植草学園 平成30年度シラバス

保育内容演習Ⅱ(環境)
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シラバス基本情報
授業科目名 保育内容演習Ⅱ(環境)
科目ナンバリング EIT308
開講年度 2018年度
科目区分 保育・発達専門科目
科目責任者 奥村 幸子
授業形態 演習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1046201 後期 月1
A1046202 後期 月2
教室
講義室21・22
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 1
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 選択
特別支援学校教諭: 選択
幼稚園教諭: 必修
保育士: 選択
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 6-1 幼児教育の領域・内容
7-3 保育の内容・方法
授業のキーワード 子どもの力、環境、好奇心、探求心、生活
学生の到達目標 1.周囲の環境に対して子どもが自らかかわる力を培うために、子どもが好奇心や探求心を抱けるようなかかわり方が重要であることを理解する。
2.物の性質や数量、文字などに対する豊かな感覚が育まれるよう、子どもの発見や考えることを発達に合わせて支える方法を検討する。
授業の内容
第1回 領域「環境」と保育者・保育場面での「環境」(目標1)
第2回 子どもの発達を保障する「環境」における実践① ごっこ遊びにおける環境(目標1、2)
第3回 子どもの発達を保障する「環境」における実践② 絵本における環境(目標1、2)
第4回 子どもの発達を保障する「環境」における実践③ 構成遊びにおける環境(目標1、2)
第5回 子どもの発達を保障する「環境」における実践④ 戸外遊びにおける環境(目標1、2)
第6回 1.幼児の身の回りの音に耳を開く(1)サウンドマップづくりによる環境音への気づき:植草共生の森でのサウンドマップ作る(目標1、2)
第7回 幼児の身の回りの音に耳を開く(2)動物の鳴き声とオノマトペ:鳥類・虫を中心とした鳴き声を通して自然に親しむ(目標1、2)
第8回 幼児の身の回りの音に耳を開く(3)台所用品・食品容器を中心にした音の探求:身近なものの音を楽しむ(目標1、2)
第9回 音を楽しむ玩具・遊具:ブンブンごま・紙鉄砲など音を楽しむ玩具の製作と実習(目標1、2)
第10回 伝承遊び「お手玉」:①お手玉づくりと実習 ②数え歌を作る子(目標1、2)
第11回 子どもの「環境」を支える援助①:領域「環境」に関する模擬指導案の作成(目標1、2)
第12回 子どもの「環境」を支える援助②:領域「環境」に関する保育者の役割(目標1)
第13回 子どもの「環境」を支える援助③:子どもを取り巻く保育「環境」のあり方(目標1)
第14回 子どもの「環境」を支える援助④:園・家庭・地域社会の連携(目標1)
第15回 子どもの「環境」を支える援助⑤:幼児教育の現代的課題と新たな試み(目標1)
予習・復習の内容
(毎回45分程度)
予習 第1回-第5回:子どもが周囲の事象に対してどのように発見したり考えたりしているかを寄り添ってみる。
第6回-第10回:好奇心や探求心が抱ける事象について考える。
第11回-第15回:社会や周囲のかかわりが子どもの育ちにどのように影響するかを考える。
復習 第1回-第5回:子ども観や寄り添いを修正したり作ったりする。
第6回-第10回:好奇心や探求心が発見や考えることにどのようにつなげられるかを検討する。
第11回-第15回:継続的にすべての子どもの育ちを支えられる方法を検討する。
展開 子どもにかかわる機会を得た時、「環境」としての自身を自覚し、かかわり方を検討する。
成績評価
評価の基準 1.周囲の環境に対して子どもが自らかかわる力を培うために、子どもが好奇心や探求心を抱けるようなかかわり方が重要であることを理解することができたか。
2.物の性質や数量、文字などに対する豊かな感覚が育まれるよう、子どもの発見や考えることを発達に合わせて支える方法を検討することができたか。
評価の方法 授業への参加内容50% + 小レポート50%
教科書
書籍名 事例で学ぶ保育内容「環境」
著者名 無藤隆監修、福元真由美編集代表
出版社 保育出版社
価格 本体2,000円
ISBN・ISSN 978-4-893470-98-0
推薦図書
参考URL
備考 オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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