授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
3 知識・技能・実践力 |
カリキュラムポリシー |
3 知識・技能・実践力 |
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授業のキーワード |
高次脳機能障害・失行症・半側空間無視 |
学生の到達目標 |
1.高次脳機能障害とは何かを理解できるようになる。
2.主要な高次脳機能について発現メカニズムとアプローチ法を理解できるようになる。
3.高次脳機能障害の基本的評価について理解できるようになる。 |
授業の内容 |
第1回 |
総論1:高次脳機能障害の概観(目標1) |
第2回 |
各論1:意識障害,注意障害の概要と治療アプローチ(目標2) |
第3回 |
各論1:全般性認知障害,記憶障害の概要と治療アプローチ(目標2) |
第4回 |
各論2:半側空間無視の概要と治療アプローチ(目標2) |
第5回 |
各論3:視覚失認,その他の空間認知に関する概要と治療アプローチ(目標2) |
第6回 |
各論4:失行症の概要と治療アプローチ(目標2) |
第7回 |
各論5:遂行機能障害,その他の行為障害に関する概要と治療アプローチ(目標2) |
第8回 |
各論6:失語症の概要と治療アプローチ(目標2)
総論2:高次脳機能障害の基本的評価(目標3) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
第1回 脳卒中の発生メカニズムを理解し、高次脳機能障害と理学療法との関連性は何かを考えておくこと。
第2回~第8回(共通)成書やネットの情報を通じて各高次脳機能障害の症状がどのようなものかをイメージしておくこと。
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復習 |
第1回 脳の認知機能システムについて全体像を概観しながらまとめなおすこと。
第2回~第8回(共通) 理学療法の側面から必要なメカニズム・評価・治療をまとめなおすこと。
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展開 |
脳の機能に関する最新の研究成果を、様々な資料の中で最もわかりやすいものを抽出し理解する。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1 理学療法の観点から高次脳機能障害が患者に及ぼす影響を説明できる。
2 第2回~第8回の内容から各高次脳機能障害の発現メカニズムとアプローチ法を理解し説明できる。
3 高次脳機能障害の全体的な評価の考え方と手順、基本的評価の内容を説明できる。 |
評価の方法 |
講義への態度10%,筆記試験90% |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
高次脳機能障害学 第2版 |
著者名 |
石合純夫 |
出版社 |
医歯薬出版 |
価格 |
4,752円 |
ISBN・ISSN |
978-4-263-21396-4 |
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参考URL |
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備考 |
高次脳機能障害が理学療法の臨床にどのように関連し,脳卒中をどのように捉えていくかを中心に講義します。
なお、連絡が必要な場合は教務課にお申し出ください。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |