植草学園 平成30年度シラバス

インクルーシブ教育論
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シラバス基本情報
授業科目名 インクルーシブ教育論
科目ナンバリング EST103
開講年度 2018年度
科目区分 特別支援教育基礎科目
科目責任者 渡邉 章
担当教員 加藤 悦子
広瀬 由紀
相磯 友子
田所 明房
菊地 一文
名古屋 恒彦
授業形態 講義
開講時期 前期・後期
登録コード
曜日・時限
A1034101 木4
教室
さくらホール
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次・2年次
免許・資格との関係
1年次2年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 必修必修
保育士: 必修必修
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
3 共生社会
カリキュラムポリシー 2 障害支援
3 共生社会
授業のキーワード インクルーシブ教育,共生社会,特別な教育的ニーズ
学生の到達目標 1.インクルーシブ教育の理念及び特別支援教育の制度・法令やその役割を理解し,自分の考えを表現できるようになる。
2.特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の障害の特性や心身の発達を理解し,自分の考えを表現できるようになる。
3.特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の教育課程及び支援の方法を理解し,自分の考えを表現できるようになる。
授業の内容
第1回 イントロダクション-授業のねらい・授業の進め方・評価の仕方-(目標1,2,3)
担当教員: 渡邉 章
第2回 インクルーシブ教育の理念と特別支援教育の制度・法令及びその役割(目標1)
担当教員: 渡邉 章
第3回 合理的配慮決定の基本的考え方と基礎的環境整備の重要性(目標1,2)
担当教員: 菊地 一文
第4回 特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の学習上又は生活上の困難,発達,心理的特性,学習過程の理解 -発達障害,視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱等-(目標2)
担当教員: 菊地 一文
第5回 幼児期の子どもの学習上又は生活上の困難の気づきと理解(目標2)
担当教員: 広瀬 由紀
第6回 幼稚園・保育所・認定こども園等における支援と保護者,地域機関との連携(目標1,3)
担当教員: 広瀬 由紀
第7回 特別の支援を必要とする子どもの就学先決定の仕組みと相談支援体制(目標1,3)
担当教員: 名古屋 恒彦
第8回 特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の教育課程と個別の指導計画・個別の教育支援計画(目標1,3)
担当教員: 名古屋 恒彦
第9回 通常の学級における特別の支援を必要とする子どもの指導及び支援(目標1,3)
担当教員: 加藤 悦子
第10回 特別支援学級及び通級による指導における指導及び支援(目標1,3)
担当教員: 加藤 悦子
第11回 特別支援学校における指導及び支援とセンター的機能の充実(目標1,3)
担当教員: 田所 明房
第12回 多様な教育の場の役割と交流及び共同学習の推進(目標1,3)
担当教員: 田所 明房
第13回 自立活動の教育課程上の位置づけと指導の内容及び方法(目標1,3)
担当教員: 渡邉 章
第14回 日本語が母国語でない子どもの学習上又は生活上の困難と対応(目標3)
担当教員: 相磯 友子
第15回 関係機関や家庭との連携及び地域における支援体制の構築,インクルーシブ教育論のまとめ(目標1,2,3)
担当教員: 渡邉 章
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回 シラバスをよく読み,ポリシーとの関連,授業のキーワード,学生の到達目標,授業の内容,成績評価等について理解しておくこと
第2回 インクルーシブ教育システムについて調べておくこと
第3回 合理的配慮と基礎的環境整備について調べておくこと
第4回 発達障害,視覚障害,聴覚障害,知的障害,肢体不自由,病弱について調べておくこと
第5回 幼児期の子どもの学習上又は生活上の困難について調べておくこと
第6回 幼稚園・保育所・認定こども園について調べておくこと
第7回 特別の支援を必要とする子どもの就学先決定の仕組みについて調べておくこと
第8回 個別の指導計画及び個別の教育支援計画について調べておくこと
第9回 通常の学級における特別の支援を必要とする子どもの指導及び支援について調べておくこと
第10回 特別支援学級及び通級による指導について調べておくこと
第11回 特別支援学校について調べておくこと
第12回 交流及び共同学習について調べておくこと
第13回 自立活動の指導について調べておくこと
第14回 日本語が母国語でない子どもの学習上又は生活上の困難について調べておくこと
第15回 関係機関や家庭との連携について調べておくことともに,第1回~第14回のポイント及び考察の記述を再度読んでおくこと
上記予習内容については,授業における質疑,応答により理解状況を確認し,授業を進める。
復習 第1回 この科目の受講によって理解を深めたい事項をまとめておくこと
第2回 インクルーシブ教育の理念と特別支援教育の制度・法令について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第3回 合理的配慮決定の基本的考え方と基礎的環境整備の重要性について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第4回 特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の学習上又は生活上の困難,発達,心理的特性,学習過程の理解について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第5回 幼児期の子どもの学習上又は生活上の困難の気づきと理解について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第6回 幼稚園・保育所・認定こども園等における支援と保護者,地域機関との連携について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第7回 特別の支援を必要とする子どもの就学先決定の仕組みと相談支援体制について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第8回 特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の教育課程と個別の指導計画・個別の教育支援計画について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第9回 通常の学級における特別の支援を必要とする子どもの指導及び支援についてポイント及び考察をまとめておくこと
第10回 特別支援学級や通級による指導における指導及び支援についてポイント及び考察をまとめておくこと
第11回 特別支援学校における指導及び支援とセンター的機能の充実について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第12回 多様な教育の場の役割と交流及び共同学習の推進について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第13回 自立活動の教育課程上の位置づけと指導の内容及び方法について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第14回 日本語が母国語でない子どもの学習上又は生活上の困難と対応について,ポイント及び考察をまとめておくこと
第15回 関係機関や家庭との連携及び地域における支援体制の構築についてポイント及び考察をまとめておくとともに,第1回~第15回に扱った内容で,重要と考える点をまとめておくこと
展開 講義において関心をもった事項について,図書館等で資料を調べ,知識・理解を深めること。
成績評価
評価の基準 1.インクルーシブ教育の理念及び特別支援教育の制度・法令やその役割を理解し,自分の考えを的確に表現できること。
2.特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の障害の特性や心身の発達を理解し,自分の考えを的確に表現できること。
3.特別の支援を必要とする幼児,児童及び生徒の教育課程及び支援の方法を理解し,自分の考えを的確に表現できること。
評価の方法 平常点及び提出レポートにより評価する。(平常点 50%,レポート 50%)
平常点には,発表・討論・グループ活動が含まれる。
教科書
書籍名 インクルーシブ教育って?
著者名 木舩憲幸
出版社 明治図書
価格 2000円
ISBN・ISSN ISBN978-4-18-126716-2
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説総則編(幼稚部・小学部・中学部)
著者名 文部科学省
出版社 教育出版
価格 473円
ISBN・ISSN ISBN978-4-316-30016-0
書籍名 特別支援学校学習指導要領解説自立活動編(幼稚部・小学部・中学部・高等部)
著者名 文部科学省
出版社 海文堂出版
価格 200円
ISBN・ISSN ISBN978-4-303-12432-8
推薦図書
参考URL 1)文部科学省:共生社会の形成に向けたインクルーシブ教育システム構築のための特別支援教育の推進(報告)http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/044/houkoku/1321667.htm
2)文部科学省:文部科学省所管事業分野における障害を理由とする差別の解消の推進に関する対応指針の策定について(通知).http://www.mext.go.jp/component/a_menu/education/micro_detail/__icsFiles/afieldfile/2015/11/24/1364727_01.pdf
備考 ・7名の教員によるオムニバス形式で授業を実施する。
・授業における提出物については,評価・コメント等によりフィードバックする。
・オフィスアワー(渡邉):火曜日4限,研究室17
・教員への連絡方法については,教員マイページを参照すること。
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