植草学園 平成29年度シラバス

図画工作科指導法
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シラバス基本情報
授業科目名 図画工作科指導法
科目ナンバリング EET212
開講年度 2017年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 森高 光広
授業形態 演習
開講時期 前期・後期
登録コード
曜日・時限
A1079001 前期 金2
A1079002 後期 木4
教室
美術造形演習室
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-1 小学校教育の教科/指導法
4-4 小学校教育実践等
授業のキーワード 小学校図画工作科,教科指導法,教材研究,授業実践力
学生の到達目標 1.小学校学習指導要領「図画工作」の目標と内容に基づき,子どもの興味・関心を踏まえた教材研究や題材開発,学習展開のあり方、材料・用具の扱い方などを具体的に理解する。
2.学校現場の授業で実践できるための基礎・基本を学ぶ。
3.図画工作科に関する専門的な知識修得を図り,児童一人ひとりの表現を活かす図画工作活動の指導が出来るよう,授業者として基礎的な指導力を身につける。
授業の内容
第1回 オリエンテーション(授業に関する留意事項,準備等、小学校図画工作科の授業で学ぶこと)(目標1)
第2回 体験!図画工作①木工・体験!図画工作②「造形遊び」(目標1)
第3回 授業の組み立て方について・体験!図画工作③教材研究(目標1)
第4回 安全指導A(課題提示)・体験!図画工作④発表(目標1.2)
第5回 安全指導B(手立ての研究)・体験!図画工作①木工・実技下絵(目標1.2)
第6回 体験!図画工作①木工・実技切断・学習指導の方法と教師の役割・模擬授業準備(目標2)
第7回 学習指導の方法と教師の役割の実際・模擬授業、「粘土の制作」(目標2)
第8回 模擬授業、学習指導の方法と教師の役割の実際・発表を踏まえ課題レポート作成① ;確認後返却(目標1)
第9回 演習①粘土遊び~導入の大切さを学ぶ、模擬授業指導案の作成(課題提示)・レポート作成②;確認後返却(目標1)
第10回 体験!図画工作①木工・実技やすりがけ・模擬授業・絵画指導準備(目標2.3)
第11回 体験!図画工作⑤絵画、アドバイスの実際(目標2.3)課題レポート③作成;確認後返却
第12回 小学校現場における図画工作科の役割(児童指導・他教科との関係も含めて)・課題レポート作成;確認後返却④(目標1.2.3)
第13回 模擬授業、学習指導の方法と教師の役割の実際・デザイン・課題レポート作成⑤;確認後返却(目標2.3)
第14回 演習②模擬授業、デザインに基づいた発表・課題レポート作成⑥(目標2.3)
第15回 まとめ~図画工作科における今日的課題について(道徳・言語表現との関わりも含めて)(目標1.2.3)最終レポート提出
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 第1回~第15回(共通)
テキストを読み進める
模擬授業・発表の準備をする
実技課題の準備、制作を自主的に進める
復習 第1回~第15回(共通)
配布資料を読み直す
テキストを読み進める
実技課題の制作を自主的に進める
模擬授業のまとめ、レポート課題を行う
展開 様々な題材の指導案(精案)を実際に書く
成績評価
評価の基準 1.小学校学習指導要領「図画工作」の目標と内容に基づき,子どもの興味・関心を踏まえた教材研究や題材開発,学習展開のあり方、材料・用具の扱い方などを具体的に理解できたか。
2.学校現場の授業で実践できるための基礎・基本を学べたかぶ。
3.図画工作科に関する専門的な知識修得を図り,児童一人ひとりの表現を活かす図画工作活動の指導が出来るよう,授業者として基礎的な指導力を身につけることができたか。
評価の方法 毎回の取り組みを含めた平常得点,提出レポートや模擬授業などの発表等で総合的に評価する。
レポート(毎回の振り返りを含めたレポートの合計 30%,課題制作30%) 60%,演習や発表,作品などをもとに授業の取り組みを踏まえた平常得点 40%の成績を総合する。
ただしこの比率は,実態に応じて最終的に若干変更する可能性もある。
教科書
書籍名 表現教育にはそんなこともできるのか―教師たちのフレキシブルなアプローチに学ぶ
著者名 鈴木幹雄・他編著、森高光広・他(著)
出版社 あいり出版
価格 2376
ISBN・ISSN ISBN-10: 4865550135
書籍名 小学校学習指導要領解説 図画工作編
著者名 文部科学省
出版社 日本文教出版
価格 87
ISBN・ISSN ISBN-10: 4536590013
推薦図書
書籍名 子どもの心に語りかける表現教育―多様なアプローチと発想を探る
著者名 鈴木幹雄・他編著、森高光広・他(著)
出版社 あいり出版
価格 23767
ISBN・ISSN ISBN-10: 4901903586
参考URL
備考 ・履修人数は,40名前後を原則とし、実技を交えた演習の内容を主とする。
・前期,後期の授業は同一内容を予定する。(演習課題等の一部変更はある)
・初等図画工作教育通論履修後に履修することが望ましい。
・小・特に限らず幼・保の学生も履修可能であり、内容に配慮する。
・実習の少ない学年に受講することが望ましい。
・受講人数や受講生の実習などの状況によって,また特別講師の都合により、演習や実技などのシラバス内容が変更することもある。
・小グループに分かれて模擬授業や実技をもとに発表がある。
・絵の具など準備に必要なものは授業で指示する。
・連絡等は基本的に研究室に直接来てください(火曜日以外の昼休み)
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