植草学園 平成29年度シラバス

保育者・教師論
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シラバス基本情報
授業科目名 保育者・教師論
科目ナンバリング SPR301
開講年度 2017年度
科目区分 専門科目
科目責任者 山本 邦晴
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
30010701 木曜日,3限
30010702 木曜日,4限
教室
講義室3
卒業要件
児童障害福祉専攻:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 福祉や教育の基本理念と優れた実践力
2 高い人間観・倫理観
カリキュラムポリシー 1 建学の精神を含みこむ科目,社会から信頼される高い人間観・倫理感を培う科目,情報化・グローバル化に対応した科目の設定:1年次設定
3 必修取得資格や関連する資格・免許の取得に関する科目の設定:1・2年次設定
授業のキーワード 望ましい保育者像・教師像,子ども主体の保育・教育,専門性の向上,保育・教育における安全と危機管理
学生の到達目標 1.保育者や教師が備えるべき条件の基礎となる「保育士・教師観」「子ども観」「授業観」等を深める。
2.保育者・教師の役割と倫理,制度上の位置づけ等を学び,子どもは保育者・教師から多大な影響を受け育つことを認識し,専門職としての使命を理解する。
3.保育・教育現場で組織の一員として仕事をする重要性,専門職としての役割・責任等を学び,保育者・教師として基本的資質を高める。
授業の内容
第1回 保育士・教師の制度上の位置づけ-資格・要件・責務等(目標1,2,3)
第2回 保育士・教師観-望ましい保育士・教師像,好きな保育士・教師,優れた保育士・教師,良い教師の条件(目標1,2)
第3回 子ども観-教え指導する子ども,共に生活し支える子ども,子ども主体の保育・教育,子ども主体を支える保育・教育(目標1,2)
第4回 子ども理解-肯定的理解,共感的理解,感じ合い・分かり合い(目標1,2)
第5回 保育・教育観-障害等の有無に関係なく,全ての子どもに適用できる保育・教育観(目標1,2,3)
第6回 保育課程・教育課程観-保育所や学校等の生活の充実・発展のための保育課程・教育課程,保育所や学校等での生活づくりを保育・教育課程編成と捉えて(目標2,3)
第7回 保育課程・教育課程観-保育所や学校等の生活の充実・発展のための保育課程・教育課程,保育所や学校等での生活づくりを保育・教育課程編成と捉えて(目標2,3)
第8回 日々の保育・授業観-活動・生活支援としての日々の保育・授業,生活の一こまとしての授業,遊びや日常生活等を支える授業(目標1,2,3)
第9回 日々の保育・授業観-活動・生活支援としての日々の保育・授業,生活の一こまとしての授業,遊びや日常生活等を支える授業(目標1,2,3)
第10回 保育者・教師の専門性-保育・幼児教育の専門性,特別支援教育の専門性,養護と教育,資質・能力,技術・技法,保育・教育の展開と自己評価,保育・教育観と専門性(目標1,2,3)
第11回 保育者・教師の専門性-保育・幼児教育の専門性,特別支援教育の専門性,養護と教育,資質・能力,技術・技法,保育・教育の展開と自己評価,保育・教育観と専門性(目標1,2,3)
第12回 保育者・教師の役割と倫理等-倫理,服務・規律、職務内容・役割等(目標2,3)
第13回 保育者・教師の協働-保育者・教師の支え合い,協働(目標3)
第14回 保育者・教師の専門職としての育ち-専門性の向上とキャリア形成,保育・教育における安全と危機管理(目標3)
第15回 保護者と保育者・教師の関係のあり方ー学級経営,学級懇談会,学級だより(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回~第15回 教科書「大好きな先生に出会えたら」を毎回読み,疑問点や自分なりの考えをまとめて臨む。
第2回~第5回 次時の学修内容の予告に応じて,下調べをして臨む。
第6回~第15回 課題の発表者(グループ)を予め決めておき,レポートに基づいて発表できるようにする。
復習 第1回~第15回 授業内容に応じて,毎回キーワードとなる事柄について,配布された資料のファイルして保管すること。
そして授業を振り返り,知識の取得が不十分な場合は復習し身につくように努めること。またもっと調べたいことは,さらに深まるように学修する。
展開 できるだけ具体例を取り上げて進める。
これまで歩んできた自らの学校生活や幼稚園・保育園や特別支援学校等で実習を行った経験を踏まえ,保育者・教師として子どもとの関わり方等について考え,望ましい保育者・教師像を追究する。
成績評価
評価の基準 1.一人一人を大切にする豊かな「保育士・教師観」等の定着度。
2.専門職としての使命感と責任感のもつこと。
3.保育・教育現場で組織の一員として基本的資質を高められたか。
その他に授業への取り組み態度や発表、授業後の小テスト及びレポート提出などより総合的に評価する。
評価の方法 授業への取り組み態度20%,授業後の小テスト50%,レポート提出30%。この比率をもとに総合的に評価する。
教科書
書籍名 「大好きな先生に出会えたら」
著者名 小出進
出版社 日本生活中心教育研究会編
価格 500円
ISBN・ISSN
推薦図書
書籍名 「感じ合い 分かり合い 支え合い」
著者名 小出進
出版社 日本生活中心教育研究会編
価格 1,000円
ISBN・ISSN
□上記の図書等は市販されていません。
参考URL
備考
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