植草学園 平成30年度シラバス

内部障害系疾患理学療法学
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シラバス基本情報
授業科目名 内部障害系疾患理学療法学
科目ナンバリング HPT307
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法科目
科目責任者 中野 聡子
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A2056001 金2
教室
治療室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 3 知識・技能・実践力
カリキュラムポリシー 3 知識・技能・実践力
授業のキーワード 内部障害,リスク管理, 疾患別理学療法
学生の到達目標 1. 内部障害系疾患理学療法に関する基礎的な知識を説明できる。
2. 内部障害系疾患理学療法に関するリスク管理について説明できる。
3. 内部障害系疾患に関する疾患別の理学療法について説明できる。
授業の内容
第1回 内部障害と理学療法(総論)1 (目標1)
第2回 内部障害とフィジカルアセスメント(目標2)
第3回 心臓機能の障害と理学療法 1 (目標1)
第4回 心臓機能の障害と理学療法 2 (目標1)
第5回 心臓機能障害と心電図 (目標2)
第6回 心臓リハビリテーション (目標3)
第7回 肝・腎機能の障害と理学療法 (目標1~3)
第8回 代謝の障害と理学療法 1 (目標1~3)
第9回 代謝の障害と理学療法 2 (目標1~3)
第10回 末梢循環障害と理学療法 (目標1~3)
第11回 がんのリハビリテーション 1  (目標1, 2)
第12回 がんのリハビリテーション 2 (目標1~3)
第13回 サルコペニアとフレイル (目標1~3)
第14回 産前・産後の理学療法 (目標1~3)
第15回 臓器移植,HIV感染症 (目標1~3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 各授業内容に応じて、解剖学・生理学・運動学・内科学での学習を確認しておくこと。また、教科書該当単元を熟読して臨むこと。さらに、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。
キーワード
第1回 内部障害、障害者総合支援法、身体障害者福祉法
第2回 問診、視診、触診、打診、聴診、バイタルサイン
第3回 心臓の解剖・生理、心機能評価
第4回 心不全、虚血性心疾患、不整脈
第5回 心電図の基本波形、狭心症、心筋梗塞、期外収縮、心房細動
第6回 心臓リハビリテーション、運動負荷試験
第7回 腎機能、慢性腎不全(CKD)、透析、肝機能、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)
第8回 脂質異常症、メタボリックシシンドーム、糖尿病、血糖値、糖負荷テスト、インスリン抵抗性
第9回 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、フットケア
第10回 閉塞性動脈動脈硬化症(PAD)、深部静脈血栓症(DVT)
第11回 がん予防、がん周術期リハ、リンパ浮腫
第12回 造血幹細胞移植、化学療法、疼痛管理、終末期リハ
第13回 サルコペニア、フレイル、低栄養
第14回 妊産婦のリスク管理、腰痛、尿失禁
第15回 HIV、臓器移植、拒絶反応、免疫抑制剤
復習 各疾患の特徴,病因と症状の関係,診断,手術,管理などの知識を身につける。また理学療法の役割を理解し説明できるようにすること。
キーワード
第1回 内部障害、障害者総合支援法、身体障害者福祉法について整理しておくこと。
第2回 問診、視診、触診、打診、聴診、バイタルサインを実践できるようにしておくこと。
第3回 心臓の解剖・生理、心機能評価について整理しておくこと。
第4回 心不全、虚血性心疾患、不整脈の病態について整理しておくこと。
第5回 心電図の基本波形、各疾患の心電図波形(狭心症、心筋梗塞、期外収縮、心房細動など)について理解しておくこと。
第6回 心臓リハビリテーション、運動負荷試験について整理しておくこと。
第7回 腎機能、慢性腎不全(CKD)、透析、肝機能、非アルコール性脂肪性肝炎(NASH)について整理しておくこと。
第8回 脂質異常症、メタボリックシシンドーム、糖尿病、血糖値、糖負荷テスト、インスリン抵抗性について理解しておくこと。
第9回 糖尿病性腎症、糖尿病性網膜症、糖尿病性神経障害、フットケア、療法指導について整理しておくこと。
第10回 閉塞性動脈動脈硬化症(PAD)、深部静脈血栓症(DVT)について整理しておくこと。
第11回 がん予防、がん周術期リハ、リンパ浮腫について整理しておくこと。
第12回 造血幹細胞移植、化学療法、疼痛管理、終末期リハについて整理しておくこと。
第13回 サルコペニア、フレイル、低栄養について整理しておくこと。
第14回 妊産婦のリスク管理、腰痛、尿失禁について整理しておくこと。
第15回 HIV、臓器移植、拒絶反応、免疫抑制剤について整理しておくこと。
展開 疾患,診断,評価,理学療法それぞれにつながりがある。その理由とともに説明できるようにすること。
成績評価
評価の基準 目標1:内部障害系疾患理学療法に関する基礎的な知識を説明できることを合格基準とする。
目標2:内部障害系疾患理学療法に関するリスク管理について説明できることを合格基準とする。
目標3:内部障害系疾患に関する疾患別の理学療法について説明できることを合格基準とする。
評価の方法 期末試験を重視する。ほぼ毎回内部障害系理学療法に関する基本事項確認のために小テストまたはレポートを実施する。試験80%,小テストおよびレポート20%とする。ただし、この比率は、最終的に若干変更する可能性がある。
教科書
書籍名 よくわかる内部障害の運動療法
著者名 上月正博 編著
出版社 医師薬出版株式会社
価格 5,800円
ISBN・ISSN 978-4-263-21737-5
推薦図書
参考URL
備考 ・内部障害系疾患理学療法には解剖学・生理学・運動学等の基礎的知
 識が必須である。
・十分や予習と復習を行い、授業に臨むことを希望する。
・推薦図書等は,授業で紹介する。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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