授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
3 知識・技能・実践力 |
カリキュラムポリシー |
3 知識・技能・実践力 |
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授業のキーワード |
評価 誘導法 小児の理学療法 装具療法 摂食嚥下指導 呼吸療法 |
学生の到達目標 |
1.小児関連疾患に必要な評価を正確に安全に実施し、その解釈ができる。
2.誘導法を安全に実施できる。
3.必要な理学療法を安全に実施できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
※各回の授業は2コマ及び3コマ連続で行います。
オリエンテーション(授業の進め方、参考書、成績評価、他)
正常運動発達の復習、脳性麻痺の復習
評価1(姿勢・動作の評価)(目標1)
評価1関連の実技指導:ポジショニング(目標1,3) |
第2回 |
評価2(変形・拘縮)(目標1)
評価2関連の実技指導:ROM-Ex(目標1,3) |
第3回 |
評価3(筋緊張)(目標1)
評価3関連の実技指導:リラクゼーション、ROM-Ex(目標1,3) |
第4回 |
評価4(反射:深部腱反射・姿勢反射・病的反射)、自律的反応(目標1)
評価4関連の実技指導:評価方法、評価結果の記述(目標1,3) |
第5回 |
評価5(運動発達評価)(目標1)
評価5関連の実技指導:評価方法(3種の評価)(目標1) |
第6回 |
評価についての「学習の到達目標」の確認(目標1,3) |
第7回 |
誘導法(実技指導)(目標2) |
第8回 |
小児の装具(講義と実技指導)(目標1,3)
「学習の到達目標」の確認 |
第9回 |
摂食嚥下指導(講義と実技指導)(目標1,3)
「学習の到達目標」の確認 |
第10回 |
呼吸理学療法(講義と実技指導)(目標1,3)
「学習の到達目標」の確認 |
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予習・復習の内容 |
予習 |
第1回 シラバスをよく読むこと
正常運動発達、脳性麻痺の病型別発達についての理解の程度を再確認しておくこと。
第2回~第10回 次回のテーマと主な内容についての予告に従って、準備した上で授業に臨むこと。 |
復習 |
第2回~第10回 前回の配布資料の内容を確認し、理解を深めること。実技学習では、3名以上の学生を1グループとして、知識・技術の確認を行うこと。自主的なグループ学習ではリスク管理を十分に行うこと。 |
展開 |
1.資料を配布する。
2.理学療法に関する知識・技術の定着を図るために、毎回の授業に積極的に取り組むこと。
3.些細な疑問点も担当教員に質問すること。
4.第6回の「学習の到達目標」の確認で、到達度の低い学生には第8回~第10回の昼休みに再確認を行う。(初回授業で、学生の皆さんとの相談の上、決定します。)
5.理解度に応じて、授業内容を変更する時があります。その時は、事前連絡をします。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
到達目標に到達し、この授業で扱う小児理学療法に関する実習の基本事項を理解していること
(前提として既定の出席日数が必要:2コマ・3コマの連続授業なので複数回の出席確認をする)
1・適応に見合った評価方法の選択
・評価手技の正確性・リスク管理
・評価結果の解釈の理解度
2・個々に見合った誘導(介助量・介助の方向性・声掛け)
・誘導時のリスク管理
3・適応に見合った理学療法の選択、実施、
・理学療法実施時のリスク管理 |
評価の方法 |
定期試験60点(60%),第6回の「学習の到達目標」での知識・技術に修得状況20点(20%),レポート10点(10%),実技試験10点(10%)合計100点で60点以上を合格とする。 その他に確認デストを行う。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
生涯人間発達学[改訂第2版増補版] |
著者名 |
上田 礼子 著 |
出版社 |
三輪書店 |
価格 |
税込4,104円 |
ISBN・ISSN |
978-4-89590-399-8 |
書籍名 |
イラストでわかる小児理学療法 |
著者名 |
上杉 雅之 監/成瀬 進 他著 |
出版社 |
医歯薬出版 |
価格 |
税込4,536円 |
ISBN・ISSN |
978-4-263-21425-1 |
書籍名 |
ベッドサイドの神経の診かた |
著者名 |
田崎 義昭 他著/斎藤 佳雄 他著/坂井 文彦 他著 |
出版社 |
南山堂 |
価格 |
税込 7,776円 |
ISBN・ISSN |
978-4-525-24798-0 |
書籍名 |
子どもの理学療法(第2版) |
著者名 |
監修 千住 秀明 編集代表 田原 弘幸 |
出版社 |
神陵文庫 |
価格 |
4,725円 |
ISBN・ISSN |
4915814203 |
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参考URL |
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備考 |
・小児中枢神経系疾患理学療法学の内容を踏まえて行うため,復習しておくこと。
・視覚教材等を使用する。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |