授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
2 障害支援 4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
2 障害支援 5-3 視覚、聴覚、LD、自閉症等 |
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授業のキーワード |
発達障害, LD,ADHD,理解と支援 |
学生の到達目標 |
1.LD児、ADHD児 など発達障害のある子どもの心理・生理について理解する。
2.発達障害児の支援方法について考え,工夫することができる。
3.学習指導要領に則して、教育的支援について整理することができる。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション,発達障害概論 |
第2回 |
LDの心理・生理の理解と支援のあり方(目標1) |
第3回 |
LDの理解と支援:LDの見え方(目標1・2・3) |
第4回 |
LDの理解と支援:LDの見え方に合わせた支援(目標1・2・3) |
第5回 |
LDの理解と支援:LDの聞こえ方(目標1・2・3) |
第6回 |
LDの理解と支援:LDの聞こえ方に合わせた支援(目標1・2・3) |
第7回 |
発達障害児を支える校内支援体制:学級集団の中で(目標1・2・3) |
第8回 |
発達障害児を支える校内支援体制:学校行事の中で(目標1・2・3) |
第9回 |
ADHDの心理・生理の理解と支援のあり方(目標1) |
第10回 |
ADHDの理解と支援のあり方:ADHDの注意について(目標1・2・3) |
第11回 |
ADHDの理解と支援のあり方:注意の特性に応じた支援(目標1・2・3) |
第12回 |
ADHDの理解と支援のあり方:ADHDの衝動性について(目標1・2・3) |
第13回 |
ADHDの理解と支援のあり方:衝動性に応じた支援(目標1・2・3) |
第14回 |
認知特性に配慮した教育課程と指導方法・ICT活用による合理的配慮(目標1・2・3) |
第15回 |
まとめ(目標1・2・3) 授業の振り返りとLD.ADHD等への理解と支援に関する重要事項の確認 |
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予習・復習の内容 (毎回180分程度) |
予習 |
事前に指定されたテーマについて、資料を収集し、自等分の考えをまとめ、グループ討議で発表できるようにする。
第1回: シラバスをよく読み,ポリシーとの関連,授業のキーワード,学生の到達目標,授業の内容,成績評価等について理解しておくこと。
第2回:前回配布した新聞記事に掲載されている事例について障害の状態に応じた支援の工夫をまとめる。
第3回:自分の名前について、漢字をどのようにわかりやすく説明したり、記憶しやすくするかついて、まとめておく。
第4回:算数の文章題を三問作成する。1桁の加減で、場面を設定し、書き込み、絵や図も加える。
第5回:音と文字の関連が難しい音にはどのようなものがあるか、具体例をあげてまとめてくる。
第6回:子どもと読める好きな詩を見つけ、1枚に書き写し、絵や写真なども加える。
第7回:体育の授業で、サッカーのゲーム場面で、視覚や記憶に困難のあるこどもがいたら、行動面では、どのようなところにつまずくか、つまずきへ、どのように支援すればよいか、まとめてくる。
第8回:林間学校に参加する際のつまずきと支援についてまとめる。
第9回:前回配布した資料の事例について、困難さの整理と支援を組み立てまとめる。
第10回:子どもを認める・褒める時の配慮についてまとめる。
第11回:プールに入る時の着替えの手順をわかりすく視覚的に提示する、支援の表を作成する。
第12回:子どもが感じるストレスについて考えまとめる。
第13回:特別支援教育を受けるにあたっての、保護者・本人・級友への配慮について、考えをまとめる。
第14回:通級指導について調べ、まとめる。 |
復習 |
第1回 :この科目の受講によって理解を深めたい事項をまとめておくこと
第2回~第6回:LDについて、講義内容・協議・発表のポイントを整理し、授業で行った指導要領によるまとめとの関連を、理解しておくこと。
第7回~第8回:発達障害児を支える校内支援体制について、講義内容・協議・発表のポイントを整理し、授業で行った指導要領によるまとめとの関連を、理解しておくこと。
第9回~第13回:ADHDについて、講義内容・協議・発表のポイントを整理し、授業で行った指導要領によるまとめとの関連を、理解しておくこと。
第14回~第15回:発達障害児の教育課程、合理的配慮について、講義内容・協議・発表のポイントを整理し、授業で行った指導要領によるまとめとの関連を、理解しておくこと。 |
展開 |
当事者による署書や、具体的な支援の実際についての書籍などから、発達障害の支援について知識・理解を深めること。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.LD児、ADHD児 など発達障害のある子どもの心理・生理について理解して表現できる。
2.発達障害児の支援方法について考え,工夫することができる。
3.学習指導要領に則して、教育的支援について整理し、ポイントを表現できる。 |
評価の方法 |
講義・討議への参加及び態度( 20%),提出物( 20%),試験( 60%)を総合的に評価する。 |
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教科書 |
書籍名 |
文部科学省 特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編 |
著者名 |
文部科学省 |
出版社 |
海文堂出版 |
価格 |
210円 |
ISBN・ISSN |
978-4-303-12432-8 |
書籍名 |
文部科学省 小学校学習指導要領解説 総則編 |
著者名 |
文部科学省 |
出版社 |
東洋館出版社 |
価格 |
108円 |
ISBN・ISSN |
978-4-491-02370-0 |
書籍名 |
見て分かる困り感に寄り添う支援の実際 |
著者名 |
佐藤 暁 |
出版社 |
学研 |
価格 |
1700円 |
ISBN・ISSN |
4-05-403152-8 |
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推薦図書 |
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参考URL |
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備考 |
子どもの行動の背景を理解しようとする姿勢・柔軟性が必要です。
毎回、テーマに対して自分の考えをまとめ、グループで協議し、報告し合い、視点を整理します。
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