授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
8 専門ゼミナール 卒業研究 |
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授業のキーワード |
教育の社会学,実証研究,定量的研究,定性的研究,教育問題 |
学生の到達目標 |
1.教育が直面している問題に向き合うことにより,個人の教育体験を客観視し相対化する能力が身につく。
2.文献講読と調査研究をとおして,卒業研究に生かす力を獲得する。
3.現代の教育の諸相をわかりやすく構成し,発表することができる。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション:学習の目的と年間授業計画(目標1・2) |
第2回 |
担当教員の専門領域の概略(目標1,2) |
第3回 |
担当教員の研究の紹介(目標1,2) |
第4回 |
文献を読む: ①教育社会学的アプローチ「学校教育」(目標1) |
第5回 |
文献を読む: ②教育社会学的アプローチ「家庭教育」(目標1) |
第6回 |
文献を読む: ③教育社会学的なアプローチ[教育とジェンダー」(目標1) |
第7回 |
文献を読む: ④教育社会学的アプローチ「教育の病理」(目標1) |
第8回 |
文献を読む: ⑤教育社会学的アプローチ「高等教育」(目標1) |
第9回 |
研究テーマと方向性に関する発表 ①個人発表(目標1,3) |
第10回 |
研究テーマと方向性に関する発表 ①個人発表(目標1,3) |
第11回 |
研究の方法: ①定量的研究「テーマの選定」(目標2,3) |
第12回 |
研究の方法: ②定量的研究「調査項目の選定」(目標2,3) |
第13回 |
研究の方法: ③定性的研究「面接調査」(目標2,3) |
第14回 |
研究の方法: ④定性的研究「調査対象と手続き」(目標2,3) |
第15回 |
論文の書き方:課題設定(目標2,3) |
第16回 |
論文の書き方:引用参考文献の示し方・註のつけ(目標2) |
第17回 |
研究テーマに関する中間発表 ②:学校教育分野(目標2) |
第18回 |
研究テーマに関する中間発表 ②:幼児保育分野(目標2) |
第19回 |
ゼミ調査研究の実践 ①:テーマの選定(目標1,2) |
第20回 |
ゼミ調査研究の実践 ②(目標1,2):テーマの確定 |
第21回 |
ゼミ調査研究の実践 ③:研究目的と方法及び役割の確定(目標2) |
第22回 |
ゼミ調査研究の実践 ④:先行研究の分析(目標2) |
第23回 |
ゼミ調査研究の実践 ⑤:全体構成の確定(目標1,2,3) |
第24回 |
ゼミ調査研究の実践 ⑥:調査研究報告書の作成(目標1,2,3): |
第25回 |
ゼミ調査研究の実践 ⑦調査研究報告書の作成:目標(2: |
第26回 |
ゼミ調査研究の実践 ⑧:調査研究報告書の作成(目標1,2,3): |
第27回 |
ゼミ調査研究の実践 ⑨:報告書の印刷・簡易製本(目標1,2,3) |
第28回 |
ゼミ調査研究に関する最終発表 ①(目標1,2,3) |
第29回 |
ゼミ調査研究に関する最終発表 ②(目標1,2,3) |
第30回 |
総括:調査方法とその実践のまとめ(調査研究の講評を含む) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
・事前配布の資料を読んでゼミナールに出席することを前提とする。(第1-10回、第16回-18回)
・現代の教育が直面している問題に常に関心を持ち、新聞報道などについて理解をしておくこと。
・ゼミ生全員で取り組む調査実践の準備を計画的に進める。(10-30回) |
復習 |
・第1回の授業にて配布されるR.S.に、毎回の授業の要旨をまとめておくこと。 |
展開 |
・自らの研究課題に関する最新の研究動向を調べ、知識・理解を深める。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
目標に照らして、前期と後期2回の課題レポートによって評価するが,レポーターとしての報告,ゼミ中の発言等も評価対象として加味する。
1.教育が直面している問題に向き合うことにより,個人の教育体験を客観視し相対化する能力が身についたか。
2.文献講読と調査研究をとおして,卒業研究に生かす力を獲得できたか。
3.現代の教育の諸相をわかりやすく構成し,発表する力がついたか。 |
評価の方法 |
平常点 50%+課題点 50% |
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教科書 |
書籍名 |
『少子社会の子育て力』 |
著者名 |
髙野良子編著 |
出版社 |
学文社 |
価格 |
1700円 |
ISBN・ISSN |
ISBN:978-4-7620-2376-7 |
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推薦図書 |
書籍名 |
『教育社会学』 |
著者名 |
J.バランタイン他著、牧野暢男他監訳、高野良子他訳 |
出版社 |
東洋館出版社 |
価格 |
6825円 |
ISBN・ISSN |
ISBN:9784491027289 |
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参考URL |
文部科学省HP http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/166.htm |
備考 |
・自らの関心に応じてテーマを選択し,問題意識をもって主体的に取り組むことが求められる。
・アクティブ・ラーニングの視点からの授業運営に配慮し、前期に学んだ研究方法を用い、協働で進める調査研究を仕上げる(毎年度実施してきている)。
・・オフィス・アワー:金曜日1・2限
・メール・アドレス:y-takano@uekusa.ac.jp
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