植草学園 平成30年度シラバス

臨床心理学
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シラバス基本情報
授業科目名 臨床心理学
科目ナンバリング HCM202
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法基礎科目
科目責任者 原 真太郎
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A2008001 火3
教室
講義室20
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 2年次
免許・資格との関係
2年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 3 知識・技能・実践力
カリキュラムポリシー 3 知識・技能・実践力
授業のキーワード 臨床心理学的査定,臨床心理学的援助,心理検査,心理療法,カウンセリング
学生の到達目標 1. 臨床心理学の立場から,臨床心理学的関与の対象となる問題について理解する。
2.臨床心理学の諸理論における臨床心理学的査定の技能について理解する。
3.臨床心理学の諸理論における臨床心理学的援助の実践について理解する。
授業の内容
第1回 臨床心理学の定義(目標1,2,3)
第2回 臨床的関与の対象となる問題①(目標1)
第3回 臨床的関与の対象となる問題②(目標1)
第4回 臨床心理学的査定(ケースフォーミュレーション)(目標2)
第5回 臨床心理学的査定(観察法・面接法)(目標2)
第6回 臨床心理学的査定(心理検査)(目標2)
第7回 臨床心理学的援助(精神分析①)(目標2,3)
第8回 臨床心理学的援助(精神分析②)(目標2,3)
第9回 臨床心理学的援助(行動療法①)(目標2,3)
第10回 臨床心理学的援助(行動療法②)(目標2,3)
第11回 臨床心理学的援助(認知療法①)(目標2,3)
第12回 臨床心理学的援助(認知療法②)(目標2,3)
第13回 臨床心理学的援助(パーソンセンタードアプローチ)(目標2,3)
第14回 臨床心理学的援助(第3世代の認知行動療法)(目標2,3)
第15回 臨床心理学の社会的意義(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 臨床心理学に関する書籍を読んで,臨床心理学の概要について理解する。
第1回~第3回:
臨床心理学ならびに臨床的関与の対象となる問題の概要を学習する。
第4回~第6回:
臨床心理学的査定に関する技能であるケースフォーミュレーションの概要,観察法・面接法の流れ,心理検査の種類等を学習する。
第7回~第14回:
臨床心理学的援助における諸理論(精神分析,行動療法,認知療法,パーソンセンタードアプローチ,第3世代の認知行動療法)の歴史について学習する。
第15回:
臨床心理士と理学療法士の専門的な業務について学習する。
復習 授業で配布された資料を読み返したり,授業で学んだことをノートにまとめたりする。
第1回~第3回:
臨床心理学ならびに臨床的関与の対象となる問題についてまとめる。
第4回~第6回:
臨床心理学的査定に関する技能であるケースフォーミュレーションの概要,観察法・面接法の流れ,心理検査の種類等を整理する。
第7回~第14回:
臨床心理学的援助における諸理論(精神分析,行動療法,認知療法,パーソンセンタードアプローチ,第3世代の認知行動療法)の共通点と相違点について考察する。
第15回:
理学療法士と臨床心理士に対する社会的要請について理解する。
展開 理学療法と臨床心理学のつながりについて考察する。
第1回~第3回:
臨床心理学や理学療法における臨床的関与の対象となる問題について考える。
第4回~第14回:
臨床心理学ならびに理学療法における査定と援助の相違点について考える。
第15回:
理学療法士と臨床心理士に共通する専門性について理解する。
成績評価
評価の基準 1.臨床心理学の観点から,不適応,障害,苦悩ならびに人格的成長といった臨床的関与の対象となる問題について理解している。
2.臨床心理学の諸理論(精神分析,行動療法,認知療法,その他のリロンテキ枠組み)の観点から,臨床的関与の対象となる問題に対する査定について理解している。
3.臨床心理学の諸理論(精神分析,行動療法,認知療法,その他のリロンテキ枠組み)の観点から,臨床的関与の対象となる問題に対する査定に基づいた援助について理解している。
評価の方法 試験成績(80%),授業への参加意欲や態度(20%)
教科書
書籍名 臨床心理学 (New Liberal Arts Selection)
著者名 丹野義彦・石垣琢麿・毛利伊吹・佐々木淳・杉山明子
出版社 有斐閣
価格 4212円
ISBN・ISSN 978-4641053793
推薦図書
書籍名 臨床心理学キーワード[補訂版]
著者名 坂野 雄二 編
出版社 有斐閣
価格 税込1,944円
ISBN・ISSN 4-641-05881-4
参考URL
備考 担当教員への連絡方法は,授業の初回に教示する。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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