授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
1 徳育・教養 |
カリキュラムポリシー |
1 徳育・教養 |
|
授業のキーワード |
人間理解,心の特質と限界,客観的見方 |
学生の到達目標 |
1.心理学を身近なものであると感じられる。
2.心の様々な働きを理解する。
3.意識的にはコントロールが困難な行動を理解する。 |
授業の内容 |
第1回 |
心理学とは,心理学の歴史と領域。心理学の歴史や領域を学びながら,心理学・心理学研究について概観する。(目標1) |
第2回 |
進化から見た人間。比較行動学や進化心理学に基づいて,系統発生的に見た人間の心理を理解する。(目標1) |
第3回 |
心の生理的基礎,中枢神経系。心の土台となる生物学的要因(遺伝的要因,中枢神経系的要因,身体解剖学的要因など)について知る。(目標1,2) |
第4回 |
感覚と知覚。感覚刺激の受容の仕組みや知覚がどのように形成されるのかを理解する。(目標1,2,3) |
第5回 |
姿勢と運動。姿勢と運動が成立する仕組みを知り,心とどのように関連しているかを理解する。(目標1,2,3) |
第6回 |
意識・感情。意識や感情のメカニズムを理解し,行動や認知との関連を解明する。(目標1,2,3) |
第7回 |
イメージの世界。イメージがどのように認知や心的状態に影響するかについて学ぶ。(目標1,2,3) |
第8回 |
学習。学習行動の種類やメカニズムを理解することで,望ましい学習の仕方について考える。(目標1,2,3) |
第9回 |
記憶。記憶の生理学的基礎や種類を理解し,日常生活に現れる記憶の不思議に迫る。(目標1,2,3) |
第10回 |
認知・思考。まわりの世界に対する認知がどのように形成されるか理解し,思考との関連を考える。(目標1,2,3) |
第11回 |
発達,発達理論。人間の発達に対する考え方を見ながら,乳幼児期から老年期までの発達を概観する。(目標1,2,3) |
第12回 |
社会(社会的認知,人間関係,集団力動)。社会や人間関係に対する認知のあり方や行動の傾向について学ぶ。(目標1,2,3) |
第13回 |
個人差と性格,性格理論。個人差がどのように形成されるのか理解し,様々な性格理論を概観し,自分の性格を客観的に見ることができるようにする。(目標1,2,3) |
第14回 |
自己制御(失敗,嗜癖)。いかに人間が自分の行動を制御するのかについて理解し,自己制御がうまくいかない場合の対処について考える。(目標1,2,3) |
第15回 |
適応と病理。日常生活に見られる適応の仕方を理解するとともに,適応障害や精神病理についての理解を深める。(目標1,2,3) |
|
予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回シラバスをよく読み、ポリシーとの関連、授業のキーワード、学生の到達目標、授業の内容、成績評価などについて理解しておくこと。さらに心理学の歴史や研究方法について調べておくこと。
第2回比較行動学や進化心理学について調べておくこと。
第3回心の生理的基礎や中枢神経系について調べておくこと。
第4回感覚刺激の受容や知覚の形成について調べておくこと。
第5回姿勢と運動の仕組み、心との関連について調べておくこと。
第6回意識・感情のメカニズムや認知・行動との関連について調べておくこと。
第7回イメージの認知や心の状態への影響について調べておくこと。
第8回学習行動の種類やメカニズムについて調べておくこと。
第9回記憶の生理学的基礎や日常的な記憶現象について調べておくこと。
第10回認知の形成や思考との関連について調べておくこと。
第11回人間発達に関する理論や発達の概要について調べておくこと。
第12回社会・人間関係に関する認知について調べておくこと。
第13回知能や性格に対する理論や個人差について調べておくこと。
第14回自己制御の仕組みや失敗について調べておくこと。
第15回日常生活での適応や適応障害・精神病理について調べておくこと。 |
復習 |
第1回心理学の歴史や研究方法についてポイントや考察をまとめておくこと。
第2回比較行動学や進化心理学についてポイントや考察をまとめておくこと。
第3回心の生理的基礎や中枢神経系についてポイントや考察をまとめておくこと。
第4回感覚刺激の受容や知覚の形成についてポイントや考察をまとめておくこと。
第5回姿勢と運動の仕組み、心との関連についてポイントや考察をまとめておくこと。
第6回意識・感情のメカニズムや認知・行動との関連についてポイントや考察をまとめておくこと。
第7回イメージの認知や心の状態への影響についてポイントや考察をまとめておくこと。
第8回学習行動の種類やメカニズムについてポイントや考察をまとめておくこと。
第9回記憶の生理学的基礎や日常的な記憶現象についてポイントや考察をまとめておくこと。
第10回認知の形成や思考との関連についてポイントや考察をまとめておくこと。
第11回人間発達に関する理論や発達の概要についてポイントや考察をまとめておくこと。
第12回社会・人間関係に関する認知についてポイントや考察をまとめておくこと。
第13回知能や性格に対する理論や個人差についてポイントや考察をまとめておくこと。
第14回自己制御の仕組みや失敗についてポイントや考察をまとめておくこと。
第15回日常生活での適応や適応障害・精神病理についてポイントや考察をまとめておくこと。 |
展開 |
日ごろの心の働きを意識し、自分の知りたいテーマの本を読み、さらに理解を深めていく。 |
|
成績評価 |
評価の基準 |
1)心理学に関する基礎的な知識について理解し、自分の考えを的確に表現できること。
2)身近な心理的問題について理解し、自分の考えを的確に表現できること。
3)意識的にはコントロールできない行動について理解し、自分の考えを的確に表現できること。 |
評価の方法 |
授業への参加態度と質問への回答,期末試験の結果などから総合的に評価する。
質問への回答 30%,期末試験 70%。 |
|
教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
|
推薦図書 |
|
参考URL |
|
備考 |
重要であると指摘した事項の復習を行うこと。
日頃,心理学に関する本を読むこと。
質問・相談がある場合には、オフィスアワー(火曜日3時限目)、空き時間(研究室ドアに掲示)に研究室15に来ること。 |