授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
4-2 教育の基礎的理解(小) 4-4 小学校教育実践等 |
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授業のキーワード |
造形表現と図画工作科 ,発達の段階と子どもの表現,小学校図画工作科の授業 |
学生の到達目標 |
1.小学校における図画工作科の教育について,全般にわたり理解する。
2.図画工作科の成立過程,目標と構造,内容構成,学習形態などを学び,図画工作科の特質を把握する。
3.図画工作の教育課程・教材・授業に関する子どもの視点に沿った指導のあり方を理解する。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション(授業の留意点等)・図画工作科の目指すもの・学校教育以前の造形(目標1) |
第2回 |
「図画工作」の変遷①・5人の先生の教育観の違い・リードの考え方・全員発表「図工の授業で得たこと」(目標3)発表原稿提出;確認後返却 |
第3回 |
「図画工作」の変遷②・アイスナー・寺子屋から学校へ・明治の教育①(目標1,2) |
第4回 |
「図画工作」の変遷③・明治の教育②・保育園や幼稚園現場・自由画運動(目標1,2) |
第5回 |
「図画工作」の変遷④・戦時の教育・発達の段階による表現の違い①(目標1,2)発表振り返り提出;確認後返却 |
第6回 |
「図画工作」の変遷⑤・戦後の教育①チゼック・発達の段階による表現の違い②(目標1,2) |
第7回 |
「図画工作」の変遷⑥・戦後の教育②発達の段階による表現の違い③(目標1,2) |
第8回 |
発達段階による表現の違い④・「図画工作」の授業①小学校1年~3年;絵画・デザイン・工作(目標2,3) |
第9回 |
「図画工作」の授業②小学校3年~6年;絵画・デザイン・工作(目標2,3) |
第10回 |
造形遊び・共同制作について(目標1,3) |
第11回 |
鑑賞について・評価のとらえ方・授業の実際;DVD視聴①支援の必要な子どもと表現(目標1,3) |
第12回 |
教材について・授業の実際;DVD視聴②・レポート提出;確認後返却①(目標3) |
第13回 |
題材観について・授業の実際;DVD視聴③図画工作の授業・レポート提出;確認後返却 ②(目標3) |
第14回 |
指導案の基本について・授業の実際;DVD視聴④・レポート提出;確認後返却③(目標3) |
第15回 |
まとめ・指導案の書き方について・図画工作の今後の課題と展望・最終レポート提出④(目標1,3) |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回~第15回
テキストを読み進める。
発表の準備をする。
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復習 |
第1回~第15回
配付資料を読み直す。
発表のまとめをする。
レポートを見直す。
テキストを読み直す。 |
展開 |
テキストをもとに図画工作科の授業を調べる。
具体的に指導案を作成する。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.小学校における図画工作科の教育について,全般にわたり理解できたか。
2.図画工作科の成立過程,目標と構造,内容構成,学習形態などを学び,図画工作科の特質を把握できたか。
3.図画工作の教育課程・教材・授業に関する子どもの視点に沿った指導のあり方を理解できたか。 |
評価の方法 |
毎回の取り組みを含めた平常得点,提出レポートや発表などで総合的に評価する。
レポート(毎回のふりかえりを含めた小レポート20%,課題レポート50%)70%,発表を含めた授業の取り組み等の平常得点30%の成績を総合する。
ただしこの比率は,実態に応じて最終的に若干変更する可能性もある。 |
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教科書 |
書籍名 |
小学校 図画工作科の指導 |
著者名 |
新井 哲夫 (著), 山口 喜雄 (著), 天形 健 (著) |
出版社 |
建帛社 |
価格 |
2484 |
ISBN・ISSN |
ISBN-10: 4767920965 |
書籍名 |
小学校学習指導要領解説 図画工作編 |
著者名 |
文部科学省 |
出版社 |
日本文教出版社 |
価格 |
87 |
ISBN・ISSN |
ISBN-10: 4536590013 |
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
・自身の小学校時代の図画工作の経験を全員の前で発表する課題がある。
・課題レポートの提出が複数回ある。
・最終日までにテキストを自主的に読み進めていくことが求められる。
・DVD視聴により子どもの具体的な表現や指導の手立てを確認する。
・幼・保や特別支援の教育現場に関連する内容も含める。
・連絡等は基本的に研究室に直接来てください(火曜日以外の昼休み)「オフィスアワー:金曜日1時限 森高研究室」 |