植草学園 平成29年度シラバス

運動学実習
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シラバス基本情報
授業科目名 運動学実習
科目ナンバリング HBM208
開講年度 2017年度
科目区分 理学療法基礎科目
科目責任者 三浦 達浩
授業形態 実習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A2006001 火1, 2
教室
運動療法室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 2年次
免許・資格との関係
2年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
カリキュラムポリシー 2 障害支援
授業のキーワード 姿勢,運動,動作,分析,運動学習
学生の到達目標 1.身体運動の表現,体表からの筋の観察を行い,関節に対する筋の作用を説明できる。
2.動作,歩行分析,姿勢に関する実習を通して運動・動作分析の基礎を説明できる。
3.運動学習課題に関する実習を通して,運動学習の基礎を説明できる。
授業の内容
第1回 ※各回の授業は2コマ連続で行います。
下肢帯および下肢の機能解剖(目標1)
第2回 下肢帯および下肢の関節運動(目標1)
第3回 上肢帯および上肢の機能解剖(目標1)
第4回 上肢帯および上肢の関節運動1(目標1)
第5回 上肢帯および上肢の関節運動2(目標1)
第6回 頭頸部・体幹の機能解剖(目標1)
第7回 脊柱・体幹の関節運動(目標1)
第8回 骨・筋の触察のまとめ(目標1)
第9回 筋力と筋活動の計測(目標2)
第10回 姿勢分析:①足圧中心の測定 ②立位アライメントの観察(目標2)
第11回 第11回 歩行分析:①歩行周期と関節運動,②10m歩行(歩行速度,歩行率,歩行比)(目標2)
第12回 運動学習:結果の知識(KR)付与とパフォーマンス(目標3)
予習・復習の内容
(毎回60分程度)
予習 授業内容に応じて,運動学Ⅰ・Ⅱで学習した内容を確認すること。また、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。
第1回 下肢帯および下肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③靭帯の付着部
第2回 下肢帯および下肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第3回 上肢帯および上肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③神経・血管の走行
第4回 上肢帯および上肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第5回 肘関節、前腕、手関節、手指についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第6回 頭頸部、体幹についての、①骨と関節の構造、②筋の起始停止および作用、③体表解剖
第7回 脊柱・体幹についての、①解剖学的構造、②筋の起始停止および作用
第8回 上下肢・体幹についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③体表解剖
第9回 筋の収縮様式、筋収縮の生理的メカニズム、肘関節・膝関節の運動に関わる筋の作用
第10回 重心の計測、立位姿勢の理想的なアライメント、身体重心の視覚的評価
第11回 歩行周期、歩行の距離因子と時間因子、歩行中の下肢関節角度
第12回 結果の知識(KR)の付与頻度、トランスファーデザイン、平均絶対誤差、変動誤差
復習 実習で確認した内容を理解し記憶すること。また、骨のランドマーク、筋の体表解剖については、確実に触察できるよう練習すること。
第1回 下肢帯および下肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③靭帯の付着部 について整理し記憶する。
第2回 下肢帯および下肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第3回 上肢帯および上肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③神経・血管の走行 について整理し記憶する。
第4回 上肢帯および上肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第5回 肘関節、前腕、手関節、手指についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第6回 頭頸部、体幹についての、①骨と関節の構造、②筋の起始停止および作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第7回 脊柱・体幹についての、①解剖学的構造、②筋の起始停止および作用 について整理し記憶する。
第8回 上下肢・体幹についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③体表解剖 について整理する。骨のランドマーク、筋の体表解剖については、確実に触察できるようにする。
第9回 筋の収縮様式、筋収縮の生理的メカニズム、肘関節・膝関節の運動に関わる筋の作用 について整理し理解する。
第10回 重心の計測、立位姿勢の理想的なアライメント、身体重心の視覚的評価 について整理し理解する。
第11回 歩行周期、歩行の距離因子と時間因子、歩行中の下肢関節角度について整理し理解する。
第12回 運動学習における、結果の知識(KR)の付与頻度、トランスファーデザイン、平均絶対誤差、変動誤差 について整理し理解する。
展開 1.骨のランドマークおよび筋の触察については、数多くの被験者で練習し、個体差があっても短時間で精核に触察できるようにする。
2.筋の起始停止については、骨標本で当該部位を確認して隣接筋を説明できるようにする。
3.筋、姿勢、歩行、運動学習について、トピックスを選び基本的事項を整理し、臨床応用について考察する。
成績評価
評価の基準 目標1:身体運動を表現でき,体表からの筋の観察を行って正確に触察でき,関節に対する筋の作用を説明できることを合格基準とする。
目標2:姿勢・動作(歩行)分析の基礎を説明できることを合格基準とする。
目標3:運動学習における「結果の知識」の基本的事項を説明できることを合格基準とする。
評価の方法 出席4/5以上が単位認定の条件である。毎回のテーマについて小テストの実施,または課題レポートの提出を課する。小テストおよび課題レポート(35%),触察の実技試験(15%),期末テスト(50%)で成績評価を行う.ただし,この比率は最終的に若干変更する可能性がある。
教科書
書籍名 運動学実習
著者名 責任編集:小島 悟
出版社 中山書店
価格 本体2,400 円+税
ISBN・ISSN 978-4-521-73666-2
推薦図書
書籍名 基礎運動学 第6版補訂
著者名 中村隆一・齋藤宏・長崎浩
出版社 医歯薬出版
価格 本体 6,800円+税
ISBN・ISSN 978-4-263-21153-3
書籍名 運動学実習(第3版)
著者名 中村隆一・齋藤宏・長崎浩(編集)
出版社 医歯薬出版
価格 本体 3,400円+税
ISBN・ISSN 978-4-263-21154-0
書籍名 骨格筋の形と触察法 改訂第2版
著者名 河上敬介・磯貝香・他
出版社 大峰閣
価格 本体 12,000円+税
ISBN・ISSN 978-4-9980686-2-4
参考URL
備考 運動学を履修していること。また,同科目を修得していることが望ましい。解剖学,解剖学実習,生理学および生理学実習の単位を修得していることが望ましく,修得できていない場合,この科目の修得は困難である。
(オフィスアワー 火曜3限、木曜3限)
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