授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
1 徳育・教養 |
カリキュラムポリシー |
1 徳育・教養 |
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授業のキーワード |
生命と倫理,医療技術の発展に伴う生命観の変化,価値判断の基準 |
学生の到達目標 |
1.現代医療をめぐる問題状況についての基礎的な知識を習得する。
2.1.に基づき自分の考えを表現することができる。
3.自分と異なる意見をもつ人々に対する理解を深める。 |
授業の内容 |
第1回 |
ガイダンス―生命倫理学について(目標1) |
第2回 |
生殖補助医療―人工授精,体外受精,代理母(目標1,2,3) |
第3回 |
ヒトゲノム計画と遺伝子診断技術(目標1,2,3) |
第4回 |
クローン技術と幹細胞研究(目標1,2,3) |
第5回 |
安楽死とホスピスケア(目標1,2,3) |
第6回 |
臓器移植(1)生体臓器移植(目標1,2,3) |
第7回 |
臓器移植(2)死後移植と臓器移植法改正(目標1,2,3) |
第8回 |
医療従事者としての責任(目標1) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
第1回 シラバスを読み、各回のテーマについての自分の知識を確認してみること。
第2回~第8回(共通) 医療をめぐる報道について日常から関心を持つこと。特に関心のあるテーマについては、書籍などの資料にあたって下調べをしておくこと。 |
復習 |
第1回~第8回(共通)配布資料の内容を確認し、自分の考え方と照らし合わせて理解を深めること。 |
展開 |
1.授業で得た知識を元にして、関連報道等に接する際に、ただ情報を受けいれるのではなく、批判的視座をもって考えてみること。
2.疑問がある場合、関連する図書を読むなどの手段により、その解消を図る習慣を身につけること。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.現代医療をめぐる基礎的な用語、問題の所在について説明することができる。また、関連報道などに接した際、その文脈を理解し、関心を持つことができる。
2. 1. に基づき、自分の考えを表現することができる。
3.2. を行う際に、中立性を意識し、自分と対立する意見の長所短所を踏まえて語ることができる。 |
評価の方法 |
授業への参加態度50%,期末試験50% |
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教科書 |
教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
なるべく平易な表現を用いて授業を行う。授業中に取り扱われる問題をめぐっては,様々な,そして,しばしば対立する見解が示されることになる。自分ならどの立場をとるか,対立する相手にどのように反論するか,相手の主張に傾聴すべき点があるかなどをつねに考えながら授業に臨んで欲しい。 |