授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
1 福祉や教育の基本理念と優れた実践力 3 児童障害福祉(保育所・幼稚園・障害関係施設等)に関する知識・技能の専門性 |
カリキュラムポリシー |
3 必修取得資格や関連する資格・免許の取得に関する科目の設定:1・2年次設定 4 各専攻それぞれを特色づける対象者との触れ合いのできる体験や実習に関する科目の設定:1・2年次設定 |
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授業のキーワード |
発達障害,自閉症(自閉症スペクトラム)アセスメント |
学生の到達目標 |
1.自閉症を含む発達障害の特性について理解する
2.自閉症スペクトラム等のアセスメントや認知特性に応じた支援の方法を理解し,子どもたちの内面理解も深める
3.学習内容や実習の経験をふまえて,適切な支援方法を考え,発表することができる |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション,発達障害について(目標1) |
第2回 |
自閉症の概念の変遷(目標1) |
第3回 |
発達障害の原因(目標1,2) |
第4回 |
発達障害の定義と診断(目標1,2,3) |
第5回 |
アセスメントの実際 (目標1,2,3) |
第6回 |
アセスメントの実際 演習(目標1,2,3) |
第7回 |
自閉症スペクトラム障害の特徴と支援
①社会性について(目標1,2,3) |
第8回 |
自閉症スペクトラム障害の特徴と支援
②コミュニケーションについて(目標1,2,3) |
第9回 |
自閉症スペクトラム障害の特徴と支援
③こだわりや想像力について(目標1,2,3) |
第10回 |
自閉症スペクトラム障害の特徴と支援
④その他の困難について(目標1,2,3) |
第11回 |
自閉症スペクトラム障害に伴いやすい障害について(目標1,2,3) |
第12回 |
自閉症スペクトラム障害の子どもたちが抱える困難について(目標1,2,3) |
第13回 |
事例検討①グループ協議(目標1,2,3) |
第14回 |
事例検討②グループ協議(目標1,2,3) |
第15回 |
学習のまとめ/実習 現場実践 研究発表会 参観などの報告 意見交換等を行い学習を共有する(目標1,2,3) |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回目 これまでに学んだ障害関係の授業について復習をして授業に臨むこと。
第2回目~15回目 次回のテーマと主な内容についての予告に従って準備した上で授業に臨むこと。日頃より,発達障害について,関心を持ち,情報の収集に努めること。 |
復習 |
第1回目~第15回目 毎回の授業の資料とノートを見直し,教科書の関連の箇所で確認しておくこと。
積極的にさまざまな事例について積極的に文献等をあたり知識を深めること。 |
展開 |
研究所参観,授業参観等で積極的に新しい知識や教育方法などを学んでいくこと。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.発達障害や自閉症についての理解・定着
2.アセスメントと支援方法についての理解
3.事例にそった支援方法の工夫をプレゼンする
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評価の方法 |
授業参加態度(協議、発言等)40% 発表30% レポート等提出物30% を総合して評価する |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
自閉症児のための絵で見る構造化 |
著者名 |
佐々木正美 |
出版社 |
学研 |
価格 |
1,995円 |
ISBN・ISSN |
4054021867 |
書籍名 |
高機能自閉症・アスペルガー症候群入門 |
著者名 |
内山登紀夫他 |
出版社 |
ケーアンドエイチ |
価格 |
2,000円 |
ISBN・ISSN |
ISBN4-8058-2185-X C0037 |
書籍名 |
教員をめざす人の特別支援教育テキスト |
著者名 |
奈良教育大学教育研究支援機構特別支援教育研究センター |
出版社 |
クリエイツかもがわ |
価格 |
1296円 |
ISBN・ISSN |
486342115X |
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参考URL |
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備考 |
外部講師によるアセスメントの演習,知的障害を伴う自閉症の子供たちに対して教育を行っている特別支援学校の参観を予定している。
実習参観などの時期により順を入れ替えることもある。
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