植草学園 平成30年度シラバス

卒業研究
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シラバス基本情報
授業科目名 卒業研究
科目ナンバリング EAG401
開講年度 2018年度
科目区分 卒業研究
科目責任者 安藤 則夫
授業形態 演習
開講時期 集中(内容・期間は別途入力します)
登録コード
曜日・時限
A1125004
教室
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 4
配当年次・対象学生 4年次
免許・資格との関係
4年次
小学校教諭: 必修
特別支援学校教諭: 必修
幼稚園教諭: 必修
保育士: 必修
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 8 専門ゼミナール 卒業研究
授業のキーワード 興味の深化、研究方法の習得、論理的考察
学生の到達目標 1.子どもの発達に関する興味を深められる。
2.疑問に対する探求方法を身につける。
3.論理的に情報を整理できる。
授業の内容 第1回 子ども発達に関する様々な領域の問題点を示し、理解できるようにする。(目標1)
第2回 学生自身の問題意識と照らし合わせて、追究したい領域を決められるようにする。(目標1)
第3回 問題意識に合った領域の情報を集めて、広い視点から検討できるようにする。(目標1、2)
第4回 問題意識に合った領域で分かっていることを確認し、分からないこと、情報不足を確認する。(目標1、3)
第5回子どもの発達に関してどのような研究方法があるかを紹介する。(目標2)
第6回 研究するための方法を考え、その実施方法についてのプランを練る。(目標2、3)
第7回 研究を実施するにあたっての倫理的制約を理解し、研究実施に必要な演習を行う。(目標2、3)
第8回 実際に研究する時に生じる問題点を検討し、解決方法を見つける。(目標1、2)
第9回 収集した情報の整理の仕方や、それに関連する情報との比較・関連づけを行う。(目標1、2)
第10回 収集した情報に基づき、何が言えるかを明らかにし、結論の有用性や妥当性を検討する。。(目標1、3)
第11回 学生の推理や判断とは異なる意見や証拠を検討して、考えを深められるようにする。(目標1、3)
第12回 論文にする時の論旨の進め方を箇条書きし、自分の推理や判断のよりよい提示方法を検討する。(目標3)
第13回 参考文献も使いながら、論文を書けるところから書き、論述の進め方を検討する。(目標3)
第14回 研究結果を検討し、どのような考察が可能かを再検討し、全体的に論文をまとめる。(目標1、2、3)
第15回 論文の文章、文章の流れが最適かを検討し、細部の修正しながら、論文を完成させる。(目標1、3)
予習・復習の内容
(毎回30分程度)
予習 興味のある領域に関する本を読み、自分なりの意見や疑問点が言えるようにする。
1-4回、自分の疑問に思うことに関連する本を読み、何を明らかにすべきか考え、ノートにまとめる。
5-7回 研究するために適切な方法を本を通じて探しておく。
8-11回 情報の整理の仕方について、先行文献を参考にして学んでおく。
12-15回 自分の情報の整理や推論を予め行い、問題点を見つけておく。
復習 ゼミで学んだことを考え直した上で整理し、自分自身の考えをまとめる。
1-4回、自分の疑問に思うことに照らし合わせて、授業を振り返り、さらに解明すべき点をまとめる。
5-7回 研究方法の利点や欠点を考慮して、具体的な研究方法を見つけだす。
8-11回 データの整理について、自分のデータに合ったやり方を検討する。
12-15回 授業を振り返りながら、情報の整理の仕方を再検討する。
展開 自分なりの考えや疑問点を明らかにして、さらに情報を集め、研究方法を検討して、実際の研究や考察が進むようにする。
成績評価
評価の基準 1.子どもの発達・卒論課題に関する知識や考えの深さ。
2.選んだ探求方法の適切さ。
3.情報の整理や論理的思考の統一性。
評価の方法 自分なりの意見の発表の積極性。40%
研究現場での実際の進め方。30%
思考の論理性。30%
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
参考URL
備考 学生の個性に合わせた指導を心掛けている。
質問・相談がある場合には、オフィスアワー(火曜日3時限目)、空き時間(研究室ドアに掲示)に研究室15に来ること。
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