授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 障害支援 |
カリキュラムポリシー |
2 障害支援 |
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授業のキーワード |
生体機能,恒常性,調節機構 |
学生の到達目標 |
1. 生体の恒常性維持の調節機構について説明できる。
2. 各器官の働きを説明できる。
3. 各器官機能の調節機構ついて説明できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
※各回の授業は2コマ連続で行います。
「生理学の概要」-細胞と内部環境,生体の恒常性-(目標1)
「細胞膜の生理」-受動輸送,能動輸送,チャネル,ポンプ- |
第2回 |
「血液 Ⅰ」 -血液の役割,血液の組成,赤血球の生成と崩壊-(目標2)
「血液 Ⅱ」 -白血球,血液凝固,血液型-(目標2) |
第3回 |
「生体防御」 -免疫機能,リンパ球,抗原抗体反応-(目標2) |
第4回 |
「骨格筋」 -筋収縮の機序,筋収縮のエネルギー-(目標2) |
第5回 |
「心臓 Ⅰ」 -心臓の機能,特殊心筋,心臓の電気現象,心電図-(目標2,3)
「心臓 Ⅱ」 -心臓のポンプ作用,心音-(目標2) |
第6回 |
「循環 Ⅰ」 -動脈系,毛細血管,物質交換,浮腫-(目標2)
「循環 Ⅱ」 -静脈系,特殊循環系-(目標2) |
第7回 |
「循環 Ⅲ」 -心臓・血管の調節機構-(目標3)
「自律神経」 -交感神経,副交感神経,自律反射中枢-(目標1,2) |
第8回 |
「まとめ」
「呼吸 Ⅰ」 -呼吸器の機能的構造,呼吸運動,換気量,肺気量とその区分-(目標2) |
第9回 |
「呼吸 Ⅱ」 -ガス交換,血液によるガスの運搬,換気量の調節機構-(目標2,3)
「消化・吸収 Ⅰ」 -消化・吸収の概要,口腔での消化,胃・小腸での消化-(目標2) |
第10回 |
「消化・吸収 Ⅱ」 -消化の調節,栄養素の吸収,大腸,排便反射-(目標2,3) |
第11回 |
「腎機能」 -機能的構築,糸球体濾過,再吸収と分泌-(目標2)
「体液 Ⅰ」 -浸透圧の調節,血漿量,血漿 Na量の調節-(目標1,3) |
第12回 |
「体液 Ⅱ」 -体液 H+濃度の調節, pH,アシドーシスとアルカローシス (目標1,3) |
第13回 |
「内分泌 Ⅰ」 -内分泌器官,ホルモンの一般的性質,視床下部,下垂体-(目標1,2) |
第14回 |
「内分泌 Ⅱ」 -甲状腺,副甲状腺,副腎,性ホルモン-(目標1,2) |
第15回 |
「代謝」 -エネルギー代謝,基礎代謝-(目標1,2)
「体温の恒常性」 -産熱と放熱,体温の調節,発熱,発汗-(目標1,3) |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回~第15回:各回とも授業内容に記載している専門用語・キーワードの意味を調べておく。教科書を用い授業内容に記載している範囲を読み理解しておく。 |
復習 |
第1回~第15回:教科書を用い授業ノートを整理し、内容を理解しておくこと。各回とも次回の授業前に復習テストを行う。 |
展開 |
ヒトの体の働きに興味・疑問を持ち、それを解明する力を身に付ける。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1. 生体の恒常性維持の調節機構、例えば血圧・呼吸・体液の調節機構について説明できること。
2. 血液、心臓・循環、呼吸器、消化管、腎臓、内分泌器官の働きを説明できること。
3. 血液、心臓・循環、呼吸器、消化管、腎臓、内分泌器官の働きがどのように調節されているかを説明できること。
到達度を測る指標として国家試験レベルの問題で 60%以上の正答率を取ることを基準とする。 |
評価の方法 |
2回の筆記試験を 80%,復習テスト(毎回授業開始時5分程度)を 20%とし,総合評価する。 |
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教科書 |
書籍名 |
コメディカル専門基礎科目シリーズ 生理学 |
著者名 |
桑名俊一・荒田晶子 |
出版社 |
理工図書 |
価格 |
5,000円 |
ISBN・ISSN |
ISBN:9784844608486 |
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推薦図書 |
書籍名 |
シンプル生理学 改訂第6版 |
著者名 |
貴邑冨久子、根来英雄 |
出版社 |
南江堂 |
価格 |
3,000円 |
ISBN・ISSN |
ISBN:9784524247332 |
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参考URL |
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備考 |
オフィスアワー:木曜日3、4限目 研究室33
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