植草学園 平成29年度シラバス

国語科指導法
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シラバス基本情報
授業科目名 国語科指導法
科目ナンバリング EET206
開講年度 2017年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 戸丸 俊文
担当教員 浦野 俊則
授業形態 演習
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1073001 後期 月1
A1073002 後期 月2
教室
講義室12
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 2年次・3年次
免許・資格との関係
2年次3年次
小学校教諭: 必修必修
特別支援学校教諭: 必修必修
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-1 小学校教育の教科/指導法
授業のキーワード 授業方法論,指導法,言語活動の充実,学ぶ意欲
学生の到達目標 1.初等国語教育の目標や意義を正しく理解し,指導に必要な知識と技術を身につけることができる。(目標1)
2.国語科の教科書教材について,その分野や,内容の大体を理解できる。(目標2)
3.学ぶ意欲を向上させるための理論と実践の概要を理解できる。(目標3)
授業の内容
第1回 受講上のきまり・全体計画・ポートフォリオの作り方・評価について(目標3)
第2回 小学校学習指導要領解説国語編の概要,学習指導案作成の基本(目標1)
第3回 国語科授業の基礎基本,国語科教材研究について、模擬授業実施上の留意点(目標1,2)
第4回 「文章読解」指導の模擬授業計画Ⅰ・教材の見方(目標3)
第5回 「文章読解」指導の模擬授業計画Ⅱ・指導計画の立案の仕方(目標3)
第6回 「文章読解」指導模擬授業(目標3)
第7回 「作文」指導の実際(目標2)
第8回 「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」指導の実際(目標2)
第9回 「言語活動の充実」を意識した授業の概要を知る。(目標1,2)
第10回 「言語活動の充実」を意識した授業の指導計画作りと構想(目標1,2)
第11回 「言語活動の充実」を意識した授業の模擬授業の実施(目標3)
第12回 児童の学ぶ意欲を大切にした国語科授業の実際(目標2,3)
第13回 国語科ワークショップ授業の実際(目標1,2)
第14回 漢字・ノート指導,板書の構成、ポートフォリオによるまとめ(目標1,2,3)
第15回 授業全体のリフレクション。相互評価(目標1,2,3)
予習・復習の内容
(毎回90分程度)
予習 第2回:小学校学習指導要領解説国語編を読んでくる。
第3回:国語科の学習指導案をネット等で検索し入手し読んでくる。 
第4回:物語文の読解に関する授業計画(本時の指導)を考える。 
第5回:説明的文章の読解に関する授業計画(本時の指導)を考える。 
第6回:読解指導の模擬授業の準備をする。 
第7回:作文指導についての授業計画(本時の指導)を考える。 
第8回:伝統的な言語文化と国語の特質に関する指導事項についての授業計画(本時の指導)を考える。 
第9回:言語活動の充実を意識した授業の概要について調べてくる。 
第10回:言語活動の充実を意識した授業計画(本時の指導)を考える。 
第11回:言語活動の充実を意識した模擬授業の計画を準備する。 
第12回:児童の学ぶ意欲を大切にした授業について調べてくる。 
第13回:ワークショップ型の授業について調べてくる。 
第14回:ノート指導や板書計画等について調べてくる。 
第15回:授業全体を振り返る。 
復習 第2回:小学校学習指導要領解説国語編についてまとめる。 
第3回:学習指導案の書き方についてまとめる。 
第4回:物語文読解指導学習指導案の形態についてまとめる。 
第5回:説明的文章読解指導学習指導案の形態についてまとめる。 
第6回:模擬授業の振り返りをする。 
第7回:作文指導についてまとめる。 
第8回:伝統的な言語文化と国語の特質に関する指導事項についてまとめる。 
第9回:言語活動の充実に関しての授業についてまとめる。 
第10回:言語活動の充実に関する実践記録をまとめる。 
第11回:模擬授業の振り返りをする。 
第12回:学ぶ意欲を大切にした授業とは何かをまとめる。 
第13回:ワークショップ型の授業についてまとめる。 
第14回:ノート指導や板書指導についてまとめる。 
第15回:授業全体から、現場に出た際に役立つことについてまとめる。 

展開 第2回:小学校学習指導要領解説国語編について理解を深める。
第3回:国語科の学習指導案について必要な項目について理解する。 
第4回:物語文の読解に関する授業構成構成について理解を深める。 
第5回:説明的文章の読解に関する授業構成について理解を深める。 
第6回:読解指導の模擬授業を行い、授業のポイントを学ぶ。
第7回:作文指導についての授業構成について理解を深める。 
第8回:伝統的な言語文化と国語の特質に関する指導事項についての授業構成の理解を深める。
第9回:言語活動の充実を図るために授業構成について理解を深める。 
第10回:言語活動の充実を意識した授業の概要について理解を深める。 
第11回:言語活動の充実を意識した授業を行い、授業のポイントを学ぶ。 
第12回:児童の学ぶ意欲を大切にした授業についてのポイントを学ぶ。  
第13回:ワークショップ型の授業について、概要を知る。 
第14回:ノート指導や板書計画等について、概要を知る。 
第15回:授業全体を振り返り、国語科授業作りのポイントを考える。
成績評価
評価の基準 1,国語科教育の目標や意義について理解し、指導に必要な知識と技術を身につけることができたか。
2,国語科の教科書の内容と構成等について、内容のだいたいを把握することができたか。
3,学ぶ意欲を向上させるための、理論や方法について理解することができたか。

評価の方法 グループ活動への参加態度20%,指導案等の作成20%,ポートフォリオ30%,レポート30%
教科書
書籍名 文部科学省編『小学校学習指導要領解説 国語編』 
著者名 文部科学省
出版社 東洋館出版社
価格 定価125円 (本体価格116円)
ISBN・ISSN 978-4-491-02371-7
推薦図書
参考URL
備考 ○この科目を履修するためには、国語教育(言語教育)の基礎を学ぶ姿勢が必要である。
○グループ学習やディスカッションを多用し、幅広い知識を獲得できるようにする。
○連絡が必要な場合は、研究室6まで来室すること。
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