植草学園 平成29年度シラバス

統合保育論
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シラバス基本情報
授業科目名 統合保育論
科目ナンバリング
開講年度 2017年度
科目区分 専門科目
科目責任者 木下 勝世
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
35001601 水曜日,3限
教室
講義室2
卒業要件
特別支援教育専攻:選択
単位数 2
配当年次・対象学生
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 福祉や教育の基本理念と優れた実践力
3 児童障害福祉(保育所・幼稚園・障害関係施設等)に関する知識・技能の専門性
カリキュラムポリシー 4 各専攻それぞれを特色づける対象者との触れ合いのできる体験や実習に関する科目の設定:1・2年次設定
授業のキーワード インクルーシブ保育
学生の到達目標 1.インクルーシブ保育の意義を理解し,保育のあり方を考える。
2.インクルーシブ保育の実際を,体験を通して学ぶ。
3.「私のインクルーシブ保育論」をもてるようになる。
授業の内容
第1回 授業者・受講者の自己紹介と本授業への期待(目標1,2,3)授業の内容・進め方の説明 受講上の相談
第2回 インクルーシブ保育の意義と目的(目標1)
第3回 インクルーシブ保育の目指すもの(目標1)
第4回 保育のあり方とインクルーシブ保育(目標1)
第5回 インクルーシブ保育実践上の課題(目標1)
①保育者と保育者集団のあり方
第6回 インクルーシブ保育実践上の課題(目標1)
②子ども同士の関係の育ち
第7回 インクルーシブ保育実践上の課題(目標1)
③保護者支援の意味と保育者の役割
第8回 現場体験事前オリエンテーション(目標2)
第9回 インクルーシブ保育実践現場体験①-日程は別途相談-(目標2)
第10回 インクルーシブ保育実践現場体験②-日程は別途相談-(目標2)
第11回 インクルーシブ保育実践現場体験③-日程は別途相談-(目標2)
第12回 インクルーシブ保育実践現場体験④-日程は別途相談-(目標2)
第13回 現場体験の振り返りと話し合い(目標2)
第14回 インクルーシブ保育実践上の課題(目標1)
④園文化の醸成と共生社会への展望
第15回 「私のインクルーシブ保育論」提案と協議(目標3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回 授業への期待をまとめておく。
第2~7回 教科書の当該ページを読み,考えや質問点等をまとめておく。
第8回 体験予定保育機関のホームページを閲覧し,理解を得ておく。
第9回 体験・参観についての自分なりの視点をまとめておく。
第10~12回 これまでの現場での体験を踏まえて次回の体験・参観の狙いとし点を明確にする。
第13回 現場体験・参観をまとめ,発表できる準備をする。
第14回 教科書の当該ページを読み,考えや質問等をまとめておく。
第15回 「私のインクルーシブ保育論」の執筆内容を構想し,発表できるようにする。
復習 第1回 受講の意志を確認し登録する。
第2~7回 受講内容をまとめ,レポート「私のインクルーシブ保育論のためのメモ」を書き,提出する。
第8回 とくになし
第9~12回 体験・参観の結果を記録に整理し,予習につなげる。
第13回 体験・参観を総括し,レポート「私のインクルーシブ保育論のためのメモ」を書き,提出する。
第14回 受講内容をまとめ,レポート「私のインクル―シブ保育論のためのメモ」を書き,提出する。
第15回 授業における話し合いを受け,「私のインクルーシブ保育論」を執筆し,提出する。
展開 インクルーシブ保育の課題は障害の有無にかかわらずどの子にも最適な保育を創り出すことであり,共生社会の実現を目指すものであることに考えを至らせ,その担い手としての基礎を確立する。
成績評価
評価の基準 1.授業への参加度と発言の内容
2.実践現場体験への積極的取り組み
3.自分なりの考えを形成する思考
評価の方法 授業内容に関する小レポート 30%
実践現場体験での見取り 20%
期末レポートの内容 50%
教科書
書籍名 子どもによる、子どものための、子どもの園生活づくりとしての保育
著者名 木下勝世
出版社 ジアース教育新社
価格 未定(5月発刊予定)
ISBN・ISSN 未定
推薦図書
書籍名 インクルーシブ保育っていいね
著者名 小山望,太田俊己,加藤和成,河合高鋭
出版社 福村出版
価格 2,200円+税
ISBN・ISSN ISBN978-4-571-12121-0
参考URL 愛隣幼稚園ホームページ http://www.airinyoutien.com
備考 インクルーシブ保育実践現場体験は愛隣幼稚園で行う。日程については幼稚園と受講者間の都合で相談の上決定するが,調整に協力してもらいたい。
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