授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 障害支援 |
カリキュラムポリシー |
2 障害支援 |
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授業のキーワード |
姿勢,運動,動作,分析,運動学習 |
学生の到達目標 |
1.身体運動の表現,体表からの筋の観察を行い,関節に対する筋の作用を説明できる。
2.動作,歩行分析,姿勢に関する実習を通して運動・動作分析の基礎を説明できる。
3.運動学習課題に関する実習を通して,運動学習の基礎を説明できる。 |
授業の内容 |
第1回 |
※各回の授業は2コマ連続で行います。
下肢帯および下肢の機能解剖(目標1) |
第2回 |
下肢帯および下肢の関節運動(目標1) |
第3回 |
上肢帯および上肢の機能解剖(目標1) |
第4回 |
上肢帯および上肢の関節運動1(目標1) |
第5回 |
上肢帯および上肢の関節運動2(目標1) |
第6回 |
頭頸部・体幹の機能解剖(目標1) |
第7回 |
脊柱・体幹の関節運動(目標1) |
第8回 |
骨・筋の触察のまとめ(目標1) |
第9回 |
筋力と筋活動の計測(目標2) |
第10回 |
姿勢分析:①足圧中心の測定 ②立位アライメントの観察(目標2) |
第11回 |
第11回 歩行分析:①歩行周期と関節運動,②10m歩行(歩行速度,歩行率,歩行比)(目標2) |
第12回 |
運動学習:結果の知識(KR)付与とパフォーマンス(目標3) |
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予習・復習の内容 (毎回60分程度) |
予習 |
授業内容に応じて,運動学Ⅰ・Ⅱで学習した内容を確認すること。また、以下の事項について調べておくこと。それらについて授業内で説明を求める予定である。
第1回 下肢帯および下肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③靭帯の付着部
第2回 下肢帯および下肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第3回 上肢帯および上肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③神経・血管の走行
第4回 上肢帯および上肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第5回 肘関節、前腕、手関節、手指についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖
第6回 頭頸部、体幹についての、①骨と関節の構造、②筋の起始停止および作用、③体表解剖
第7回 脊柱・体幹についての、①解剖学的構造、②筋の起始停止および作用
第8回 上下肢・体幹についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③体表解剖
第9回 筋の収縮様式、筋収縮の生理的メカニズム、肘関節・膝関節の運動に関わる筋の作用
第10回 重心の計測、立位姿勢の理想的なアライメント、身体重心の視覚的評価
第11回 歩行周期、歩行の距離因子と時間因子、歩行中の下肢関節角度
第12回 結果の知識(KR)の付与頻度、トランスファーデザイン、平均絶対誤差、変動誤差 |
復習 |
実習で確認した内容を理解し記憶すること。また、骨のランドマーク、筋の体表解剖については、確実に触察できるよう練習すること。
第1回 下肢帯および下肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③靭帯の付着部 について整理し記憶する。
第2回 下肢帯および下肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第3回 上肢帯および上肢についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③神経・血管の走行 について整理し記憶する。
第4回 上肢帯および上肢についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第5回 肘関節、前腕、手関節、手指についての、①関節の構造、②運動にかかわる筋の作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第6回 頭頸部、体幹についての、①骨と関節の構造、②筋の起始停止および作用、③体表解剖 について整理し記憶する。筋の体表解剖については確実に触察できるようにする。
第7回 脊柱・体幹についての、①解剖学的構造、②筋の起始停止および作用 について整理し記憶する。
第8回 上下肢・体幹についての、①骨のランドマーク、②筋の起始停止、③体表解剖 について整理する。骨のランドマーク、筋の体表解剖については、確実に触察できるようにする。
第9回 筋の収縮様式、筋収縮の生理的メカニズム、肘関節・膝関節の運動に関わる筋の作用 について整理し理解する。
第10回 重心の計測、立位姿勢の理想的なアライメント、身体重心の視覚的評価 について整理し理解する。
第11回 歩行周期、歩行の距離因子と時間因子、歩行中の下肢関節角度について整理し理解する。
第12回 運動学習における、結果の知識(KR)の付与頻度、トランスファーデザイン、平均絶対誤差、変動誤差 について整理し理解する。 |
展開 |
1.骨のランドマークおよび筋の触察については、数多くの被験者で練習し、個体差があっても短時間で精核に触察できるようにする。
2.筋の起始停止については、骨標本で当該部位を確認して隣接筋を説明できるようにする。
3.筋、姿勢、歩行、運動学習について、トピックスを選び基本的事項を整理し、臨床応用について考察する。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
目標1:身体運動を表現でき,体表からの筋の観察を行って正確に触察でき,関節に対する筋の作用を説明できることを合格基準とする。
目標2:姿勢・動作(歩行)分析の基礎を説明できることを合格基準とする。
目標3:運動学習における「結果の知識」の基本的事項を説明できることを合格基準とする。 |
評価の方法 |
出席4/5以上が単位認定の条件である。毎回のテーマについて小テストの実施,または課題レポートの提出を課する。小テストおよび課題レポート(35%),触察の実技試験(15%),期末テスト(50%)で成績評価を行う.ただし,この比率は最終的に若干変更する可能性がある。 |
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教科書 |
書籍名 |
運動学実習 |
著者名 |
責任編集:小島 悟 |
出版社 |
中山書店 |
価格 |
本体2,400 円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-521-73666-2 |
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推薦図書 |
書籍名 |
基礎運動学 第6版補訂 |
著者名 |
中村隆一・齋藤宏・長崎浩 |
出版社 |
医歯薬出版 |
価格 |
本体 6,800円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-263-21153-3 |
書籍名 |
運動学実習(第3版) |
著者名 |
中村隆一・齋藤宏・長崎浩(編集) |
出版社 |
医歯薬出版 |
価格 |
本体 3,400円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-263-21154-0 |
書籍名 |
骨格筋の形と触察法 改訂第2版 |
著者名 |
河上敬介・磯貝香・他 |
出版社 |
大峰閣 |
価格 |
本体 12,000円+税 |
ISBN・ISSN |
978-4-9980686-2-4 |
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参考URL |
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備考 |
運動学を履修していること。また,同科目を修得していることが望ましい。解剖学,解剖学実習,生理学および生理学実習の単位を修得していることが望ましく,修得できていない場合,この科目の修得は困難である。
(オフィスアワー 火曜3限、木曜3限) |