植草学園 平成30年度シラバス

事故・災害と救命救急法
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シラバス基本情報
授業科目名 事故・災害と救命救急法
科目ナンバリング ECT208
開講年度 2018年度
科目区分 保育・発達専門科目
科目責任者 布施 千草
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1041001 金3
教室
講義室15
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次・4年次
免許・資格との関係
2年次3年次4年次
小学校教諭: 選択選択選択
特別支援学校教諭: 選択選択選択
幼稚園教諭: 選択選択選択
保育士: 選択選択選択
理学療法士: 不要不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 徳育・教養
4 資質・能力
カリキュラムポリシー 1 徳育・教養
3 共生社会
授業のキーワード 小児救急医療,子どもの事故と集団災害,小児救急救命処置,専門職の役割
学生の到達目標 1.小児救急医療,子どもに多い事故や集団災害について理解できる。
2.トリアージの目的と救急救命処置について理解できる。
3.救急場面における子ども・家族の反応を理解し,小児救急場面における自分の役割を述べることができる。
授業の内容
第1回 現代の子ども・家族と救急医療・看護(目標1)
第2回 救急医療を受ける子ども・家族の接近法(目標3)
第3回 小児救急における病態とプライマリーケア①(目標1,2,3)症状(発熱・下痢下血・嘔吐)
第4回 小児救急における病態とプライマリーケア②(目標1,2、3)症状(呼吸困難・痙攣)
第5回 救急と災害看護(目標1,2)
自然災害について
第6回 小児救急における病態とクリテカルケア(目標1,2)
子どもの病気や事故を見逃さないための10か条
第7回 子どもの事故の種類とその特徴(目標1)
不慮の事故について
第8回 事故に伴う起こりやすい病態と看護 事故予防指導(目標1,2,3)
第9回 事例でみるトリアージの実際と小児救急救命処置(小児看護実習指導者による講義)(目標2)
第10回 事例でみるトリアージの実際と小児救急救命処置(シミュレーション等を通して実施)(目標2)
第11回 子どもの虐待 初期治療および対応の原則(目標1,2,3)
第12回 子どもに特徴的な集団災害①(目標1,3)(養護教諭による講義)
保育所,幼稚園,学校等における災害の特徴
第13回 子どもの特徴的な集団災害②(目標1,3)
被災地で生活する子どもたち
第14回 被災者と援助者の心理とその対応(目標3)
第15回 学生の発表(提出されたレポートをもとに)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回 事故・災害について,日常から関心を持ち,関連する報道について理解し、授業に臨むこと。
第2回~14回 次のテーマについて、図書を調べたうえで授業に臨むこと。
復習 第1回~14回 授業の要旨をまとめておく。配布された資料はよく読み,整理すること。
展開 事故・災害について新聞の切り抜きを整理し,要約をして理解を深めること。
成績評価
評価の基準 1.小児救急医療、事故、災害について説明できる
2.トリアージの目的と救急救命処置について説明し実施できる。
3.救急場面における子ども・家族の反応を理解し,小児救急場面における自分の役割を述べることができる。
評価の方法 試験60%,レポート40%(この比率は、最終的に若干変更する可能性もある)
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 災害福祉とは何かー生活支援体制の構築に向けて
著者名 西尾祐吾・大塚保信・古川隆司
出版社 ミネルヴァ書房
価格 4,500円+税
ISBN・ISSN 978-4-623-05421-3
参考URL
備考 小児救急看護の概要を理解し,その知識を各自の職域に活用してほしい。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。
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