植草学園 平成30年度シラバス

解剖学
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シラバス基本情報
授業科目名 解剖学
科目ナンバリング HBM201
開講年度 2018年度
科目区分 理学療法基礎科目
科目責任者 山本 雅哉
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A2001001 火4, 5
教室
PC室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次
免許・資格との関係
1年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
カリキュラムポリシー 2 障害支援
授業のキーワード 解剖学、組織学
学生の到達目標 1.人体の構造を表面、内部ともに主要構造の部位名称を把握し、それぞれを説明できる。
2.人体の構造・機能について、系統的に理解し、適切な用語を用いて説明できる。
3.人体の構造・機能について、神経と筋・骨格系の関連を理解し、適切な用語を用いて動作機作を説明できる。
授業の内容
第1回 ※各回の授業は2コマ連続で行います。
総論:解剖学という生命現象の理解の方法について(方針と学習方法について)
解剖学を学ぶための基礎知識(目標1・2・3:人体の階層性、構成器官,細胞の構造など)
第2回 骨格:総論(目標1・2・3:骨の特性など、構造・機能的重要性を学ぶ)
各論(目標1・2・3:人体に分布する骨の名称と運動との関連)
第3回 関節と靭帯:総論(目標1・2・3:関節の構造,靭帯の特性と機能について構造・機能的重要性を学ぶ)
第4回 筋系1:総論(目標1・2・3:筋の種類、機能、特性について構造・機能的重要性を学ぶ)
各論1(目標1・2・3:体幹に分布する筋について)
第5回 筋系2:各論2(目標1・2・3:上肢に分布する筋について)
第6回 筋系3:各論3(目標1・2・3:下肢に分布する筋について)
第7回 神経1:総論(目標1・2・3:神経系の区分・構成,脳室系,神経発生の構造・機能的重要性を学ぶ)
第8回 神経2:各論1(目標1・2・3:中枢神経系について)
第9回 神経3:各論2(目標1・2・3:末梢神経系について)
第10回 循環器系(目標1・2・3:体内の物流システムの重要性と構造的特性を学ぶ)
第11回 消化器系(目標1・2・3:食物摂取から排出まで、その構造・機能的重要性を学ぶ)
第12回 呼吸器系(目標1・2・3:ガス交換する構造上・機能的重要性を学ぶ)
第13回 泌尿器系・生殖器系(目標1・2・3:体液の恒常性維持機構、生殖に関わる構造・機能的重要性を学ぶ)
第14回 内分泌系(目標1・2・3:・ホルモンを中心とした恒常性維持システムの構造・機能的重要性を学ぶ)
第15回 感覚器系,人体の発生(目標1・2・3:外的環境を察知する特殊感覚、また、発生過程における構造・機能的重要性を学ぶ)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回〜第15回:教科書の対応領域で使用される専門用語の意味を調べておく。特に太字で示される用語については、図示される構造と必ず対応させ、教科書に記載されている範囲でかまわないので、重要性と機能を確かめておくこと。
復習 第1回〜第15回:講義で説明した専門用語、主要項目についてノートを整理し、内容を理解しておくこと。
各回とも、次回の授業前に復習を兼ねた小テストを行うが、自身の理解の度合いを示すので、できなかった部分の分析・解決を図り、決してできないまま放置しないこと。
展開 本科目で学ぶことは生命現象の一部に過ぎず、他科目との関連を考察することは大切である。成書、また、教官を通じて学んだことを深化・実践を試みる。
成績評価
評価の基準 1. 人体の構造、例えば体腔の部位を適切な解剖学的用語を用いて説明できること。
2. 人体の構造・機能、例えば消化器官がいかに連続し、腹腔に収められ、機能を発揮してているか説明できること。
3. 神経と筋・骨格系の関連を理解し、適切な用語を用いて動作機作を説明できること。
評価の方法 筆記試験(70%)、小テスト(30%)を目安に勘案し、授業態度を含めて総合的に判定する。
教科書
書籍名 解剖学:標準理学療法学・作業療法学 専門基礎分野 第4版
著者名 野村 嵯(編集)
出版社 医学書院
価格 6480円
ISBN・ISSN 978-4-260-02008-4
推薦図書
書籍名 基礎から学ぶ 解剖学ノート 第3版
著者名 中島 雅美
出版社 医歯薬出版株式会社
価格 4104円
ISBN・ISSN 978-4263216750
参考URL
備考 オフィスアワー:月・木の4・5限 研究室35
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