植草学園 平成29年度シラバス

専門ゼミナールⅡ
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シラバス基本情報
授業科目名 専門ゼミナールⅡ
科目ナンバリング EAS401
開講年度 2017年度
科目区分 専門演習科目
科目責任者 安藤 則夫
授業形態 演習
開講時期 通期
登録コード
曜日・時限
A1124004 金3
教室
ゼミ室4
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 4年次
免許・資格との関係
4年次
小学校教諭: 必修
特別支援学校教諭: 必修
幼稚園教諭: 必修
保育士: 必修
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 8 専門ゼミナール 卒業研究
授業のキーワード 乳幼児期,社会性の発達,考えの筋道,研究方法の組み立て
学生の到達目標 1.乳幼児の行動の意味や要因を抽出し,その関連性・因果関係を明確にするための手続きを考えられる。
2.乳幼児の行動に対する自分なりの考えを立証する方法を実践することで洗練化する。
3.自分の研究をその領域の他の研究と関連づけ,意義を考えられる。
授業の内容
第1回 学生の興味を持つ情緒的行動に関する諸研究を概観し,討論する(目標1,2,3)
第2回 学生の興味を持つ社会性発達に関する諸研究を概観し,討論する(目標1,2,3)
第3回 学生の興味を持つ遊びの発達に関する諸研究を概観し,討論する(目標1,2,3)
第4回 学生のテーマを解明するための手続きについて先行研究を紹介し,検討する(目標1,2)
第5回 学生の研究手続きについて問題点を指摘しながら,できることを考える(目標1,2)
第6回 保育現場などを見学し,研究できそうなテーマと方法を考える(目標1,2)
第7回 実際に見学したことに基づいて,具体的な研究方法を検討する(目標1,2)
第8回 学生自身が予備的な研究を行い,さらに具体的な研究方法を検討する(目標1,2)
第9回 学生自身が変更した研究を行い,さらに具体的な研究方法を検討する(目標1,2)
第10回 研究のために必要な用具や手続きマニュアルを準備する(目標1,2)
第11回 情緒的行動に関する研究の進み具合を発表し合い,抜けている点を検討する(目標1,2)
第12回 社会性発達・遊びに関する研究の進み具合を発表し合い,抜けている点を検討する(目標1,2)
第13回 情緒的行動に関する研究によって集まった材料をまとめ方を検討しながらまとめる(目標2,3)
第14回 社会性発達・遊びに関する研究によって集まった材料をまとめ方を検討しまとめる(目標2,3)
第15回 各自の研究に関する中間報告を行い,討論しながら補足する点を明確にする(目標2,3)
第16回 情緒的行動に関する研究の中間報告を行い,討論しまとめ方について検討する(目標2,3)
第17回 社会性発達・遊びに関する研究の中間報告を行い討論しまとめ方について検討する(目標2,3)
第18回 情緒的行動に関連する先行研究を読みながら,考えの進め方について検討する(目標2,3)
第19回 社会性発達・遊びに関連する先行研究を読み,考えの進め方について検討する(目標2,3)
第20回 学生が情緒的行動に関する先行研究を読み,補足すべき材料や問題点を見つけ出す(目標2,3)
第21回 学生が社会性発達に関する先行研究を読み,補足すべき材料や問題点を見つけ出す(目標2,3)
第22回 学生が遊びの発達に関する先行研究を読み,補足すべき材料や問題点を見つけ出す(目標2,3)
第23回 情緒的行動に関する補足的な研究を検討し,必要であればその準備を行う(目標2,3)
第24回 社会性発達・遊びに関する補足的な研究を検討し,必要であればその準備を行う(目標2,3)
第25回 情緒的行動に関する補足的な材料や資料を追加して,討論しながらまとめを行う(目標2,3)
第26回 社会性発達・遊びに関する補足的な材料や資料を追加し,討論してまとめを行う(目標2,3)
第27回 改めて情緒発達や情緒的行動の研究を概観し,自分の研究の位置づけをする(目標2,3)
第28回 改めて社会性・遊び発達の研究を概観しながら,自分の研究の位置づけをする(目標2,3)
第29回 情緒発達研究の知見を将来的にどう生かすか,討論を通じて検討する(目標2,3)
第30回 社会性発達・遊び研究の知見を将来的にどう生かすか,討論を通じて検討する(目標2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 自分の興味を持つ本を読む。
1-4回 社会性の発達に関する論文・本を読み、どのような研究があるか概観する。
5-9回 保育実習での経験を重い出しながら、どのような研究方法ができるか、考えてみる。
10回 研究に必要な用具を考える。
11-14回 研究の進み具合をまとめる。わからない点についてまとめておく。
15-17回 中間発表できるように、集まった資料を整理する。
18-22回 社会性の発達に関する先行研究を読み、自分の研究との関連性をまとめる。
23-26回 自分の研究で足りない点を検討する。
27-30回 自分の研究をまとめながら、先行研究との関連性を考え、将来的にどのような研究が必要か考える。
復習 自分なりの考えを整理する。
1-4回 社会性の発達に関する研究のおおよその流れを整理しまとめる。
5-9回 授業で出された研究方法に関する意見を整理しまとめる。
10回 研究に必要な用具について出された意見を整理してまとめる。
11-14回 研究について出された意見を整理して、次にすべきことをまとめる。
15-17回 他の学生や自分の中間発表を振り返り、改善点を整理する。
18-22回 先行研究との関連性について、出された意見を整理し、論文の中に反映させる。
23-26回 自分の研究で足りない点をどう補うのかについて検討する。
27-30回 自分の研究についての意見をまとめ、考察をつけ加える。
展開 自分なりに考えを整理しながら、必要なデータを集めて、趣旨にそったまとめができ、他の学生と討論できる。
成績評価
評価の基準 テーマにそった研究を論理的にまとめられる,情緒発達研究の中での位置づけができる。
1.乳幼児の行動の意味や要因を抽出し,その関連性・因果関係を明確にするための手続きを考え明確に表現できること。
2.乳幼児の行動に対する自分なりの考えを立証する方法を実践することで洗練化し的確に表現できること。
3.自分の研究をその領域の他の研究と関連づけ,意義を考え的確に表現できること。
評価の方法 レポート 30%,発表 40%,討論 30%に基づいて評価する。
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
参考URL
備考 子どもの情緒や社会性の発達に関して興味を持つ学生向けのゼミナールである。
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