植草学園 平成30年度シラバス

教職原論
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シラバス基本情報
授業科目名 教職原論
科目ナンバリング EET201
開講年度 2018年度
科目区分 児童教育基礎科目
科目責任者 高野 良子
授業形態 講義
開講時期 前期
登録コード
曜日・時限
A1024001 月3
教室
講義室15
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次
免許・資格との関係
2年次
小学校教諭: 選択
特別支援学校教諭: 選択
幼稚園教諭: 選択
保育士: 選択
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-2 教育の基礎的理解(小)
4-4 小学校教育実践等
授業のキーワード 教育職員免許法,教職の意義等に関する科目,教職の意義,教員の役割,職務内容
学生の到達目標  現代社会における教職の重要性を認識した上で、教職の意義、教員の役割、教員に求められる資質能力と職務内容(研修、服務及び身分保障)等を理解し、教職への意欲を高めていく。自己の適性を判断し、進路選択に資する教職の在り方を理解することをねらいとする。到達目標は次の3点を定める。
 1.公教育の目的、教職の職業的特徴、教員に求められる役割と基礎的な資質能力を理解する。
 2.教員の職務内容と教育公務員に課せられる服務上・身分上の義務を理解する。
 3.学校が内外の専門家等と連携・分担して、チームとして組織的に諸課題に対応することの必要性を理解する。
授業の内容
第1回 導入講義:授業のねらい、授業の進め方、授業以外の学修について説明(スモールグループの作成、課題発表、check問題、R・Sの配布)し、これまで出会った教師を振り返ることから始める。(目標1)
第2回 教職の意義(1) 公教育の目的、教職課程の意義(目標1)
第3回 教職の意義(2) 公教育の担い手としての教員の存在意義と教職の職業的特徴(目標1)
第4回 教員養成の歴史と教員免許制度の改革(目標1・2)
第5回 教員の役割(1) 教職観の変遷と教員に求められる役割(目標1・2)
第6回 教員の役割(2) 教員に求められる基礎的な資質能力(目標1・2)
第7回 教員の職務内容(1) 教員の任用と職務の内容(児童等への指導以外の校務を含む)(目標2)
第8回 教員の職務内容(2) 教員の研修の意義と制度上の位置付け、学び続ける教員像(目標2)
第9回 教員の職務内容(3) 教員の服務上及び身分上の義務、身分保障、メンタルヘルス(目標2)
第10回 チーム学校への対応(1) 多職種協働による連携・分担の意義(目標3)
第11回 チーム学校への対応(2) チームとしての組織的対応とその必要性(目標3)
第12回 職場としての学校(1) 保護者・地域・子供との関係(ロール・プレーイング①)(目標1・2・3)
第13回 職場としての学校(2) 保護者・地域・子供との関係(ロール・プレーイング②)(目標1・2・3)
第14回 教員としての適性の理解(目標1・2・3)
第15回 授業のまとめ(check問題及び質問事項の整理、R.S.の提出)(目標1・2・3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 ・事前配布のレジュメの上欄に置かれているチェック問題にあたっておく。併せて、授業で問われる空所を補充し授業に臨む。(第2-14回)
・教職について日常から関心を持ち、関連する新聞報道に目をとおしたり、切り抜き保存したり、授業で提示された図書資料や文献を読んだりしておくこと。(第2-14回)
・事前に配布される次回授業のレジュメを読み、内容把握につとめる。(第2-14回)
・授業の内容に示しているキーワードについて事前に調べておくこと。(第2-14回)
・課題発表(ロール・プレーイング含む)のための準備をすすめる。(第12・13回)
復習 ・第1回授業にて配布されるR.S.に、毎回の授業の要旨をまとめておくこと。(第1-15回共通)
・事前配布のレジュメの上欄に置かれているチェック問題を整理することをとおして、復習につとめる。併せ(第2-14回共通)
・事前配布の授業レジュメに目をとおして、授業で問われる空所を補充し授業に臨む。(第2-14回共通)
・指示された課題を期限までに提出すること。
・課題発表の評価について、グループ内で共有しておく。(第12・13・14回)
展開 ・教育課題や教職に関する最新の文献や研究成果等を調べ、知識・理解を深める。
成績評価
評価の基準 目標1~3に示した事項・内容が理解できていることを合格基準とするが,課題や授業に臨む態度なども併せて総合的に評価する。
 1.公教育の目的、教職の職業的特徴、教員に求められる役割と基礎的な資質能力を理解できたか。
 2.教員の職務内容と教育公務員に課せられる服務上・身分上の義務を理解できたか。
 3.学校が内外の専門家等と連携・分担して、チームとして組織的に諸課題に対応することの必要性を理解できたか。
評価の方法 定期試験(70%)+課題発表(20%)+提出物(10%)
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 『教職概論』第3次改訂版
著者名 佐藤晴雄
出版社 学陽書房
価格 2 ,400円
ISBN・ISSN 978 -4-313-61137-5
参考URL 文部科学省HP
http://www.mext.go.jp/
備考 ・本講義は教職科目であるので,将来自分が教壇に立つという自覚をもって受講することが望まれる。
・講義形式で進めるが、アクティブ・ラーニングの視点からの双方向・参加型授業運営に配慮している。
・オフィス・アワー:金曜日1・2限 研究室番号14
・メール・アドレス:y-takano@uekusa.ac.jp
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