1
書籍名 地域理学療法学
著者名 柳澤健
出版社 メジカルビュー
価格 3800
ISBN・ISSN 978-4-7583-1114-4
書籍名 住宅改修ハンドブック
著者名 財団法人テクノエイド協会
出版社 財団法人テクノエイド協会
価格 1200
ISBN・ISSN
参考URL
備考 教科書は2冊ある。前半は教科書①、後半は教科書②を使用する。オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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