植草学園 平成30年度シラバス

体育科指導法
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シラバス基本情報
授業科目名 体育科指導法
科目ナンバリング EET214
開講年度 2018年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 遠藤 隆志
授業形態 演習
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A1081001 前期 金1
A1081002 前期 金2
A1081003 前期 木1
教室
体育館,グラウンド
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-1 小学校教育の教科/指導法
4-2 教育の基礎的理解(小)
授業のキーワード 基礎運動技能、指導法、運動遊び、体力・健康、表現
学生の到達目標 1.各領域の内容と実践方法を修得し、学校現場で、自らの力で授業や作業を立案・運営できるようになる。
2.体育指導に必要とされる基礎運動技能を体得し、安全かつ効果的に実践・指導できるようになる。
3.運動実践と子どもの体力および健康の変化との関係性を理解し、説明できるようになる。
授業の内容
第1回 オリエンテーション・体力テスト・なわとび(目標1,2,3)
第2回 体つくり運動の展開と指導法(模擬授業を含む)(1);体ほぐしの運動(目標1,2,3)
第3回 体つくり運動の展開と指導法(模擬授業を含む)(2);体力を高める運動(目標1,2,3)
第4回 陸上運動の基礎技能の修得および指導法(1);走・跳の運動遊び(目標1,2,3)
第5回 陸上運動の基礎技能の修得および指導法(2);短距離走・リレー(目標1,2,3)
第6回 陸上運動の基礎技能の修得および指導法(3);走り高跳び・走り幅跳び(目標1,2,3)
第7回 ボール運動の展開と指導法(1);ゴール型ゲーム(目標1,2,3)
第8回 ボール運動の展開と指導法(2);ネット型ゲーム(目標1,2,3)
第9回 ボール運動の展開と指導法(3);ベースボール型ゲーム(目標1,2,3)
第10回 表現運動の基礎技能の修得および指導法(1);リズム遊び・リズムダンス(発表会)(目標1,2,3)
第11回 表現運動の基礎技能の修得および指導法(2);創作ダンス・フォークダンス(発表会)(目標1,2,3)
第12回 器械運動の基礎技能の修得および指導法(1);マット運動(目標1,2,3)
第13回 器械運動の基礎技能の修得および指導法(2);鉄棒運動(目標1,2,3)
第14回 器械運動の基礎技能の修得および指導法(3);跳び箱運動(目標1,2,3)
第15回 器械運動の基礎技能の修得および指導法(4);総合実技(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 毎回の授業で扱う各運動領域の目標と内容について、学習指導要領を読んで理解して授業に臨むこと。
以下に運動領域の予習について記す。
体つくり運動(第1-2回):模擬授業の指導案を作成および準備を行う
陸上運動(第3-5回):短距離、ハードル走、走り幅跳びの記録向上のポイントを調べる
ボール運動(第7-9回):授業で扱うボールゲームのルールと基礎技能を調べる
表現運動(第10-11回):指定された曲の創作ダンスをグループで作成し、発表会の準備を行う
器械運動(第12-15回):マット運動、鉄棒運動、跳び箱運動で扱う技のポイントを調べる
復習 授業ノートを作成し、毎回の授業後にその日の授業内容(行った内容および指導法、ポイント、コツなど)およびそれぞれの運動領域で出された課題について、まとめて記載すること。授業ノートは最終的に提出し、評価の対象となる。
以下に復習の課題を記す。
体つくり運動(第1-2回):実践した模擬授業を振り返り、体育の指導方法を学ぶ
陸上運動(第3-5回):授業で撮影した短距離、ハードル走、走り幅跳びの自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる
ボール運動(第7-9回):授業で扱うボールゲームの簡易的なゲームの行い方をまとめる。授業で撮影した投球動作の自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる
表現運動(第10-11回):授業で行ったリズムダンスをマスターする。指定された曲の創作ダンスを個人で作成する
器械運動(第12-15回):授業で撮影したマット運動、鉄棒運動、跳び箱運動で扱う技の自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる
展開 各運動領域の内容について、実技と理論を織り交ぜながら授業を進める。小学校で行う体育実技を中心に行いながら、体育の指導法を学ぶ。
成績評価
評価の基準 1.各領域の内容と実践方法を修得し、学校現場で、自らの力で授業や作業を立案・運営することができる。
2.体育指導に必要とされる基礎運動技能を体得し、安全かつ効果的に実践・指導することができる。
3.運動実践と子どもの体力および健康の変化との関係性を理解し、説明することができる。
評価の方法 実技試験 20%、授業ノートの内容 30%、発表課題(模擬授業および学習指導案を含む)の準備と内容 20%、授業に対する意欲・授業態度・提出物の提出状況 20%、準備の手伝い及び片付けなどの協力・協調性 10%。
教科書
書籍名 小学校学習指導要領解説 体育編
著者名 文部科学省
出版社 東洋館出版社
価格 184円
ISBN・ISSN 4491023751
推薦図書
参考URL 文部科学省・小学校体育デジタル教材;https://www.youtube.com/user/mextchannel
文部科学省・小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック;http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1308041.htm
備考 授業内容については天候などで順番の変更はある。
ジャージ、Tシャツ、スポーツシューズ、体育館シューズなどの運動が可能で、かつ体育の教員と望ましい服装で参加すること。指輪、ネックレス、ピアス等の装飾品は危険であること、また教員免許取得関係の科目という観点から着用を禁止する。
円滑な授業運営をするため、1時限あたりの履修者数を36名以内に制限することがある。また、体育科指導法A・Bは1時限あたりの履修者数が10名未満の場合は授業運営が難しいため開講しない。
第1回目に体力・なわとびテストを行うので、なわとびを持参し、運動のできる服装に更衣して体育館に集合すること。
体育科指導法Cは前年度以前に体育科指導法A、B、Cのいずれかを履修し、評価が履修中となった者のみを対象とする。
連絡方法:教員からの連絡は、基本的にはUnavi.の教員マイページ>遠藤隆志>掲示板で行う。教員への連絡は授業で通知するEメールアドレスを利用して行うか、オフィスアワーに研究室に訪問すること。
オフィスアワー:木曜日3時限 研究室22
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