植草学園 平成29年度シラバス

初等算数教育通論
印刷用レイアウトを表示
シラバス基本情報
授業科目名 初等算数教育通論
科目ナンバリング EET105
開講年度 2017年度
科目区分 児童教育専門科目
科目責任者 京極 邦明
授業形態 講義
開講時期 後期
登録コード
曜日・時限
A1064001 火3
教室
さくらホール
卒業要件
発達教育学部:選択
単位数 2
配当年次・対象学生 1年次・2年次
免許・資格との関係
1年次2年次
小学校教諭: 選択選択
特別支援学校教諭: 選択選択
幼稚園教諭: 選択選択
保育士: 選択選択
理学療法士: 不要不要
授業内容・授業計画
ポリシーとの関連
ディプロマポリシー 4 資質・能力
カリキュラムポリシー 4-1 小学校教育の教科/指導法
授業のキーワード 算数教育の目標,算数科の内容,算数科の領域   
学生の到達目標 1 算数教育の目的,目標がわかる。
2 数と計算,数量関係の内容の仕組みがわかる。
3 量と測定,図形の内容の仕組みがわかる。
授業の内容
第1回 講義のガイダンス 算数教育の動向(目標1)
第2回 算数の教育的価値と算数科の目標 算数科における道徳教育の指導についてふれる(目標1)
第3回 算数的活動から算数科の目標に迫る(目標1)
第4回 算数教育の変遷を知る(目標1)
第5回 数の概念についての理解を深める(目標2)
第6回 加法・減法の意味と性質を知る(目標2)
第7回 国の乗法・除法の筆算の仕方について知り、筆算についての理解を深める-諸外国を例に-(目標2)
第8回 図的表現を生かして、小数・分数の乗法,除法の計算の意味と仕方を考える(目標2)
第9回 長さ、重さを例にして、外延量について考える(目標3)
第10回 速さを例にして内包量について考える(目標3)          
第11回 平面図形の見方・考え方を一筆がきを例にして、理解する(目標3)
第12回 立方体の展開図を例にして、立体図形と平面図形を関連付ける(目標3)
第13回 立体の分類を通して、立体図形の理解を深める (目標3)
第14回 比と比例・反比例から小中のつながりを考える(目標2)
第15回 表・グラフを通して資料の活用の仕方を知る(目標2)
予習・復習の内容
(毎回180分程度)
予習  基礎的な算数・数学の知識・技能を身に付けておく。授業の最後に次回の授業内容の予告をするので、キーワードにあたることについて、「指導要領解説算数編」及び調べておこう。さらに第5回から第15回については算数科教科書で、どのように記述されているかを見ておこう。
復習 第1回~15回(共通)その授業で扱った内容や問題について復習し、習得できるようにしておこう。特に、その授業で扱った内容や問題と関係する算数科教科書の記述を分析しておこう。また、振り返りシートで指摘された内容について、授業で配付された資料を使って見直しておこう。
展開  算数・数学科で取り上げる教科の内容の本質は何かということに問題意識をもち、新しい学習指導要領の中心的テーマである主体的・対話的で深い学びがどのように実現されようとしているのか調べておこう。
成績評価
評価の基準 1.算数の目標および史的変遷の要展について理解していること。
2.数と計算,量,図形などについての基本的な原理について知り、これを適用できること。
3.進んで問題に取り組み話し合いにも参加していること等を合格基準とする。 
評価の方法 振り返りシートへの記述の状況(20%) レポート(20%) 期末の筆記試験(60%)
教科書
書籍名 小学校学習指導要領解説 算数編
著者名 文部科学省
出版社 東洋館出版社
価格 238円+税
ISBN・ISSN 978-4-491-02373-1
推薦図書
書籍名 算数の力を育てる④
著者名 長崎栄三・滝井章
出版社 東洋館出版社
価格 2592円
ISBN・ISSN 978-4-491-02362-5
参考URL
備考
« シラバス一覧に戻る