授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
3 共生社会 |
カリキュラムポリシー |
7-3 保育の内容・方法 |
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授業のキーワード |
社会的養護,権利擁護,基本的信頼,家庭養護、自立支援, |
学生の到達目標 |
1.子どもの社会的養護の実態(現代の子どもと家庭をめぐる社会状況・児童福祉施設入所児の特性と暮らし)を知る。
2.事例検討や援助技術の実習等を通して,子ども理解の方法と現場で役に立つ具体的支援の方法を学ぶ。
3.これからの子どもの社会的養護のあり方と子どもを養育する上での大切なことを自ら考察し説明できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
社会的養護に関わる専門的知識・技術(1) 自分のストレングスを知る(目標2、3) |
第2回 |
社会的養護に関わる専門的知識・技術(2)社会的養護の現状と心の発達課題(目標1,3) |
第3回 |
社会的養護に関わる専門的知識・技術(3)虐待を受けた子どもたちの心の発達の危機(目標1,3) |
第4回 |
保育士の専門性・家庭支援・ソーシャルワークに関わる専門的技術と応用(1)わかりやすいコミュニケーションの方法(目標2) |
第5回 |
保育士の専門性・家庭支援・ソーシャルワークに関わる専門的技術と応用(2)良い結果悪い結果の意味(目標2) |
第6回 |
保育士の専門性・家庭支援・ソーシャルワークに関わる専門的技術と応用(3)効果的なほめ方(目標2) |
第7回 |
施設養護の特性と実際(1)乳児院、.児童養護施設・母子生活支援施設の子どもたちの暮らしと支援(目標1,3) |
第8回 |
施設養護の特性と実際(2)児童自立支援施設・児童心理治療施設の子どもたちの暮らしと支援(目標1,3) |
第9回 |
施設養護の特性と実際(3)障害児入所施設の子どもたちの暮らしと支援(目標1,3) |
第10回 |
施設養護の特性と実際(4)児童発達支援センター・児童家庭支援センターの支援(目標1,3) |
第11回 |
里親制度の特性と実際(目標1,3) |
第12回 |
施設入所児の支援の過程と自立支援計画(目標1,3) |
第13回 |
実習で出会った気になる子どもたち1
(自立支援計画の作成とグループによる事例検討)(目標2) |
第14回 |
実習で出会った気になる子どもたち2
(グループ討議による事例検討と発表)(目標2) |
第15回 |
これからの保育士に求められるもの ~子どもの権利擁護、倫理、専門性、責務~(目標3) |
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予習・復習の内容 (毎回45分程度) |
予習 |
第1回 前年度の社会的養護のプリントをよく読んでおくこと。
第2~15回 社会的養護の問題に日常的に関心を持ち,関連する報道を理解しておくこと。
事前に指示されたテーマについて調べ,当日発表できるようにすること。 |
復習 |
第1~3回及び第7~11回 毎回の授業のプリントを整理し,自分なりに説明できるようにすること。
第4~6回 ロールプレイの課題を全て自分でやること。
第12~15回 自分の実習事例について整理し支援計画を作成する。更に保育士に求められているものを考える。 |
展開 |
1 授業で学んだことを実習やアルバイト先での子どもとの関わりの中で実践してみる。
2 色々な子どもの事例検討を主体的に友人とともにやってみる。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1 社会的養護(施設養護及び家庭養護)の実態及び養護の方法の理解度と定着度。
2 ロールプレイや事例研究等を通して、子どもの理解が深まり、具体的対応方法を身につけたこと。
3 保育士として社会的養護の意義と子どもの最善の利益を考えた対応について説明できること。 |
評価の方法 |
期末試験70%,授業中のレポート30% |
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教科書 |
書籍名 |
新保育ライブラリ 社会的養護内容[新版] |
著者名 |
福永博之 編著 |
出版社 |
北大路書房 |
価格 |
1700円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-7628-2846-1 |
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推薦図書 |
書籍名 |
むずかしい子を育てるペアレント・トレーニング |
著者名 |
野口啓示 |
出版社 |
明石書店 |
価格 |
1600円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-7503-2934-5 |
書籍名 |
神様からの贈り物 里親土井ホームの子ども達 |
著者名 |
土井高徳 |
出版社 |
福村出版 |
価格 |
1600円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-571-42016-0 |
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参考URL |
厚生労働省ホームページ http://www.mhlw.go.jp/ |
備考 |
毎回授業内容のプリントを配布する。
前年度の社会的養護の教科書を参考資料とする、
その他の「推薦図書等」は授業中に紹介する。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |