授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 5 キャリア形成 |
カリキュラムポリシー |
5-2 知的障害、肢体不自由、病弱教育 5-4 特別支援学校教育実践等 |
|
授業のキーワード |
小児慢性疾患,心身症,行動制限,不安,ストレス |
学生の到達目標 |
1.病気のもたらす子どもの不安やストレス,恐怖心等の心理状態等からその心理特性の基礎を学ぶ。
2.病弱教育対象の子どもの病気や病類等の生理・病理の基礎を学ぶ。 |
授業の内容 |
第1回 |
病弱児病理と病弱教育対象児の変遷並びに、心身症、不登校、摂食障害等病理(目標2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第2回 |
循環器疾患や呼吸器疾患の病理(目標2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第3回 |
悪性腫瘍の病理(小児がんや白血病等)と緩和医療(目標2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第4回 |
腎・疾患や内分泌疾患の病理(目標2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第5回 |
病弱教育対象児の心理と病弱の教育上の定義(目標1) 担当教員: 昆 俊雄 |
第6回 |
病弱による心理的な自己規制や病気の自己管理能力(目標1) 担当教員: 昆 俊雄 |
第7回 |
病気と自己効力感(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第8回 |
病気進行への不安・恐怖や行動制限によるストレス(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第9回 |
病気や障害の子どもの心理特性と教育上の配慮(目標1) 担当教員: 昆 俊雄 |
第10回 |
病気や障害の受容やセルフケア(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第11回 |
小児慢性疾患の病理Ⅰ(目標2) 担当教員: 前田 仁士 |
第12回 |
小児慢性疾患の病理Ⅱ(目標2) 担当教員: 前田 仁士 |
第13回 |
慢性疾患のある子の臨床事例(1)(ぜん息児童生徒)(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第14回 |
慢性疾患のある子の臨床事例(2)(糖尿病児童生徒)(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
第15回 |
慢性疾患のある子の臨床事例(3)(腎疾患児童生徒)(白血病その他含)(目標1,2) 担当教員: 昆 俊雄 |
|
予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回~第15回(共通) 教育内容に示している項目や病種,キーワード等,事前に指示するテーマについて調べておくこと。 |
復習 |
第1回~第15回(共通) 授業後の要旨をまとめ,整理しておくこと。指示されたレポート課題を期限までに提出すること。 |
展開 |
授業内容に関連する事項などに関し、教科書や、配布資料、参考図書を調べたりするほか、最新の図書や研究成果を調べ、知識・理解を深めるようにすること。 |
|
成績評価 |
評価の基準 |
1 病気の子どものからくる心理特性や,その基礎的な理解度や定着度。
2 病気の子どもの生理、病理等の基礎的な知識が定着し指導に生かせる能力が養われたかを勘案する。 |
評価の方法 |
試験(40%),レポート(30%),リアクションペーパー及び授業態度(30%)等により総合的に評価 |
|
教科書 |
書籍名 |
特別支援教育に生かす病弱児の生理・病理・心理 |
著者名 |
小野次朗・西牧謙吾・榊原洋一編著 |
出版社 |
ミネルヴァ書房 |
価格 |
2,400円+税 |
ISBN・ISSN |
987-4-623-06153-2 |
|
推薦図書 |
書籍名 |
「病弱教育Q&A」PARTⅠ 病弱教育の道標 |
著者名 |
横田雅史/監 全国病弱養護学校長会 |
出版社 |
ジアース教育新社 |
価格 |
1,810円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-921124-05-2 |
書籍名 |
「病弱教育Q&A」PARTⅤ 病弱教育の視点からの医学事典 |
著者名 |
西間三馨/監修 横田雅史/監修 |
出版社 |
ジアース教育新社 |
価格 |
6,000円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-921124-20-5 |
|
参考URL |
|
備考 |
病弱教育の教育内容や基礎的事項を踏まえておいた方が理解しやすいので,必須の参考図書等を一読しておくと良い。なお,「病弱教育Ⅰ」の履修を併用するとさらに理解が深まると思われる。
オフィスアワー:授業の前後に教室にて,または授業関係質問票によって質問・相談を受けつけます。 |