植草学園 平成29年度シラバス

児童生徒指導論
印刷用レイアウトを表示
シラバス基本情報
授業科目名 児童生徒指導論
科目ナンバリング EET218
開講年度 2017年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 金子 功一
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1085001 月4
教室
レクチャーシアター
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修選択
特別支援学校教諭: 必修選択
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-3 道徳、教育相談等(小)
授業のキーワード 生徒指導の歴史と役割,問題行動への対応,生きる力
学生の到達目標 1.生徒指導の歴史と意義,集団指導における理論と技法について学ぶ。
2.児童生徒における問題行動を理解し,いじめや不登校,非行などの教育課題を具体的事例から学ぶ。
3.教師としての問題行動への対応を学び,個々の児童にあった生徒指導を行うことの重要性を理解する。
授業の内容
第1回 「生徒指導とは何か」を明確にし,生徒指導の本質を理解する (目標1)
第2回 生徒指導の歴史について理解する (目標1)
第3回 生徒指導体制(1): 理論を学ぶ (目標1)
第4回 生徒指導体制(2): 実際の小学校における生徒指導体制のあり方について理解する (目標1)
第5回 集団指導の理論と技法(1): 「集団とは何か」を理解し,その形態別の特徴を理解する (目標1)
第6回 集団指導の理論と技法(2): 教師の行うリーダーシップの特徴を学ぶ (目標1)
第7回 集団指導の理論と技法(3): 具体的な事例から教師のリーダーシップの重要性を理解する (目標1)
第8回 問題行動について(1): 問題行動発生のメカニズム及び教師の対応,協力体制の作り方を学ぶ (目標2)
第9回 問題行動について(2): 反社会的問題行動(いじめや暴力行為など)の事例検討 (目標2)
第10回 問題行動について(3): 非社会的問題行動(不登校や緘黙,チックなど)の事例検討 (目標2)
第11回 教師としての問題行動への対応(1): 構成的グループエンカウンターなどを用いた指導法の習得 (目標3)
第12回 教師としての問題行動への対応(2):他機関との連携について (目標3)
第13回 個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(1): 性格・知能・適性などの検査資料の活用方法を学ぶ (目標3)
第14回 個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(2): 個々の児童にあった的確な指導のあり方を学ぶ (目標3)
第15回 まとめ 授業の振り返りと児童生徒指導論における重要事項の確認(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習 第1回:シラバスをよく読み,ポリシーとの関連,授業のキーワード,学生の到達目標,授業内容,成績評価等についてよく理解しておくこと
第2回:生徒指導の歴史について調べておくこと
第3回:生徒指導体制(理論)について調べておくこと
第4回:生徒指導体制(実際の小学校における生徒指導体制のあり方)について調べておくこと
第5回:集団指導の理論と技法(「集団とは何か」を理解し,その形態別の特徴)について調べておくこと
第6回:集団指導の理論と技法(教師の行うリーダーシップの特徴)について調べておくこと
第7回:集団指導の理論と技法(具体的な事例から教師のリーダーシップの重要性)について調べておくこと
第8回:問題行動(問題行動発生のメカニズム及び教師の対応,協力体制の作り方)について調べておくこと
第9回:問題行動(反社会的問題行動(いじめや暴力行為など))について調べておくこと
第10回:問題行動(非社会的問題行動(不登校や緘黙,チックなど))について調べておくこと
第11回:教師としての問題行動への対応(構成的グループエンカウンターなどを用いた指導法の習得)について調べておくこと
第12回:教師としての問題行動への対応(他機関との連携)について調べておくこと
第13回:個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(性格・知能・適性などの検査資料の活用方法)について調べておくこと
第14回:個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(個々の児童にあった的確な指導のあり方)について調べておくこと
第15回:第1回から第14回のポイント及び考察を再度読んでおくこと
上記の予習内容については,授業における質疑応答により理解状況を確認し,授業を進める
復習 第1回:この科目の受講によって理解を深めたい事項をまとめておくこと
第2回:生徒指導の歴史についてポイント及び考察をまとめておくこと
第3回:生徒指導体制(理論)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第4回:生徒指導体制(実際の小学校における生徒指導体制のあり方)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第5回:集団指導の理論と技法(「集団とは何か」を理解し,その形態別の特徴)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第6回:集団指導の理論と技法(教師の行うリーダーシップの特徴)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第7回:集団指導の理論と技法(具体的な事例から教師のリーダーシップの重要性)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第8回:問題行動(問題行動発生のメカニズム及び教師の対応,協力体制の作り方)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第9回:問題行動(反社会的問題行動(いじめや暴力行為など))についてポイント及び考察をまとめておくこと
第10回:問題行動(非社会的問題行動(不登校や緘黙,チックなど))についてポイント及び考察をまとめておくこと
第11回:教師としての問題行動への対応(構成的グループエンカウンターなどを用いた指導法の習得)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第12回:教師としての問題行動への対応(他機関との連携)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第13回:個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(性格・知能・適性などの検査資料の活用方法)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第14回:個性伸長や自己実現を目指した生徒指導(個々の児童にあった的確な指導のあり方)についてポイント及び考察をまとめておくこと
第15回:第1回から第14回に扱った内容で,重要と考える点をまとめておくこと
上記の予習内容については,授業における質疑応答により理解状況を確認し,授業を進める
展開 第1回から第15回で扱った内容に関して,テキストに記載されている事項や講義における説明で関心をもった事項について,図書館等で資料を調べ,重要と考える点をまとめておくこと
成績評価
評価の基準 1.生徒指導の歴史と意義,集団指導における理論と技法について学ぶ。
2.児童生徒における問題行動を理解し,いじめや不登校,非行などの教育課題を具体的事例から学ぶ。
3.教師としての問題行動への対応を学び,個々の児童にあった生徒指導を行うことの重要性を理解することについて理解し,自分の考えを的確に表現できること。
評価の方法 授業態度 20%,レポート課題 30%,試験 50%により総合的に評価する。
平常点には,発表・討論・グループ活動が含まれる。
教科書 教科書は用いない。必要な資料等を授業中に配布する。
推薦図書
書籍名 生徒指導提要 
著者名 文部科学省
出版社 教育図書
価格 276円+税
ISBN・ISSN 978 -4-87730-274-0
書籍名 生きる力を育む生徒指導
著者名 宮下一博・河野荘子 編著
出版社 北樹出版
価格 2,400円+税
ISBN・ISSN 4-89384-991-3
参考URL 文部科学省ホームページ http://www.mext.go.jp
備考 教員免許の取得を目指そうとする者の履修が望ましい。
授業では,積極的な参加の姿勢を求める。
« シラバス一覧に戻る