植草学園 平成29年度シラバス

成人中枢神経系疾患理学療法学
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シラバス基本情報
授業科目名 成人中枢神経系疾患理学療法学
科目ナンバリング HPT303
開講年度 2017年度
科目区分 理学療法科目
科目責任者 倉山 太一
担当教員 前田 仁士
水上 昌文
授業形態 講義
開講時期 通期
登録コード
曜日・時限
A2052001 木1, 2
教室
講義室18
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 1 徳育・教養
2 障害支援
カリキュラムポリシー 6 科学的思考の形成と発展
7 生涯探究心の育成
授業のキーワード 脳神経解剖、中枢神経疾患の病態生理・臨床所見、中枢神経系理学療法の概略
学生の到達目標 1.中枢神経系の構造とメカニズム、およびを障害像を理解する
2.中枢神経系障害に対して医師が行う処置と目的を理解する
3.中枢神経系疾患の理学療法介入の概略を理解する
授業の内容
第1回 ※授業は2コマ連続で行います。
脳神経解剖①
(目標1)
第2回 脳神経解剖②
(目標1)
第3回 脳神経解剖③
(目標1)
第4回 脳神経解剖④
(目標1)
第5回 脳神経解剖⑤
(目標1)
第6回 脳神経解剖⑥
(目標1)
第7回 脳神経解剖⑦
(目標1)
第8回 脳神経解剖⑧
(目標1)
第9回 <脳・神経解剖試験>
脳血管障害の病態生理①
(目標1)
第10回 脳血管障害の病態生理②
(目標1)
第11回 脳血管障害の病態生理③
(目標1)
第12回 脳血管障害の病態生理④
(目標1)
第13回 脳血管障害の医学的治療①
(目標1・2)
第14回 脳血管障害の臨床所見①
(目標1・2)
第15回 脳血管障害の臨床所見②
(目標1)
第16回 脳血管障害の臨床所見③
(目標1)
第17回 神経難病①
(目標1・2)
第18回 神経難病②
(目標1・2)
第19回 神経難病③
(目標1・2)
第20回 神経難病④(発表課題)
(目標1・2)
第21回 <中間試験>
脳血管障害の医学的治療①
(目標1・2)
第22回 <中間試験>
脳血管障害の医学的治療②
(目標1・2)
第23回 脳血管障害の臨床所見③
(目標1)
第24回 脳血管障害の臨床所見④
(目標1)
第25回 脳血管障害の回復過程と機能予後予測
脳卒中理学療法概論①(急性期)
(目標1・3)
第26回 脳卒中理学療法概論②(急性期)
(目標1・3)
第27回 脳卒中理学療法概論③(回復期)
(目標1・3)
第28回 脳卒中理学療法概論④(慢性期)
(目標1・3)
第29回 前期授業重要箇所のまとめと復習
(目標1~3)
第30回 前期授業重要箇所のまとめと復習
(目標1~3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 ※初回の授業開始前までに国立循環器病センターの「脳」関連ページをすべて読んでおくこと。
http://www.ncvc.go.jp/cvdinfo/pamphlet/
第1~8回 神経系解剖の予習
第9回 テスト問題の予習
第10~12回 病態生理の予習
第13~14回 医学的治療の予習
第15~16回 臨床所見の予習
第17~20回 神経難病についての予習
第21~22回 医学的治療の予習
第23~24回 臨床所見の予習
第25~26回 予後予測についての予習
第27~28回 脳卒中理学療法概論についての予習
第29~30回 全体の予習とテスト対策
復習 第1~8回 神経系解剖の復習
第9回 テスト問題の復習
第10~12回 病態生理の復習
第13~14回 医学的治療の復習
第15~16回 臨床所見の復習
第17~20回 神経難病についての復習
第21~22回 医学的治療の復習
第23~24回 臨床所見の復習
第25~26回 予後予測についての復習
第27~28回 脳卒中理学療法概論についての復習
第29~30回 全体の復習とテスト対策
展開 主に脳卒中を中心とした、中枢神経系疾患に対する理学療法介入について、下記の流れで授業を進めます。教授内容の根拠として可能な限り最新の英語論文を典拠とします。
①脳解剖・脳機能
②中枢神経のメカニズムと臨床所見との関連
③中枢神経系疾患患者に対して「理学療法士は何ができるのか・何をしなければならないのか」を理解する
④「③」を実践するための基礎知識
※授業の進行に伴って展開内容は見直される場合があります。
※毎回小テスト・課題を実施します。

成績評価
評価の基準 1.中枢神経系の構造とメカニズム、およびを障害像を理解し説明できること。
2.中枢神経系障害に対して医師が行う処置と目的を理解し説明できること。
3.中枢神経系疾患の理学療法介入の概略を理解し説明できること。
評価の方法 筆記試験100%(適宜小・中テストを実施。配点は適宜説明します)
教科書
書籍名 ニューロリハビリテーション
著者名 編集:道免 和久
出版社 医学書院
価格 4200円
ISBN・ISSN 978-4-260-02009-1
書籍名 よくわかる脳卒中患者さんの退院時必携書
著者名 片山泰朗
出版社 ヴァンメディカル
価格 1600円
ISBN・ISSN 4-86092-066-X
推薦図書
書籍名 脳卒中患者に対する課題指向型トレーニング
著者名 潮見泰蔵
出版社 文光堂
価格 6480円
ISBN・ISSN 978-4830645211
書籍名 極める! 脳卒中リハビリテーション 必須スキル
著者名 吉尾 雅春 (監修)・他
出版社 gene
価格 4860円
ISBN・ISSN 978-4905241959
書籍名 自信がもてる!リハビリテーション臨床実習
著者名 里宇明元/監修
出版社 医歯薬出版
価格 4,968円
ISBN・ISSN 978-4-263-21499-2
参考URL https://www.pedro.org.au/japanese/
備考  中枢神経系は、学問的な面白さで満ちている反面、十分解明されていない分野であり、「エセ治療」や「権威」が蔓延る(はびこる)領域です。理学療法士はこれらを自己判断によって除外し、正しい介入を選択する能力が必要になります。そのための一助として本講義では一定の立場や見解にとらわれず、中立的・科学的な考え方を教示するよう努めます。
※シラバス内容は授業の進行度に合わせて随時変更されます。
※教科書は全て授業内で使用します。必ず購入してください。(上記記載以外に「よくわかる脳卒中患者さんの退院時必携書、ヴァンメディカル:1728円」)も購入願います。
※推薦書の購入は各自に任せます。ここに挙げた推薦図書以外に、初回の授業で参考書を提示します。
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