授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
1 地域介護福祉の基本理念と優れた実践力 2 高い人間観・倫理観 |
カリキュラムポリシー |
1 建学の精神を含みこむ科目,社会から信頼される高い人間観・倫理感を培う科目,情報化・グローバル化に対応した科目の設定:1年次設定 4 各専攻それぞれを特色づける対象者との触れ合いのできる体験や実習に関する科目の設定:1・2年次設定 |
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授業のキーワード |
地域、共生、社会資源 |
学生の到達目標 |
1.短大周辺や学生自身が暮らす地域への活動参加を促し、社会資源の理解や多様な文化・価値観に触れながら地域社会のありようについて理解する。
2.障害のある方が地域で生活することについて、その支援の在り方や共生のあり方について理解する。
3.人が自立した生活を営むことについて、個人、近隣、地域、社会の単位で人間をとらえる視点を養い、日々の生活と社会とのかかわりについて理解する。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション
(科目の内容、授業の進め方など) 担当教員: 清宮 宏臣 |
第2回 |
障害をもつ人の暮らし方と共生について(1)
制度にとらわれない暮らし;「ばおばぶ」での生活(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第3回 |
障害をもつ人の暮らし方と共生について(2)
「生活ホーム小島屋」での生活(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第4回 |
障害をもつ人の暮らし方と共生について(3)
重症心身障害とは(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第5回 |
障害をもつ人の暮らし方と共生について(4)
重症心身障害児者の暮らし(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第6回 |
障害をもつ人の暮らし方と共生について(5)
知的障害のある方の暮らし(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第7回 |
福祉実践者の話(目標1、2) 担当教員: 宮下 裕一 |
第8回 |
グループワーク(1)
学外活動の振り返り(目標1) 担当教員: 清宮 宏臣 |
第9回 |
グループワーク(2)
身近な社会資源を知る;社会福祉協議会ほか(目標3) 担当教員: 清宮 宏臣 |
第10回 |
社会資源(制度や施設など)と支援の現状(1)
精神障害のある方について(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第11回 |
障がいのある子の保護者の方からの話(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第12回 |
社会資源(制度や施設など)と支援の現状(2)
諸外国の様子(目標1、2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第13回 |
社会資源(制度や施設など)と支援の現状(3)権利擁護について(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第14回 |
社会資源(制度や施設など)と支援の現状(4)障害のある人と障害のある人を支える人との地域共生に向けて(目標2) 担当教員: 五十嵐 正人 |
第15回 |
グループワーク(3)
地域や地域福祉について考える(目標1、3) 担当教員: 清宮 宏臣 |
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予習・復習の内容 (毎回45分程度) |
予習 |
第1回〜第15回(共通) 居住地の自治会について、どのような様子であるのか、どのような活動があるのかなどを、親や近隣住民の方などから情報を得る。
また、福祉に関連する社会資源(諸制度、サービスや施設など)は、どのようなものがあるのか調べる。
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復習 |
第1回〜第15回(共通) 毎回の授業において、配布した資料を確認し、保管する。障害のある方が地域で暮らすこと、共生することについて、考えるよう努める。 |
展開 |
1.居住地の自治会活動に、積極的に参加する。
2.居住地周辺に、どのような福祉施設や地域住民が交流する場があるのかを調べ、参加可能な活動に積極的に参加する。
3.居住地以外の地域においても、興味関心のある活動に参加する。
4.障害のある方と積極的にかかわる。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.授業で扱った基礎的な内容を理解度、多様な社会資源や価値観に対する理解度。
2.障害のある方が地域で生活することの意味についての理解度。
3.地域社会とのかかわり、他者との関係を考えながら、主体的な活動・行動ができていること。
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評価の方法 |
参加状況(態度や意欲など)や毎講義後のレポート(10%)、学外活動の時間数、活動後レポート内容やファイル整理など(90%)などを総合的に評価する。ただし、この比率は、最終的に若干変更する可能性もある。
期末試験は行わない。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
書籍名 |
三人暮らし |
著者名 |
五十嵐正人 著 |
出版社 |
水曜社 |
価格 |
1,800円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-88065-190-3 |
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参考URL |
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備考 |
学外活動(居住地の自治会活動や福祉施設での活動など)18時間以上を必須としている。各自が自主的、計画的に活動先を見つけ参加することが必要である。
期末試験は行わない。 |