植草学園 平成30年度シラバス

専門ゼミナールⅠ
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シラバス基本情報
授業科目名 専門ゼミナールⅠ
科目ナンバリング EAS301
開講年度 2018年度
科目区分 専門演習科目
科目責任者 浦野 俊則
授業形態 演習
開講時期 通期
登録コード
曜日・時限
A1123001
教室
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 必修
特別支援学校教諭: 必修
幼稚園教諭: 必修
保育士: 必修
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー
カリキュラムポリシー
授業のキーワード 書写教育,文字,漢字,書き方,指導法
学生の到達目標 1.漢字や仮名の発達に関する基本的な理解を得る。
2.文字の書き方に関して体系的に理解する。
3.文字の書き方の指導に関する教育上の意義を理解する。
授業の内容
第1回 書写教育のねらいと漢字や仮名の文化(総論)(目標1,2,3)
第2回 書写の教科書と仮名の書き方指導(学習系統論)(目標3)
第3回 書写の教科書と漢字の書き方指導(学習系統論)(目標3)
第4回 漢字の発達史1(殷周時代の漢字とその書き方)(目標1,2)
第5回 漢字の発達史2(秦漢時代の漢字とその書き方)(目標1,2)
第6回 漢字の発達史3(三国時代以降の漢字とその書き方)(目標1,2)
第7回 仮名の発達史(日本の上代から平安時代の仮名とその書き方)(目標1,2)
第8回 寺子屋の教育と明治時代の小学校における文字の書き方指導(目標3)
第9回 大正時代から昭和時代の小学校における文字の書き方指導(目標3)
第10回 近代日本の文字文化(印刷字体と手書き文字)(目標1)
第11回 近代日本における漢字字体表の変遷(目標1)
第12回 印刷字体と手書き文字の字体の差異1 実態(目標1)
第13回 印刷字体と手書き文字の字体の差異2 手書きの習慣の尊重(目標1)
第14回 手書き文字の字体の特徴1 小学校学年配当漢字における扱い(目標1)
第15回 手書き文字の字体の特徴2 行書との関連性(目標1)
第16回 手書き文字の字体の特徴3 実用性と習慣の定着(目標1)
第17回 筆記具の違いを生かした文字の書き方1 硬筆(目標2)
第18回 筆記具の違いを生かした文字の書き方2 毛筆(目標2)
第19回 筆記具の違いを生かした文字の書き方3 文字の大小と筆記具(目標2)
第20回 児童の文字の書き方の特徴(目標3)
第21回 小学校低学年児童の手指の発達と文字の書き方指導(目標3)
第22回 小学校高学年児童の書き方指導(目標3)
第23回 漢字の成り立ちと意味の理解1 原義と転義(目標1)
第24回 漢字の成り立ちと意味の理解2 象形,指事(目標1)
第25回 漢字の成り立ちと意味の理解3 会意,形声(目標1)
第26回 漢字の成り立ちと意味の理解4 転注,仮借(目標1)
第27回 仮名の成り立ちと字形の変化(目標1)
第28回 漢字の意味の理解に基づく漢字指導(目標1,3)
第29回 漢字の意味の理解に基づく書き方指導(目標1,3)
第30回 漢字仮名の文化の伝承と教育(目標1,2,3)
予習・復習の内容
予習 小学校学年配当漢字,常用漢字,仮名の発達,小学生用漢字字典について,基礎的な知識を持って授業に臨むこと。内容に応じて,指示された調査事項を事前に整理しておくこと。 
復習 毎時間のテーマについて、自身の考えをまとめて記録すること。 
展開 漢字・仮名に関する課題について,関連資料を収集し,レポートとしてまとめる。また、自身で関心のあるテーマを見つけ、それについて探求する。 
成績評価
評価の基準 授業内容の理解,課題レポートへの意欲的な取り組み,理解した内容を生活や職業に役立てようとする意志。
評価の方法 課題レポート(70%)及び授業における意欲・態度(30%)
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 漢字指導の手引き 第7版
著者名 久米公
出版社 教育出版
価格 ¥1,728-
ISBN・ISSN 978-4-316-80298-5
参考URL
備考
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