植草学園 平成29年度シラバス

専門ゼミナールⅠ
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シラバス基本情報
授業科目名 専門ゼミナールⅠ
科目ナンバリング EAS301
開講年度 2017年度
科目区分 専門演習科目
科目責任者 高野 良子
授業形態 演習
開講時期 通期
登録コード
曜日・時限
A1123003 火3
教室
ゼミ室12
卒業要件
発達教育学部:必修
単位数 2
配当年次・対象学生 3年次
免許・資格との関係
3年次
小学校教諭: 必修
特別支援学校教諭: 必修
幼稚園教諭: 必修
保育士: 必修
理学療法士: 不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 8 専門ゼミナール 卒業研究
授業のキーワード 教育の社会学,実証研究,定量的研究,定性的研究,教育問題
学生の到達目標 1.教育が直面している問題に向き合うことにより,個人の教育体験を客観視し相対化する能力が身につく。
2.文献講読と調査研究をとおして,卒業研究に生かす力を獲得する。
3.現代の教育の諸相をわかりやすく構成し,発表することができる。
授業の内容
第1回 オリエンテーション:学習の目的と年間授業計画(目標1・2)
第2回 担当教員の専門領域の概略(目標1,2)
第3回 担当教員の研究の紹介(目標1,2)
第4回 文献を読む: ①教育社会学的アプローチ「学校教育」(目標1)
第5回 文献を読む: ②教育社会学的アプローチ「家庭教育」(目標1)
第6回 文献を読む: ③教育社会学的なアプローチ[教育とジェンダー」(目標1)
第7回 文献を読む: ④教育社会学的アプローチ「教育の病理」(目標1)
第8回 文献を読む: ⑤教育社会学的アプローチ「高等教育」(目標1)
第9回 研究テーマと方向性に関する発表 ①個人発表(目標1,3)
第10回 研究テーマと方向性に関する発表 ①個人発表(目標1,3)
第11回 研究の方法: ①定量的研究「テーマの選定」(目標2,3)
第12回 研究の方法: ②定量的研究「調査項目の選定」(目標2,3)
第13回 研究の方法: ③定性的研究「面接調査」(目標2,3)
第14回 研究の方法: ④定性的研究「調査対象と手続き」(目標2,3)
第15回 論文の書き方:課題設定(目標2,3)
第16回 論文の書き方:引用参考文献の示し方・註のつけ(目標2)
第17回 研究テーマに関する中間発表 ②:学校教育分野(目標2)
第18回 研究テーマに関する中間発表 ②:幼児保育分野(目標2)
第19回 ゼミ調査研究の実践 ①:テーマの選定(目標1,2)
第20回 ゼミ調査研究の実践 ②(目標1,2):テーマの確定
第21回 ゼミ調査研究の実践 ③:研究目的と方法及び役割の確定(目標2)
第22回 ゼミ調査研究の実践 ④:先行研究の分析(目標2)
第23回 ゼミ調査研究の実践 ⑤:全体構成の確定(目標1,2,3)
第24回 ゼミ調査研究の実践 ⑥:調査研究報告書の作成(目標1,2,3):
第25回 ゼミ調査研究の実践 ⑦調査研究報告書の作成:目標(2:
第26回 ゼミ調査研究の実践 ⑧:調査研究報告書の作成(目標1,2,3):
第27回 ゼミ調査研究の実践 ⑨:報告書の印刷・簡易製本(目標1,2,3)
第28回 ゼミ調査研究に関する最終発表 ①(目標1,2,3)
第29回 ゼミ調査研究に関する最終発表 ②(目標1,2,3)
第30回 総括:調査方法とその実践のまとめ(調査研究の講評を含む)
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 ・事前配布の資料を読んでゼミナールに出席することを前提とする。(第1-10回、第16回-18回)
・現代の教育が直面している問題に常に関心を持ち、新聞報道などについて理解をしておくこと。
・ゼミ生全員で取り組む調査実践の準備を計画的に進める。(10-30回)
復習 ・第1回の授業にて配布されるR.S.に、毎回の授業の要旨をまとめておくこと。
展開 ・自らの研究課題に関する最新の研究動向を調べ、知識・理解を深める。
成績評価
評価の基準 目標に照らして、前期と後期2回の課題レポートによって評価するが,レポーターとしての報告,ゼミ中の発言等も評価対象として加味する。
1.教育が直面している問題に向き合うことにより,個人の教育体験を客観視し相対化する能力が身についたか。
2.文献講読と調査研究をとおして,卒業研究に生かす力を獲得できたか。
3.現代の教育の諸相をわかりやすく構成し,発表する力がついたか。
評価の方法 平常点 50%+課題点 50%
教科書
書籍名 『少子社会の子育て力』
著者名 髙野良子編著
出版社 学文社
価格 1700円
ISBN・ISSN ISBN:978-4-7620-2376-7
推薦図書
書籍名 『教育社会学』
著者名 J.バランタイン他著、牧野暢男他監訳、高野良子他訳
出版社 東洋館出版社
価格 6825円
ISBN・ISSN ISBN:9784491027289
参考URL 文部科学省HP http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/166.htm
備考 ・自らの関心に応じてテーマを選択し,問題意識をもって主体的に取り組むことが求められる。
・アクティブ・ラーニングの視点からの授業運営に配慮し、前期に学んだ研究方法を用い、協働で進める調査研究を仕上げる(毎年度実施してきている)。
・・オフィス・アワー:金曜日1・2限
・メール・アドレス:y-takano@uekusa.ac.jp
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