授業内容・授業計画
ポリシーとの関連 |
ディプロマポリシー |
4 資質・能力 |
カリキュラムポリシー |
4-1 小学校教育の教科/指導法 4-2 教育の基礎的理解(小) |
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授業のキーワード |
基礎運動技能、指導法、運動遊び、体力・健康、表現 |
学生の到達目標 |
1.各領域の内容と実践方法を修得し、学校現場で、自らの力で授業や作業を立案・運営できるようになる。
2.体育指導に必要とされる基礎運動技能を体得し、安全かつ効果的に実践・指導できるようになる。
3.運動実践と子どもの体力および健康の変化との関係性を理解し、説明できるようになる。 |
授業の内容 |
第1回 |
オリエンテーション・体力テスト・なわとび(目標1,2,3) |
第2回 |
体つくり運動の展開と指導法(模擬授業を含む)(1);体ほぐしの運動(目標1,2,3) |
第3回 |
体つくり運動の展開と指導法(模擬授業を含む)(2);体力を高める運動(目標1,2,3) |
第4回 |
陸上運動の基礎技能の修得および指導法(1);走・跳の運動遊び(目標1,2,3) |
第5回 |
陸上運動の基礎技能の修得および指導法(2);短距離走・リレー(目標1,2,3) |
第6回 |
陸上運動の基礎技能の修得および指導法(3);走り高跳び・走り幅跳び(目標1,2,3) |
第7回 |
ボール運動の展開と指導法(1);ゴール型ゲーム(目標1,2,3) |
第8回 |
ボール運動の展開と指導法(2);ネット型ゲーム(目標1,2,3) |
第9回 |
ボール運動の展開と指導法(3);ベースボール型ゲーム(目標1,2,3) |
第10回 |
表現運動の基礎技能の修得および指導法(1);リズム遊び・リズムダンス(発表会)(目標1,2,3) |
第11回 |
表現運動の基礎技能の修得および指導法(2);創作ダンス・フォークダンス(発表会)(目標1,2,3) |
第12回 |
器械運動の基礎技能の修得および指導法(1);マット運動(目標1,2,3) |
第13回 |
器械運動の基礎技能の修得および指導法(2);鉄棒運動(目標1,2,3) |
第14回 |
器械運動の基礎技能の修得および指導法(3);跳び箱運動(目標1,2,3) |
第15回 |
器械運動の基礎技能の修得および指導法(4);総合実技(目標1,2,3) |
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予習・復習の内容 (毎回90分程度) |
予習 |
毎回の授業で扱う各運動領域の目標と内容について、学習指導要領を読んで理解して授業に臨むこと。
以下に運動領域の予習について記す。
体つくり運動(第1-2回):模擬授業の指導案を作成および準備を行う
陸上運動(第3-5回):短距離、ハードル走、走り幅跳びの記録向上のポイントを調べる
ボール運動(第7-9回):授業で扱うボールゲームのルールと基礎技能を調べる
表現運動(第10-11回):指定された曲の創作ダンスをグループで作成し、発表会の準備を行う
器械運動(第12-15回):マット運動、鉄棒運動、跳び箱運動で扱う技のポイントを調べる |
復習 |
授業ノートを作成し、毎回の授業後にその日の授業内容(行った内容および指導法、ポイント、コツなど)およびそれぞれの運動領域で出された課題について、まとめて記載すること。授業ノートは最終的に提出し、評価の対象となる。
以下に復習の課題を記す。
体つくり運動(第1-2回):実践した模擬授業を振り返り、体育の指導方法を学ぶ
陸上運動(第3-5回):授業で撮影した短距離、ハードル走、走り幅跳びの自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる
ボール運動(第7-9回):授業で扱うボールゲームの簡易的なゲームの行い方をまとめる。授業で撮影した投球動作の自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる
表現運動(第10-11回):授業で行ったリズムダンスをマスターする。指定された曲の創作ダンスを個人で作成する
器械運動(第12-15回):授業で撮影したマット運動、鉄棒運動、跳び箱運動で扱う技の自分のフォームについて映像解析を行い、指導方法を調べてまとめる |
展開 |
各運動領域の内容について、実技と理論を織り交ぜながら授業を進める。小学校で行う体育実技を中心に行いながら、体育の指導法を学ぶ。 |
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成績評価 |
評価の基準 |
1.各領域の内容と実践方法を修得し、学校現場で、自らの力で授業や作業を立案・運営することができる。
2.体育指導に必要とされる基礎運動技能を体得し、安全かつ効果的に実践・指導することができる。
3.運動実践と子どもの体力および健康の変化との関係性を理解し、説明することができる。 |
評価の方法 |
実技試験 20%、授業ノートの内容 30%、発表課題(模擬授業および学習指導案を含む)の準備と内容 20%、授業に対する意欲・授業態度・提出物の提出状況 20%、準備の手伝い及び片付けなどの協力・協調性 10%。ただし、この比率は、若干変更する可能性もある。 |
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教科書 |
書籍名 |
小学校学習指導要領解説 体育編 |
著者名 |
文部科学省 |
出版社 |
東洋館出版社 |
価格 |
184円 |
ISBN・ISSN |
4491023751 |
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推薦図書 |
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参考URL |
文部科学省・小学校体育デジタル教材;https://www.youtube.com/user/mextchannel
文部科学省・小学校体育(運動領域)まるわかりハンドブック;http://www.mext.go.jp/a_menu/sports/jyujitsu/1308041.htm |
備考 |
授業内容については天候などで順番の変更はある。
ジャージ、Tシャツ、スポーツシューズ、体育館シューズなどの運動が可能で、かつ体育の教員と望ましい服装で参加すること。指輪、ネックレス、ピアス等の装飾品は危険であること、また教員免許取得関係の科目という観点から着用を禁止する。
円滑な授業運営をするため、1時限あたりの履修者数を 32名以内に制限することがある。また、体育科指導法A・Bは1時限あたりの履修者数が10名未満の場合は授業運営が難しいため開講しない。
第1回目に体力・なわとびテストを行うので、なわとびを持参し、運動のできる服装に更衣して体育館に集合すること。
体育科指導法Dは前年度以前に体育科指導法AもしくはBを履修し、評価が履修中となった者のみを対象とする。
連絡方法:教員からの連絡は、基本的にはUnavi.の教員マイページ>遠藤隆志>掲示板で行う。教員への連絡は授業で通知するEメールアドレスを利用して行うか、オフィスアワーに研究室に訪問すること。 |