植草学園 平成30年度シラバス

重複障害・言語障害教育総論
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シラバス基本情報
授業科目名 重複障害・言語障害教育総論
科目ナンバリング EST213
開講年度 2018年度
科目区分 特別支援教育専門科目
科目責任者 堀 彰人
田所 明房
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A1115101 月1
教室
大講義室
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次・4年次
免許・資格との関係
2年次3年次4年次
小学校教諭: 選択選択選択
特別支援学校教諭: 必修必修必修
幼稚園教諭: 選択選択選択
保育士: 選択選択選択
理学療法士: 不要不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
4 資質・能力
カリキュラムポリシー 5-2 知的障害、肢体不自由、病弱教育
5-3 視覚、聴覚、LD、自閉症等
授業のキーワード (田所明房)
重複障害,教育課程の取り扱い,自立活動,個別の指導計画
(堀 彰人)
言語障害・コミュニケーション・状況の把握・指導法
学生の到達目標 1.障害について教育実践の現況と支援のあり方について説明できる。
2.重複障害の教育課程・指導法について説明できる。
3.言語・コミュニケーションの本質および言語障害の分類と,それぞれの特徴的な状態と,指導法について説明できる。
授業の内容
第1回 重複障害について~オリエンテーションと現場の実情(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第2回 重複障害の教育課程と指導法~その1・肢体不自由への配慮(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第3回 重複障害の教育課程と指導法~その2・知的障害・LDへの配慮(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第4回 重複障害の教育課程と指導法~その3・感覚障害,病弱への配慮及び医療的ケア(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第5回 重複障害の子どもへの支援に必要なこと~教師・保育者として(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第6回 重複障害の子どもへの支援に必要なこと~心理・生理面の理解と対応(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第7回 重複障害の子どもへの支援に必要なこと~まとめ(目標1・2)
担当教員: 田所 明房
第8回 言語やコミュニケーションの発達とその障害(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第9回 言語発達に課題のある子どもの理解と支援
(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第10回 構音の発達と構音障害(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第11回 構音障害のある子どもの理解と支援(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第12回 吃音と吃音をめぐる問題(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第13回 気つののある子どもの理解と支援(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第14回 発達障害(読み書き障害を含む)のある子どもの学習や生活における困難さと支援(目標3)
担当教員: 堀 彰人
第15回 言語障害教育の歴史、現状と課題(目標3)
担当教員: 堀 彰人
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回予習
重複障害について関心を持ち、基礎知識を得るなどしておく。
第2回~第4回予習
特別支援学校で学ぶ重複障害の子ども(肢体・知的・病弱・感覚障害等)の教育課程と指導法について、文献や各特別支援学校のホームページ等で調べておく。
第5回~7回予習
重複障害の子どもへの支援について特に配慮を要することについて調べておく。
第8回予習
言語の発達、言語障害の種類等について基礎的な知識を得ておく。
第9~第15回予習
各回のテーマに即した障害や、そこから生じる困難さへの支援について文献や関連のホームページ等に目を通しておく。               
復習 第1回~第7回復習
毎回の授業のレジメ・ノートを見直すとともに、興味のある事項やキーワードに関しては、文献等で考えを深める。
第4回復習
レポート課題の重複障害の子どもの指導に関する計画案を作成する。各自のレポートは添削・評価するとともに、次回の授業で振り返るようにする。
第5回復習
健康管理に関するレポート課題についてまとめる。各自のレポートは添削・評価するとともに、次回の授業で振り返るようにする。
第8~第15回復習
毎回の授業で印象に残ったことについて、各自で関係の資料やホームページに触れ、考えを深める。また、各回のワークシートを振り返り、基礎的事項について確認を行う。  
展開 第1回~第15回
重複障害、言語障害の支援方法等、最新の調査・研究の動向に興味を持ち、自ら知識・理解を深め、教育実習や現場体験などの折に活用する。毎時間ごとに、振り返りのリアクションペーパーを記入するようにする。
成績評価
評価の基準 1.障害について教育実践の現況と支援のあり方について説明できる。
2.重複障害の教育課程・指導法について説明できる。
3.言語・コミュニケーションの本質および言語障害の分類と,それぞれの特徴的な状態と,指導法について説明できる。 
評価の方法 授業内での発表等30%、レポート等20%、筆記試験50%を目安に総合的に評価するが、比率については変動することがある。
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 障害の重い子どもの指導Q&A
著者名 全国特別支援学校肢体不自由教育校長会
出版社 ジアース教育新書
価格 2500円+税
ISBN・ISSN ISBN978-4-86371-173-0
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(幼稚園・小学部・中学部)
著者名 文部科学省
出版社 教育出版
価格 473円
ISBN・ISSN ISBN978-4-316-30016-0
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・小学部・中学部・高等部)
著者名 文部科学省
出版社 海文堂出版
価格 200円
ISBN・ISSN ISBN978-4-303-12432-8
参考URL 言語障害教育関係
http://nangen.jp
http://forum.nise.go.jp/kotoba/htdocs/
http://zengenren.org/
http://kituonkenkyu.org/
http://www.kitsuon-portal.jp/
備考 オフィスアワー:木曜日1限 研究室18
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