授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 チーム医療 ・地域貢献 |
カリキュラムポリシー |
5 チーム医療 ・地域貢献 |
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授業のキーワード |
作業療法とは?,歴史的背景,作業療法の現状,領域・病期・圏域別,自助具・福祉器機 |
学生の到達目標 |
1.作業療法の職種内容と理論が理解できる。
2.作業療法の領域別・病気別・圏域別の介入が理解できる。
3.作業療法で用いる道具(自助具)と理学療法と作業療法の協業・役割について理解できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
作業療法の概観について講義(目標1) |
第2回 |
作業療法の職種内容について講義(目標1) |
第3回 |
作業療法(日本・世界)の歴史的背景について講義(目標1) |
第4回 |
作業療法の治療的介入の考え方及びリハビリテーション(目標1) |
第5回 |
日本の作業療法の現状についての講義(1)(目標1) |
第6回 |
日本の作業療法の現状についての講義(2)(目標1) |
第7回 |
作業療法で用いている介入・治療の理論的背景について講義(目標1) |
第8回 |
作業療法で用いている介入・治療の理論的背景について講義(目標1) |
第9回 |
作業療法が介入する医療・福祉領域について講義(目標2) |
第10回 |
作業療法が介入する就労支援・その他の領域について講義(目標2) |
第11回 |
作業療法における病期(急性期・回復期・維持期・終末期)ごとの介入について講義(目標2) |
第12回 |
作業療法における圏域(医療・福祉・介護・教育)ごとの介入について講義(目標2) |
第13回 |
作業療法で作製・使用する自助具について講義(目標3) |
第14回 |
作業療法で用いる福祉機器(用具)について講義(目標3) |
第15回 |
日本及び世界の理学療法の歴史と役割・現状,作業療法との協業についてのプレゼンテーション発表(目標3) |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
第1回 作業療法について、自分でも事前に調べてみること及び自分の専門である理学療法との基本的な違いについて考えてみること。
第2回~15回(共通)授業中に配布した資料を基に、次回の授業内容(作業療法の内容)を確認すること。また、その授業内容に関連した理学療法についても調べて授業に臨むこと。
第15回の授業においては,日本や世界の理学療法に関する歴史的背景や役割・現状について,学生さんによるプレゼンテーション発表を行っていただきますので,資料取集など予習による準備をしておくこと。
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復習 |
第1回~15回(共通) 授業中に配布した資料内容を再確認し、作業療法と理学療法の違いや共通、それぞれの役割について考えてみること。
また、毎回の授業内容について「質問」や「更に聞きたいこと」をまとめておくようにすること。
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展開 |
作業療法のみならず,臨床で行われているチーム医療(多職種連携)に関わっている専門職種について調べ,チーム医療とはどのようなものか理解を深めるように努めること。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1. 作業療法の職種内容や役割、歴史的背景、治療的理論についての理解度
2. 作業療法が行われる領域別(身障、老年、発達、精神など)や時期別(急性期、回復期、生活期など)での介入内容の違いや圏域(医療、福祉、介護など)における役割の違い等についての理解度
3. 作業療法で用いる自助具・福祉機器についての理解度と理学療法と作業療法の協業とそれぞれの役割についての理解度
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評価の方法 |
出席・授業への取り組む姿勢・意欲等(30%)
授業のまとめレポート(40%)
自己学習のプレゼン発表(30%)
授業において質疑応答形式による理解度の確認や授業への姿勢・意欲なども参考に評価を行う。 |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
1)授業は,「作業療法学全書改訂第3版 第1巻 作業療法概論」を基に作成した資料を印刷・配布して行います.また,授業内容に応じて必要な資料は印刷・配布をいたします.
2)他職種を理解することは,臨床現場におけるチーム医療のなかで,自身(理学療法)の役割についても明確にでき,また他職種との連携や協業ができるようになります。そのためにも,他職種の一つである作業療法について理解することは必要であり,積極的な意見や質問により作業療法をさらに知っていただければと思います。 |