植草学園 平成29年度シラバス

解剖学実習
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シラバス基本情報
授業科目名 解剖学実習
科目ナンバリング HBM202
開講年度 2017年度
科目区分 理学療法基礎科目
科目責任者 山本 雅哉
担当教員 千葉 諭
授業形態 実習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A2002001 月4, 5
教室
基礎医学実習室
卒業要件
保健医療学部:必修
単位数 1
配当年次・対象学生 1年次
免許・資格との関係
1年次
小学校教諭: 不要
特別支援学校教諭: 不要
幼稚園教諭: 不要
保育士: 不要
理学療法士: 必修
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 2 障害支援
カリキュラムポリシー 2 障害支援
授業のキーワード 解剖学実習、空間的理解、生活動作への反映
学生の到達目標 1.標本・模型を用いた学習を通じ、人体の構造を3次元的に把握して説明できる。
2.標本・模型を用いた学習を通じ、人体の構造・機能について、表皮下の構造を想起・適切な用語で説明できる。
3.生活中の動作の説明、また、恒常性維持の仕組みを解剖学的用語を用いて説明できる。
授業の内容
第1回 ※各回の授業は2コマ連続で行います。
実習入門(実習を通じた学習目標と心構え)(目標1・2・3)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第2回 骨・関節・靭帯について1(目標1:各部それぞれの名称を整理する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭 
第3回 骨・関節・靭帯について2(目標1・2・3:適切な名称・関連を把握する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第4回 骨・関節・靭帯について3(目標1・2・3:第3回を踏まえ、機作・機能を説明できる)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第5回 上肢に分布する骨・筋・神経について1(目標1:各部それぞれの名称を整理する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第6回 上肢に分布する骨・筋・神経について2(目標1・2・3:適切な名称・関連を把握する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第7回 上肢に分布する骨・筋・神経について3(目標1・2・3:第3回を踏まえ、機作・機能を説明できる)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第8回 上肢に分布する骨・筋・神経について4(目標1・2・3:第4回を踏まえ、担当部位以外の上肢の筋の機作・機能を説明できる)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第9回 下肢に分布する骨・筋・神経について1(目標1:各部それぞれの名称を整理する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭 
第10回 下肢に分布する骨・筋・神経について2(目標1・2・3:適切な名称・関連を把握する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第11回 下肢に分布する骨・筋・神経について3(目標1・2・3:第3回を踏まえ、機作・機能を説明できる)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第12回 下肢に分布する骨・筋・神経について4(目標1・2・3:第4回を踏まえ、担当部位以外の上肢の筋の機作・機能を説明できる)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第13回 運動器全般についてのまとめと総括
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第14回 神経系(目標1・2・3:機能分類と特殊感覚それぞれの名称と関連について理解する)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
第15回 循環器・腹腔臓器(目標1・2・3:循環器・腹腔臓器について理解を深める)
担当教員:山本雅哉・千葉 諭
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 第1回〜第13回:予め資料を配布するので、実習内容を理解しておくこと。第1回〜第4回は骨・関節・靭帯、第5回〜第8回は上肢の骨・筋・神経、第9回〜第12回は下肢の骨・筋・神経を中心に模型作成を行い、それぞれ最終回に発表会を行う。担当した筋で理解すべきことを整理し、班ごとに理解を共有する。最後の発表会で、理解したことが相手に伝わるように説明を工夫し、準備する。
第14・15回:内蔵臓器主体に演習する。該当分野で学んだことの重要性を、それぞれの臓器について説明できるように準備する。
復習 第1回〜第13回:それぞれの回の担当部位の小テストを行う。前期とも対応するので、対応箇所の教科書、ノートによる確認を徹底し、できなかったところを放置しない。
また、分かりやすい説明ができるように、似たような部位を担当する班内での情報の共有、発表会での相互評価を通じたスキルアップを図る。
展開 他科目と関連・統合的に理解し、日頃のさりげない挙措・動作が綿密に組み立てられたシステムによることを想起する。また、自らがそうした機能が損なわれ、疾病・障害となった経験があると思う。今一度、その原因を考察し、自らが療法士としていかに対処できるのか、学んだことを深化・実践を試みる。
成績評価
評価の基準 1. 人体構造の3次元的把握、例えば、重層する筋群の位置関係を説明できる。
2. 表皮下の構造を触知できるランドマークなどを介し、適切に同定・説明できる。
3. 学んでいることがどのように生活動作、恒常性維持に関わっているか説明できる。
評価の方法 筆記試験(50%)、小テスト(30%)、発表を含めた授業態度(20%)を目安に総合的に勘案し判定する。
教科書
書籍名 新しい人体解剖学アトラス
著者名 佐藤 達夫(訳)
出版社 メディカルサイエンスインターナショナル
価格 7000円
ISBN・ISSN 978-4-89592-595-2
推薦図書
書籍名 基礎から学ぶ 解剖学ノート 第2版
著者名 中島 雅美
出版社 医歯薬出版株式会社
価格 4104円
ISBN・ISSN 978-4-263-211700-0
参考URL
備考
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