授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 障害支援 3 知識・技能・実践力 |
カリキュラムポリシー |
2 障害支援 3 知識・技能・実践力 |
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授業のキーワード |
ADL評価、ADL指導、ADL練習、生活支援機器 |
学生の到達目標 |
1)様々な疾患の特徴・病状を理解し、対象者やその家族、他職種スタッフが参考にできるようなADL評価を実施することができる。
2)様々な疾患の特徴・病状に合致したADL指導・練習のポイントが整理できている。
3)対象者の社会的背景や心理を理解し、オーダーメイドなADL指導を検討することができるようになる。 |
授業の内容 |
第1回 |
各回の授業は2コマ連続で行います。(目標:1)
ADLの概念、総論 ADLの運動学的分析 |
第2回 |
ADL評価法(主にFIMとBI)(目標:1)
ADLを支援する機器(日常生活用具、歩行補助具、車椅子) |
第3回 |
ADL評価・指導の実際 脳卒中片麻痺① (目標:1,2,3) |
第4回 |
ADL評価・指導の実際 脳卒中片麻痺② (目標:1,2,3) |
第5回 |
ADL評価・指導の実際 脊髄損傷① (目標:1,2,3) |
第6回 |
ADL評価・指導の実際 脊髄損傷② (目標:1,2,3) |
第7回 |
ADL評価・指導の実際 脳性麻痺 (目標:1,2,3) |
第8回 |
ADL評価・指導の実際 関節リウマチ (目標:1,2,3) |
第9回 |
ADL評価・指導の実際 人工関節置換術後(主に股関節・膝関節)(目標:1,2,3) |
第10回 |
ADL評価・指導の実際 切断(主に下肢切断)(目標:1,2,3) |
第11回 |
ADL評価・指導の実際 呼吸器疾患、循環器疾患と視覚障害 (目標:1,2,3) |
第12回 |
ADL評価・指導の実際 神経筋疾患・難病 (目標:1,2,3) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
*本実習では教科書を指定していません。
「ADL実習ノートorファイル」を作成し、予習、実習、復習で学んだことを書き留めてください。
第1回、第2回
当該項目について、日常生活活動学で学んだことを復習しておくこと。
第3回〜第12回
各回の対象疾患におけるADL動作を予習する。
毎回、paper patientを提示するので、指定されたADL評価法を用いて、模擬評価をしておく(成績評価の対象になります)。 |
復習 |
*本実習では教科書を指定していません。
「ADL実習ノートorファイル」を作成し、予習、実習、復習で学んだことを書き留めてください。
第3回〜第12回
各回の対象疾患における障害度別ADL指導・練習のポイントを整理する。 |
展開 |
様々な疾患のADLを理解するだけでなく、対象者の社会的背景や心理も考慮した、オーダーメイドなADL指導の実践へと展開していく。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.様々な疾患の特徴・病状を理解し、対象者やその家族、他職種スタッフが参考にできるようなADL評価が行えることを合格基準とする。
2.様々な疾患の特徴・病状に合致したADL指導・練習のポイントが整理できていることを合格基準とする。
3.対象者の社会的背景や心理を理解し、オーダーメイドなADL指導を検討できることを合格基準とする。 |
評価の方法 |
予習項目(paper patientのADL評価):40%。
定期試験:60%。
日常生活活動実習で取り上げた内容について期末テストを実施する。
当該項目の国家試験過去問を中心に出題する。
(規定の出席日数を出席していることを前提とします)
ただし、上記比率は変更する可能性があります。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
日常生活活動学・生活環境学 |
著者名 |
鶴見隆正 編集 |
出版社 |
医学書院 |
価格 |
5400 |
ISBN・ISSN |
978-4-260-01603-2 |
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参考URL |
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備考 |
実習の進行に合わせ、実施回が変更されることがあります。
ADL動作の練習を行うため、動きやすい服装で出席してください(ジャージなど)。
オフィスアワー:(月)11:00-12:30、(火)11:00-14:30 研究室31 |