授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
4-1 小学校教育の教科/指導法 |
|
授業のキーワード |
小学校国語,書写,指導 |
学生の到達目標 |
1.小学校学習指導要領に示されている書写指導のねらい・内容及びその体系について理解する。
2.小学校における書写の指導法及び評価法について理解し,小学校において指導できる能力を身につける。 |
授業の内容 |
第1回 |
小学校で学習する文字と書写指導の内容(目標1)
書写の用具と用材及びその準備と扱い方(目標2) |
第2回 |
平仮名と片仮名の書き方-小学校第1学年-鉛筆による書き方 姿勢と筆記具の持ち方(目標2) |
第3回 |
第1学年配当漢字の書き方-点画の名前,始筆,送筆,終筆-鉛筆(目標2) |
第4回 |
第2学年配当漢字の書き方-鉛筆(目標2) |
第5回 |
点画の書き方-接し方,方向-(第1・2学年) 毛筆の用具用材。 板書の書き方1(目標1・2) |
第6回 |
点画の書き方-左右の払い-毛筆。(第2・3学年)板書の書き方2(目標2) |
第7回 |
点画の書き方-点,跳ね-毛筆。(第2・3学年)板書の書き方3(目標2) |
第8回 |
点画の書き方-曲がり,そり-毛筆。(第2・3学年)板書の書き方4(目標2) |
第9回 |
日常の書式と文字の配置-硬筆・毛筆。(第4・5学年)板書の書き方5(目標2) |
第10回 |
手書きの形と活字の形-漢字の字体-毛筆。板書の書き方6(第4・5学年)(目標2) |
第11回 |
文字の配置-漢字と仮名の調和-毛筆。板書の書き方7(第5・6学年)(目標2) |
第12回 |
文字の配列と文字の大きさ・中心・外形-鉛筆。(第5・6学年)板書の書き方8(目標2) |
第13回 |
文字の配列-縦書きと横書き-鉛筆。(第5・6学年)板書の書き方9(目標2) |
第14回 |
文字の配列と筆順-鉛筆。(第4~6学年)板書の書き方10(目標2) |
第15回 |
書写の指導計画と評価及び指導法の工夫と教材開発(目標1) |
|
予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回 “国語科における「書写」”の語意について調べて授業に臨むこと。
第2回~第14回(共通) 毎回のテーマと主な内容の予告に従って,準備した上で授業に臨むこと。
第2回 鉛筆の正しい持ち方について調べる。
平仮名と片仮名の五十音表を確認しておく。
第3回 第1学年配当漢字について調べる。
第4回 第2学年配当漢字について調べる。
第5回 チョークの持ち方と板書の方法について調べる。
毛筆で書く場合の用具・用材を確認する。
漢字の基本的な点画の書き方について調べる。
第6回 第3学年配当漢字について調べる。
第6~8回 払い、点、跳ね、曲がりの書き方について調べる。
第9回 書式に調和させた文字の書き方についてしらべる。
第4・5学年配当漢字について調べる。
第10回 活字と手書きの形と違いを探しておく。
第11回 漢字と仮名を調和よく書くことについて考える。
第6学年配当漢字について調べる。
第12回 文字の配置を整えて書くことについて考えをまとめておく。
漢字の筆順の原則について調べておく。
第13回 縦書きと横書きの違いについて考えておく。
第14回 文字の配列を整えて書くことについて考えておく。
第15回 書写の指導計画と指導法について調べる。
|
復習 |
第1回~第15回(共通) 毎回の授業において,配付資料の内容を確認し,保管すること。また,個別に指摘された事項について,知識や技能を身につけるように努めること。 |
展開 |
1.小学生の文字を書く能力とその発達について関心を持ち,実情を把握する機会を持つように努めること。
2.自身の書く文字を正しく,整えて書く習慣を身に付けること。 |
|
成績評価 |
評価の基準 |
1.書写指導のねらい・内容及びその体系並びに指導法についての理解度・定着度
2.基礎的な「書写」の指導ができる能力が養われていること。 |
評価の方法 |
内容の理解と定着度( 50%)
書写の指導能力( 30%)
課題への取り組み意欲・態度( 20%)。
毎回,提出課題を課す。提出された課題等によって評価する。定期試験は行わない。 |
|
教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
|
推薦図書 |
書籍名 |
小学校学習指導要領解説・国語編(平成20年) |
著者名 |
文部科学省 |
出版社 |
(未刊) |
価格 |
|
ISBN・ISSN |
|
□上記の図書等は市販されていません。 |
書籍名 |
板書 きれいで読みやすい字を書くコツ |
著者名 |
樋口咲子 |
出版社 |
ナツメ社 |
価格 |
¥1836.- |
ISBN・ISSN |
ISBN:978-4-8163-5381-9 |
|
参考URL |
|
備考 |
1.毎回、教材(題材)及び説明資料を配布する。配付資料を集めると小学校書写指導に関する教材とその指導法の基本資料集となる。
2.実技の際に使用する用具・用材(鉛筆2B、毛筆,液体墨,半紙等)は,授業時の予告に従って,各自で準備すること。
3.収容可能人数 50人
4.オフィスアワー 金曜日2時限 研究室10 |