植草学園 平成30年度シラバス

音楽科指導法
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シラバス基本情報
授業科目名 音楽科指導法
科目ナンバリング EET211
開講年度 2018年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 髙木 夏奈子
授業形態 演習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1078001 後期 金4
A1078002 後期 金5
教室
音楽室
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-1 小学校教育の教科/指導法
授業のキーワード 小学校,音楽科,指導法
学生の到達目標 1.学習指導要領に示される音楽科の目標、指導内容および全体構造を理解する。
2.児童の前で自信をもって音楽表現できるように教材研究に取組み、学習内容の指導上の諸留意点を知り教材の活用法を考えることができる。
3.音楽科の評価について理解し、自分なりの構想をもち学習指導案を作成することができる。
授業の内容
第1回 オリエンテーション
学習指導要領に示される音楽科の目標と指導内容および全体構造について(目標1)
第2回 歌唱指導(1) 読譜・階名唱について
低学年の共通教材の研究とその指導法(目標1・2)
第3回 歌唱指導(2) 発声について
中学年の共通教材の研究とその指導法(目標1・2)
第4回 歌唱指導(3)合唱について
高学年の共通教材の研究とその指導法(目標1・2)
第5回 歌唱共通教材による弾き歌いの発表(目標2)
各自が記入した振り返りシートに、良かった点・課題点についてコメントを記入して返却する。
第6回 器楽指導(1) 打楽器の奏法と指導法
リズム遊び(一部に音楽づくりを含む)の教材活用法(目標1・2)
第7回 器楽指導(2) 鍵盤楽器、リコーダーの奏法とその指導法(目標1・2)
第8回 器楽アンサンブルの発表(目標2)
各自が記入した振り返りシートに、良かった点・課題点についてコメントを記入して返却する。
第9回 音楽づくりの教材研究とその指導法(指導事例のDVDを視聴)(目標1・2)
第10回 鑑賞の教材研究とその指導法(目標1・2)
第11回 年間指導計画、学習指導案、評価について(目標1,3)
第12回 模擬授業(1)各回で担当を決め、作成した指導案をもとに模擬授業を行う。(目標2,3)
各自の振り返りシート、学生による相互評価、教員によるコメントで振り返りを行う。
第13回 模擬授業(2)各回で担当を決め、作成した指導案をもとに模擬授業を行う。(目標2,3)
各自の振り返りシート、学生による相互評価、教員によるコメントで振り返りを行う。
第14回 模擬授業(3)各回で担当を決め、作成した指導案をもとに模擬授業を行う。(目標2,3)
各自の振り返りシート、学生による相互評価、教員によるコメントで振り返りを行う。
第15回 模擬授業と作成した学習指導案の検討(目標1,3)
提出された指導案にコメントを加筆して返却する。
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 第1回 小学校の音楽教科書を準備し、自分が体験した音楽の授業について想起する。
第2回 低学年の教科書掲載曲を歌唱する。
第3回~第4回 共通教材の弾き歌いの発表に向けて練習に取り組む。
第6回・第7回 器楽アンサンブルの発表に向けて練習に取り組む。
第11回 模擬授業に向けて、教材研究と指導案の作成に取り組み、グループで協力して予行等を行う。
第12回~第15回 指導案作成のための基礎知識を確実にするため、教科書に掲載された指導案の書写に取り組む。(チェック後、授業時に返却)
復習 第1回~第10回
・毎授業時に扱った教材曲を自信を持って演奏できるように練習する。
第11回 特に指導案で用いる用語・文言について確認する。
第12回~第14回 自分及び他者の行った模擬授業を振り返り、課題を把握し、自分なりの考察を加え、課題解決に向けてまとめをする。
第15回 作成した学習指導案の改善点を整理する。
展開 第1回~第15回 音楽科の授業に関わる雑誌・書籍等に親しみ学習成果を深める。
成績評価
評価の基準 1.学習指導要領に示される音楽科の目標、指導内容および全体構造を理解できたか。
2.児童の前で自信をもって音楽表現できるように教材研究に取組み、学習内容の指導上の諸留意点を知り教材の活用法を考えることができたか。
3.音楽科の評価について理解し、自分なりの構想をもち学習指導案を作成することができたか。
評価の方法 共通教材の弾き歌い(20%)器楽アンサンブル発表( 20%)模擬授業(25%)作成した学習指導案( 25%)授業への取り組み( 10%)で評価する。
ただしこの比率は最終的に若干変更する可能性もある。
教科書
書籍名 『教員養成課程 小学校音楽科教育法』
著者名 有本真紀・阪井恵・山下薫子編著
出版社 教育芸術社
価格 1 ,600円+税
ISBN・ISSN 4877884918
書籍名 『小学生の音楽』1,2,3,4,5,6
著者名 小原光一 他
出版社 教育芸術社
価格 官報による
ISBN・ISSN 978-4-87788-409-3 他
推薦図書
書籍名 小学校学習指導要領
著者名 文部科学省
出版社 東洋館出版社
価格 217円
ISBN・ISSN 978-4491034607
書籍名 小学校学習指導要領解説 音楽編
著者名 文部科学省
出版社 東洋館出版社
価格 141円
ISBN・ISSN 978-4491034652
参考URL
備考 小学校免許取得のための必修授業です。
小学校等で使用したソプラノ・リコーダーを用意して下さい。
持っていない人は,次のものを楽器店等で購入して下さい。
ヤマハ YRS-28BⅢ(1200円+税)または YRS-38BⅢ(1600円+税)
課題は早めに提示しますので,余裕をもって準備し,期限を守って提出して下さい。
グループでの発表が複数回予定されています。他のメンバーと協力して準備に取り組む経験は現場で役に立つはずです。
遅刻・欠席のないよう留意して下さい。
オフィスアワー:前期・月曜2限、後期・月曜3限 研究室25
メールアドレス  k-takagi@uekusa.ac.jp
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